ガチ初心者向け|バス釣り用リールの使い分けと種類の基礎知識(リールの種類、サイズ、ギア比選びのコツについて)

「バス釣りを始めたいけど、どんなリールを選べばいいのかわからない」

こういったことでお悩みの人もいるかと思います。

当記事では、「バス釣り用リールの選び方」について紹介します。

この記事で紹介する基礎知識は一般論や僕の失敗談や体験談を含めたものになっています。

この記事を参考にしていただければ、大きな失敗をせずにバス釣りをスタートさせることができるはず…!

バス釣り用リールの選び方

バス釣り用リールを選ぶときは、以下の3つのポイントを意識しましょう。

:リールの種類

:リールの大きさ(番手)

:ギア比

1:リールの種類

バス釣り用リールは2つの種類があります。

スピニングリール:軽量ルアーの扱いに長ける

ベイトリール:重いルアーの扱いに長ける

「スピニングリール」のおもな特徴と用途

スピニングリールは、軽量ルアーを投げやすいのが特徴です。

ベイトリールでは投げ辛い、小さなルアーを投げることができる作りになっています。

ベイトリールに比べるとトラブルも少ないため、バス釣り初心者にもおすすめのタイプです。

バス釣りだけでなく、海釣りなどにも使い回しできるので、1台持っていれば何かと重宝するタイプのリールです。

「ベイトリール」のおもな特徴と用途

ベイトリールは、重いルアーの扱いに長けているのが特徴のリールです。

スピニングリールでは扱い辛いルアーを遠投できたり、障害物のなかから魚をゴボウ抜きできたり…といった感じで、パワーがあるのがベイトリールの魅力

ベイトリールのデメリットとしては、「バックラッシュ」の存在があげられます。

スピニングに比べ、ベイトリールはルアーを投げるのに技術が必要になるため、初心者だとトラブルに悩まされがち。

しかし、近年ではトラブルが少ないベイトリールも発売されており、ベイトリールはかならずしも初心者お断り!なものではなくなりつつあります。

2:リールの大きさ(番手)

バス釣り用リールの選び方のポイントで大事になるのが、「リールの大きさ」です。

リールには様々なサイズ(番手)がラインナップされています。

そのため、どれを選べばいいか迷いがち。

しかし実際は、バス釣りで使われるリールのサイズはごくわずかのものです。

スピニング リール:2000~2500番

ベイトリール:100~200番

「スピニングリール」のサイズ選びのコツ

近年のバス釣りで使われるスピニングリールの大きさは、ほぼ2500番一択になりつつあります。

しかし、個人の好みで2000番を選んだり、巻き取りパワーを重視して3000番を選ぶ人もいます。

サイズ選びの基準は、「ルアーの用途・釣種」がベースとなります。

バス釣りはそこまでパワーが必要な釣りではないため、だいたい2000~2500番を使うアングラーが多いです。

バス釣り初心者の人が2000番や3000番といったサイズを選ぶと、やや専門性が高すぎるサイズでもあるため、扱いにストレスを感じるかもしれません。

バス釣り用リールの選び方で迷ったときは、最もベーシックと言える2500番を選ぶのがおすすめです。

2500サイズなら、海釣りにも使いまわせるので便利です。

「ベイトリール」のサイズ選びのコツ

ベイトリールで使われるサイズは、ほとんど100~150番サイズがメインです。

100~150サイズであれば、オカッパリで使う頻度が高い10〜28g程度のルアーを快適に投げることができるため便利です。

200以上のやや大きいリールは、大きくて重いルアーの扱いに特化されていたり、巻き取りパワーに特化されているのが特徴です。

バス釣り初心者の人がバス用ベイトリールの選び方で迷ったときは、100~150サイズを選べばほぼ失敗しません。

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「最初の1台の選びかた」はこちらで読むことができます↓

3:リールのギア比

バス釣り用リールには、「ギア比」というものが設定されています。

ギア比とは、ハンドルを1回転させると、ラインを巻いてあるスプール部が何回転するかの比率のことです。

「スピニングリール」のギア比選びのコツ

スピニングリールのギア比は、ほぼハイギア一択です。

スピニングのローギアは、巻き抵抗が強いルアーを使う際に選ぶ人が多いギア比です。

スピニングのローギアは、巻き取り速度を上げたくないマスの管理釣り場で選ばれることもありますが、バス釣りではほぼ選ばれることがないギア比です。

バス釣りのスピニングリールの選び方で迷ったときは、ハイギアを選ぶことをおすすめします。

「ベイトリール」のギア比選びのコツ

ベイトリールにも様々なギア比がラインナップされていますが、以下のポイントを目安にするとわかりやすいです。

●巻き取りが速いほうがいいなら、ハイギア(7.1/8.1など)

●とりあえずの1台なら、ノーマルギア(6.2など)

●巻き抵抗の強いルアーを使うなら、ローギア(5.8など)

バス釣りのオカッパリで使うなら、6.2~7.1くらいのギア比がおすすめです。

6.2~7.1なら、ルアーをグリグリ巻き取る力もあり、ルアーを回収する速度もしっかりあるので便利に使えます。

近年は6.2/7.1などのハイギアが主流です。

5.8などのローギアは、「巻物ルアー」と呼ばれるタイプの釣りに使われることもあります。

また、8.1以上の超ハイギアリールを好んで使う人もいるため、ギア比選びに関しては個人の好みによるところもあります。

これからバス釣りを始めたいと思っている人なら、6.2~7.1くらいのノーマル〜ややハイギアが便利に使いまわせるのでおすすめです。

【ガチ初心者向け】バス釣り用リールの使い分け・選びかたのコツ|まとめ

バス釣り用リールの選び方について紹介しました。

この記事で書かれていることをおさらいすると、以下のようなものになります。

☆リールの種類

●スピニングリール:軽量ルアーの扱いに長ける

●ベイトリール:重いルアーが扱いやすく、パワーがある

☆リールの大きさ(番手)

●スピニング リール:2500番

●ベイトリール:100~150番

☆リールのギア比

●スピニングリール:ハイギア一択

●ベイトリール:6.2~7.1程度の、ノーマル〜ややハイギアが使いやすい

バス釣り用リールの選び方で迷ったら、上記のポイントを意識すると失敗しにくくなるはずです。

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