【立ち回りの基礎】バス釣りが釣れないときは「チェンジ(何かを変える)」!対処法4つ

今回は「バス釣りで釣れないときに試したい対処法」というテーマを元に、バス釣りの対処法・上達のコツを書いていこうと思います。

どれだけ釣れなくても、どれだけ下手くそでも、折れずに継続していけば絶対に釣れるようになります。

この記事が「一匹も釣れなくて辛い…」と悩み苦しんでいる人にとって役に立てれば幸いです。

バス釣りで釣れないときに試したい!4つの対処法

まずは「原因の究明」と「解決策」を練る

バス釣りで釣れないときの原因は、以下のような要因が考えられます。

■バス釣りで釣れないときの原因になりうる要素

そのエリアにバスが居ない(あるいは食い気のあるバスが居ない)。

アプローチが間違っている(ルアー、距離感、トレースコースなど)。

ポイント選びが間違っている。

「釣れないとき、結果が出ないとき」は、自分の判断・選択が間違っていることがほとんどだと考えることからスタートしていきます。

ただ、ブラックバスも僕たちと同じ”生き物”なので、100%の正解というものは存在しませんし、釣れないときは何をやっても釣れないので、釣り人側は「状況に応じた選択の精度」を高めていくしかない…というのが現状です。

しかし、ある程度のセオリーというか、大外ししない「安定感のある立ち回り」というのも存在するので、まずはバス釣りにおける立ち回りの基本を知ることが大切です。

思うような結果を得られないときは「チェンジ(変える)」すること

「釣果ば伸びない、魚が全く釣れない」という場合は、今やっていること・これまでにやってきたことを『チェンジ(変える)』しかありません。

結果につながらないことを惰性で続けていてもどツボにハマるだけなので、「何かを変える」のが手っ取り早い方法だと僕は考えます。

具体的には、以下のようなことを行うと良い結果に繋がりやすいです。

■釣れないときの「チェンジ(変える)」

エリアを変える

タイミングを変える(時間を置いてポイントに入り直す)

状況が変わるのを待つ(天候・水質が”変わる”のを待つ)

ルアーのアピールを上げる(ルアーの質を”変える”)

ギャンブル的な釣りを行うのも楽しいですが、もし釣果を求めたいのであれば、「今やるべきではない行動(やってはいけないこと、変えるべき要素)」をしっかり把握したほうが確実。

バス釣りで釣れないときに試したい対処法その1:【エリアを変える】

ポイントを選んだはいいものの、もしその場所にバスが居ないのであれば、いくら努力したところで魚が釣れることはありません。

いくら粘っても魚が釣れないときは、潔くポイントを変更する…というのは釣れないときの有効なテクニック。

ダメだったエリアで行った釣り(ルアー)は、他の場所に行けば生きる可能性があります。

数カ所回って「今日はこのルアーじゃダメなのかな?」と考えず、シチュエーションが違うエリアを選んでみると、ルアー選択が間違っていなかったと気づくことも。

「エリア移動」はバスフィッシングの基本。

1~2箇所だけで「今日は釣れない日だ」と諦めるのは早いです。他の場所に行けば、最初に選んだルアーでも釣れる可能性がある。

↓この動画の6分辺りで、有名アングラーの田辺哲男氏はバスフィッシングの基本的な立ち回り方についてこう語っている。

”『このエリアではダメだったけど、他のエリアならどうなの?というような見方をしていくのがバスフィッシングの基本ですよ(要約)』”

前半部分がめちゃくちゃ参考になるので、ぜひ見てみてほしい動画です。

バス釣りで釣れないときの対処法その2:【タイミングを変える】

「時間、天候、水質」などの”変化”を捉えることも大切なテクニック。いわゆる『タイミング・時合い』というやつです。

雑誌や動画などのメディアでバスプロ達がたびたび口にする「タイミング」とは、以下のようなことを指します。

■変化(タイミング、時合い)とは?

●雨が降り始めたとき。
●風が吹き始めたとき。
●水温に変化が生まれたとき。
●流れが発生したとき(水門の開閉、潮位の変化など)。
●水質が変化したとき(濁りが入った、クリアになった、など)
●時間が経過したとき(人がいなくなって時間が経過した後など)。

今自分が立っているポイントで釣果がなかったとしても、もしかしたら天候の変化などで魚が釣れるようになるかもしれません。時には”変化”が起きるまで辛抱することも大事。

雨が降ったときや、風が当たったときなど、今の状況とは違う何かしらの変化が生まれたときは、釣り人側にとってチャンスタイム。

天候がプア(変化がなく貧しい状態)なときほど、「外的要因の変化」はしっかり捉えたいところです。

 バス釣りで釣れないときの対処法その3:【状況が変わるのを待つ】

先述した「タイミングを変えてポイントに入り直す」と重なる部分ですが、何をやってもどこに行っても釣れないときは、思い切って『状況が変わるのを待つ!』と開き直るのもよいでしょう。

色んなエリアに行ってルアーを投げて、ライトリグまで投入して必死に誘ってみたけれど、全くバイトがない…といったときは、開き直る。

釣れない釣りをする。釣ろうとするのを一旦やめ、フィールドの情報収集を行う。

「今は釣れない時間。だから、その時まで戦略を組みなおそう」といった感じで休憩をとりつつ、戦略を立て直す時間を設けてみると、心身がリフレッシュしていい感じで再スタートできます。

釣れないときに何をする?

バスが釣れないときほどシンドいですが、まずは戦略を立て直すことが大切。

たとえば、

●魚のやる気が出る夕方(ボートなら15時くらい)くらいまで時間の経過を待つ。

●天候が変わるタイミングまで待つ。

●ほんの少しでもやる気のある魚が居そうな可能性のあるエリアで粘る。

上記のような感じで、「状況が変わるまで耐え忍ぶ」のも良いかと思います。

「自分の行動を変える」というよりかは、『何かが”変わる”まで待つ』といったイメージですね。

もし天候が全く変わらない、フィールドの雰囲気がまるで変わらない…というタフな状況でも、休憩を挟んだりするだけでメンタル的に切り替えができるので、新たな戦略が思いつくこともあります。

「人間の集中力が保たれるのは、長くて90分(大学の講義なども90分)」という意見もあるので、状況確認の意味も含め、90分ごとに少し休憩を入れてみるのも有効なテクニックだと思います。

息抜きにビッグベイト投げまくってみたり、トップウォーター で遊んだり、昼寝したり…といった感じで、ダメな時間帯をリラックスタイムとして活用するのも趣味性があって面白いデス。

バス釣りで釣れないときの対処法その4:【ルアーの”質”を変える】

ルアーに食いついてくるバスと出会うためには、アピール力の弱すぎるルアーを使っていると、釣れる魚と出会える確率が下がります。

逆に、アピール力が強すぎてもバスが引いてしまうので、釣れないときはルアーの”質”を変えてみるのも有効なアプローチです。

ただ、コロコロと頻繁に変えてしまっては状況把握しにくくなるので、「カラー、アクションの質、波動の調整」などを変えたほうがよかったりします。

参考までに、僕個人のルアーアピールレベル別の一覧を書いておくので、ルアー選びの参考にしてみてください。

■アピール力の強いルアーと、弱いルアーの一覧

【アピール大】
・スピナーベイト
・やや大きいクランクベイト
・ラバージグに大きいワームをつけた組み合わせ

【アピール中】
・スピナーベイト(ミドルサイズ)
・クランクベイト
・チャターベイト
・ややボリュームのあるワームを使ったリグ
・4インチ程度のワームをセットしたラバージグ

【アピール小】
・コンパクトなスピナーベイト
・スモールクランクベイト
・シャッド
・2.5〜3.5インチ程度のワームを使ったリグ
・スモールラバージグ

いきなりワーム!はNGになることも

バスがそのエリアに居るかどうかわからない場合、いきなりワームを投入するとバスと出会える確率が下がることも。

目の前にバスが目視できるなら、ワームなどアピールの弱いルアーを使うのは良い手段だと言えますが、バスがそこに居るかどうか全くわからない段階では、アピール力の高いルアーを使った方が「やる気がある魚」と出会える効率が上がります。

サーチ段階、フィールドの状況・情報を得ている段階では、ワームではなくハードルアーを使ったほうが得られる情報量が多めです。

「上手い人たちの真似をしてライトリグをやっているのに釣れない…」とお悩みなら、まずはアピール度のやや高いルアーを使って、ルアーを魚に見つけてもらうことを最優先にしてみるのも有効。

●シンプルな釣りを心がける。難しいことはやらない

バス釣り初心者の場合、シンプルな釣りを心がけたほうが学べるものが多いです。

たとえば、スピナーベイトやクランクベイト、ラバージグやテキサスリグといった、ややアピール力の高いルアーを軸にしつつ、バスが居そうなエリアを探していくことから始める。

バス釣りの王道的なスタイル(オールドスクールスタイルとも言う)ではありますが、僕個人としては「シンプルなバス釣り」が一番安定して釣れるとも感じます。

フィネスの釣りは、目の前にバスが居ないと釣れないんですよね。食わせる力は高くても、探す・引っ張る力は低い。

バス釣り初心者の方は、シンプルに以下のような立ち回りをすると良いでしょう。

ややアピールレベルの高いルアーを使って、まずは大雑把にバスの状態や、居るエリアを探してみる
↓↓
ある程度エリアが絞れてきたなら、どっしり腰を据えてライトリグなどスローな釣りも投入してみる。

こんな流れで取り組んでいくと、良い結果に繋がりやすいと思います。

バスがどこにいるか探している段階では、アピール力の強いルアーを使うのが王道。

元トーナメンターでありバレーヒル・ラッキークラフトなど有名メーカーと契約しているエキスパートアングラー・高橋洋一氏は、バス釣りで魚を探すときのプロセスについてこう語っています。

『ライトリグは、そこに魚が居るとわかっているのが前提の釣り。一般の人たちはテキサスリグやフットボールなど、シンプルな釣りを行って魚を探すことを心がけると良い(要約)』

↓この動画の32:32〜辺りから。

片倉ダム実践型講習会 -2/2(後半戦)

霞ヶ浦や広大な河川など、大きなフィールドで釣りをするときは、いきなりワームを使って食わせようとすると状況把握ができなくなることもあります。

まずはスピナーベイトやクランクベイト、ゆっくりの釣りならテキサスリグやラバージグなどやや強いルアーを使いながら、大雑把に魚の状態の傾向を掴んでいくと”変化”にも対応しやすくなります。

補足:野池とデカいフィールドの攻め方はまた別

小規模な野池など「そこに間違いなくバスがいる」と分かっているのが前提のフィールドで釣りをするなら、いきなりスローな釣りを行うのもアリ。

小規模な野池などで最初にアピールレベルの高いルアーを投げすぎてしまうと、バスが引いてしまう(スレてしまう)こともある。

小規模な野池では、アピールレベル中くらいのルアーをパイロットルアー的に投入してみて様子を伺うのも良い。

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バス釣りで釣れないときに試したい対処法4つ|まとめ

今回は「バス釣りで釣れないときに試したい対処法」を、僕個人の経験も含めて紹介してみました。

釣れないときは、何かしらの原因があり、「何かを変える(チェンジ)、変わるのを待つ」しか方法がないと僕は思っています。

思うような結果を得られないときは、自分がやっている行動・選択を変えてみることで、より多くの魚と出会うことができるハズ…!

●バス釣りはエキスパートを参考にすると上達が加速する

バス釣りは完全に独学でやっていると、早いうちに”壁”にぶつかりやすいです。

釣れないときは、上手いアングラーの立ち回りや考え方を参考にすると良い結果に繋がりやすいです。

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