【初心者向け】バス釣りに使う最初のロッド(1本目)は、自分の身長と同じくらいのものがオススメである理由。

バス釣りを始めたいけど、ロッド選びで迷っている」

「人気の6.10フィートロッドを買ってみたけど、キャストが全然決まらない

「いつまで経ってもキャストが上達しない

「6.10フィートのロッドを選んだけど、バス釣りが面白くないから辞めようか迷ってる」

もし上記のようなことで悩んでいる場合、自分の身長と同じくらいのロッドを選ぶのがおすすめだ。

自分の身長よりも長すぎるロッドを選んでしまうと、様々なトラブル・ジレンマが発生するので注意してほしい。

【関連記事】取り扱いやすいショートロッドをまとめた記事は、こちらからチェックできます↓

バス釣りに使うロッドで最初の1本は、自分の身長と同じくらいのものがおすすめ。

バス釣りガチ初心者が選ぶべきロッドの長さは?

「ルアーを投げたことがない」

「これからバス釣りをやってみたい!」

といったガチ初心者の方におすすめなのは、自分の身長と同じくらいのロッドである。

例えば、

身長が170cmくらいなら、5.8~6.3フィート程度。

小さなお子様や小柄な女性なら、5.6~6フィートくらい

こんな感じの少し短いロッドをおすすめしたい。

自分に合った長さを選ぼう。「人気のロッド」が必ずしも快適とは言えない

ひと昔前は、「初めてバス釣りをやるなら、自分の身長くらいのロッドを選ぼう!」というのが基本とされていた。

しかし、近年はアングラーに使われるロッドが長くなりつつあり、多くのwebサイトで「バス釣り初心者には6.10フィートのロッドがおすすめ!」といった意見も増えてきている。

もちろん、長いロッドには長いなりのメリットもある。

だが、デメリットを理解せず盲目的に「初心者には6.10フィート!」と決め込んでしまうと、想定していなかったトラブルが生まれやすいので注意したい。

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自分の身長よりも長いロッドを使うときに発生するデメリット

バスロッドには、

【自分の身長よりも長すぎるロッドを選ぶと、キャストを決めるのが困難になる】

という傾向がある。

人間工学的にも、

「腕を大きく開いた状態が、自分の身長とほぼ同じ長さになる。

これよりも長ければ取り扱いにくく感じ、短くなるほど扱いが簡単になる」

…的な文献をどこかで目にしたことがあるけど、正にコレだ。

長すぎても扱いにくいし、かといって短すぎるのもよろしくない。

ただ、長すぎるよりかは短すぎる方が、まだ救いようがある。

ショートロッド(短いロッド)には沢山のメリットがある

(画像はシマノ「ゾディアス158ML-2」)

短いロッドほどキャストを決めやすくなり、ロッドワーク(ジャーキングやトップ系ルアーの操作)も行いやすくなる。

が、ロッドが長くなるにつれてそういったメリットが薄らいでいく。

個人的には、キャストもままならないバス釣り初心者に対して、安易に「6.10フィートがおすすめですよ!」とは言いたくない。

…というか、ガチ初心者が6.10フィート以上の長いロッドを使うべきではない。

やや強気な発言だが、これは僕自身の失敗談からきている意見でもある。

初心者がロングロッドを使うことで得られるメリットは、ハッキリ言って少ない。

バス釣り初心者が長いロッドを選んだときに発生するデメリット

バス釣り初心者にロングロッドを使わせてしまうと、以下のようなデメリットが発生しやすい。

●キャストしにくい、キャストが決まらない、キャストを決めるのが難しい

●ロッドワークしにくい

●疲労感を感じやすい(精神的ストレスの増幅)

●魚とのファイトが難しい(ファイト時にラインテンション・ラインの張りを維持できなくてバレやすい)

●リール重量とバランスをとるのが難しい(合わせるリール選びが難しい)

上記のようなストレスは、短めのロッドを選ぶことで解消されやすくなる。

「最近は6.10フィートが人気で、この長さが定番!失敗しない!」

こんな言葉に惑わされないように、ロングロッドとショートロッドのメリット・デメリットは事前にしっかり理解しておきたい。

【関連記事】以下の記事の「バス釣りのオカッパリ用ベイトロッドを選ぶポイントは?おすすめの1本の選び方」にて、ロッド長の特徴を解説しています。参考にしてみてください↓

長くても6.6フィートまでに留めておきたい

ガチ初心者が最初の1本を選ぶ場合は、どんなに長くても6.6フィートまでに留めておいたほうが良い。

その理由は、前述した「バス釣り初心者が長いロッドを選んだときに発生するデメリット」でも挙げた、以下の理由が要因である。

【長いロッドを使用したときに発生するデメリット】
 

●キャストしにくい、キャストが決まらない、キャストを決めるのが難しい

●ロッドワークしにくい

●疲労感を感じやすい(精神的ストレスの増幅)

●魚とのファイトが難しい(ファイト時にラインテンション・ラインの張りを維持できなくてバレやすい)

●リール重量とバランスをとるのが難しい(合わせるリール選びが難しい)

近年の定番の長さである「6.6~6.10フィート」よりもかなり短いくらいの方がキャストの基本を早く身につけることができる。

6フィート前後くらいのやや短いロッドの方がキャストを決めやすいので、「どんどん上手くなってる!」といった成長の実感も得られ、モチベーションを維持しやすいのもメリット。

以下の記事に、「このロッドなら初心者が使っても大丈夫!」という短くて投げやすいロッドをまとめておいたので、よかったらコチラも参考にしてみてほしい↓

まとめ:バス釣りガチ初心者が6.10フィートを選ぶのは危険!自分の身長と同じくらいのものが扱いやすくておすすめです。

バス釣りガチ初心者の場合は、自分の身長と同じくらいの長さのロッドを選んでほしい。

もしあなたが、

「最近のトレンドは6.10フィート(ロクテン)だからコレにしよう!」

今売れているロッドは6.10フィートらしいから、これ選んでおけば間違いないっしょ!」

…こんな考えをお持ちであるなら、ロッド購入を再検討することをおすすめする。

売れているロッドが、必ずしもあなたの体格に合うわけでもないのだ。

●「じゃあ、どれを選べば良いの?」と迷った人は…

「そんなこと言われたって、どれを選べばいいのかわからないだけど…」という人は、以下の記事でまとめてある『5.6~6.6フィート』程度のものを選んでみて頂きたい。

以下の記事で紹介しているロッドを選んで頂ければ、最初のロッド選びで大きな失敗は避けられるハズだ。

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