狙え”春爆”!春のデカバスにはラバージグが有効だ。
産卵を控えたメスバスは、「ハイカロリー&スロー」なラバージグを好む。
春にグッドなバスを釣るなら、ラバージグは必須!!
もくじ
- 1 春にデカバスを狙うならラバージグで決まり!「ボリューム感&スロー」で50オーバーを掛けろ!
- 2 ハイカロリー&スロー!ラバージグは春バスの大好物
- 3 スポーニングを控えた春のデカバスは、ラバージグで狙え!
- 4 春のラバージグパターンの体験談
- 5 春爆を巻き起こせ!春のラバージグの選び方&タックル選び
- 6 ボリューム感重視で選ぼう
- 7 春のラバージグにおすすめのカラーは?
- 8 早春のジグ用タックル。合わせるタックル例
- 9 ラバージグ用ロッドはMH~Hパワーを選ぼう
- 10 おすすめのリールは、汎用性が高いハイギアリール
- 11 おすすめのラインは、強い・太いものを
- 12 まとめ:春はラバージグが有効!「ボリューム感・ハイカロリー・スロー」の三つ巴で春爆を狙え!
春にデカバスを狙うならラバージグで決まり!「ボリューム感&スロー」で50オーバーを掛けろ!
ハイカロリー&スロー!ラバージグは春バスの大好物
春のでかバスを狙うにはラバージグが効果的。
冬から春にかけての水温上昇に向けて、体力を回復させようとしているバスたちはまだ素早い動きに対応しにくいという傾向がある。
そのため、早春はスローなアプローチで誘ってやるのが基本となる。
スポーニングを控えた春のデカバスは、ラバージグで狙え!
春はバスたちにとっての一大イベントでもある「スポーニング(産卵)」が待ち構えているため、産卵を控えたメスバスに対してはボリューム感があるルアーが有効だとされている。
腹を空かせたデカバスにとっては、小さな小魚をちまちまと食べるよりも、ハイカロリーで捕食しやすい餌を狙った方が効率が良い…というわけだ。
そんなときに活躍するのがラバージグ。
●ラバージグは「ハイカロリー(ボリューム感)」なエサ
ラバージグには「ボリューム感・スローに誘える」といった特性があるため、春のデカバスを狙うにはうってつけのルアーなのだ。
春のラバージグテクニックについて、人気メディアアングラーでありながらレイドジャパン代表を務める金森隆志氏は以下のように語る。
具体的に3月のタイミングで大事になるのはどこのフィールドでもそうですが、カバーです。
カバーよりは日差しを避けられる場所というのが正確でしょう。
カバー、ウッドチップ、ゴミだまり、消波ブロックなど。
そしてそうしたスポットに撃ち込めるルアーですが、春は小さいのではなくボリューム優先。
大きくゆっくりと動かせて移動距離が短いルアーがベスト。これが早春に良い個体を獲るためのキーワードになります。
昔から言われていて分かりやすいのはジグ&ポーク。
近年であれば4インチ以上のホッグ系ワームのライトテキサスもしくはラバージグ。
使い方はスイミングも織り交ぜてただ落とすだけですが、フォールだけではなくてスイミングでも使うのが近年のでかバスを取るためのトレンドです。
(引用:「金森隆志の岸釣りQ&A50」71頁より)
春は移動距離をおさえつつ、ボリューム感があるルアーを使うのがベストだ…と金森氏は語る。
ここ近年はラバージグの中層スイミング(ジグスト)なども流行っているが、春のラバージグメソッドはデカバスを狙うための必須テクニックでもあるのだ。
春のラバージグパターンの体験談
僕の個人的な体験においても、春にラバージグを使って良い思いをしたことがある。
確か春一番クラスの強風が吹いていた日だと記憶しているが、スポーニングエリアに絡んだシャローで、ラバージグを使って50アップを釣ったことがある。
使い方は、リフト&フォールに加えてロングシェイク。
春バスにはラバージグが有効であると学んだ体験談だ。
春爆を巻き起こせ!春のラバージグの選び方&タックル選び
春に使うラバージグは、どんなものがおすすめか。
個人的な体験からきている「春におすすめのジグの選び方」と「ジグ用タックル選び」について解説していく。
ボリューム感重視で選ぼう
春バスを狙うキモは「ボリューム感」と「スロー」の2つ。
春用のラバージグを選ぶ際は、以下のポイントに気をつけよう
●ウエイトは1/4~1/2ozのものを選ぶ
→水深が浅いなら1/4oz。深いなら1/2oz。
中層スイミングなら3/8ozがおすすめ。
●ラバーの量が多いタイプを選ぶ
●トレーラーフックキーパーがあるものを選ぶ
●フックが大きいもの(ロングシャンク気味)を選ぶ
コンパクトで軽量な一口サイズのジグではなく、ラバー多めなデカめのジグを選ぶのがポイントだ。
さらに、トレーラーには大きなワーム(ポーク)を使うことになるため、フックが大きめのもの(ロングシャンク気味)を選ぶとフッキングミスしにくい。
春のラバージグにおすすめのカラーは?
カラーはお好きなもので構わないが、大まかにお伝えすると、以下のポイントを目安にすることで迷いにくくなるかと思う。
●水が濁っている、日光が少ない(暗い、マズメ時など)ならシルエットがはっきりする色を。
→ブラック、ブラック/ブルー、ブラック/レッド、グリーンパンプキンなど
●水がクリア気味、明るい時間帯ではナチュラル系カラーを。
→グリーンパンプキン、ウォーターメロン、ブラウンなど
個人的には「ブラック」一択!
ザリガニが多いフィールドなら、ブラック/レッドなど。
濁りが強いならブラック/ブルーなど。
カラーの違いによってそこまで釣果に差がないと感じることもあるので、色は好きなものを選んでみてほしい。
以下の記事におすすめのラバージグをまとめておいたので、よかったらこちらもチェックしてみてほしい↓
早春のジグ用タックル。合わせるタックル例
ラバージグにはブラシガードに加え、やや大きめのフックが搭載されている。
ジグタックルにはやや癖が強いセッティングが必要になるのだが、バランスが悪いとバラシやアワセ切れといったトラブルも増えるため注意が必要。
デカバスの上顎に確実にフッキングさせるためにも、タックル選びには慎重になりたい。
ラバージグ用ロッドはMH~Hパワーを選ぼう
ロッドパワーは最低でもMH(ミディアムヘビー)。
3/8~1/2ozくらいのボリューミーなジグ専用として組むなら、H(ヘビー)パワーは欲しいところ。
テーパーはエキストラファースト〜ファーストで、長さは7フィート前後あると良いだろう。
取り回し重視なら6.8~7フィート。フッキング性能&ピッチング距離重視なら7~7.5フィート。
→●価格帯別おすすめ21選!ヘビーバーサタイルに使えるバスロッドまとめ&選び方
おすすめのリールは、汎用性が高いハイギアリール
リールは32~34mm系スプールを搭載したバーサタイルなリールがおすすめ。
早春のバスは「チョンッ」といったついばむバイトも多いので、余分なラインスラックを素早く回収してフッキングすることが可能な”ハイギア”を使いたい。
→●【おすすめ14選】霞ヶ浦・野池などのオカッパリでバーサタイルに使えるベイトリールはコレ!
おすすめのラインは、強い・太いものを
「太いフックに強いロッド」といった組み合わせには、それ相応のラインを組みたい。
フロロラインなら最低でも16ポンド。20ポンドあると安心だ。
ナイロンラインなら最低でも20ポンドは欲しいところである。
PEなら56ポンド+リーダーはフロロ16~20ポンド。
→●【インプレ】シーガーの激安フロロライン「フロロマイスター」。320m巻きなのに格安、品質良しの釣り用ライン。
→●バス釣りのオカッパリでバーサタイルに使えるおすすめラインまとめ&選び方・考え方
まとめ:春はラバージグが有効!「ボリューム感・ハイカロリー・スロー」の三つ巴で春爆を狙え!
冬〜春にかけての低水温期に、ラバージグが効く!
「ボリューム感&スロー」なアプローチで、産卵を控えたデカバスを魅了しよう!
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