【初心者向け】クランクベイトの使い方と、釣れない時の対処法

ハードルアーを使ったバス釣りを行うときに出番が多い、クランクベイト

ワームのようにエサっぽくないため、クランクベイトに対して苦手意識を持つ人もいるかと思います。

今回はクランクベイトの基本的な使い方と、釣れない時の対処法について、僕個人の体験談を含めて書いていきます。

クランクベイトの使い方

クランクベイトの最もポピュラーな使い方は、

【ただ巻き】

です。

ただ巻きとは文字通り、「ただ、巻くだけ」というもの。

クランクベイトはリールをグリグリと巻いているだけで、自動的に動いてくれます。

無心に巻いているだけでもそこそこ釣れますが、更に釣果を伸ばしていくためには、スピード感も大切になってきます。

ただ巻きを、3段階のスピードに分ける

クランクベイトの使い方で最もポピュラーであり、そして最も良く釣れる使い方がただ巻き

ただ巻きの使い方に慣れてきたら、巻くスピード(リトリーブスピード)を大まかに3段階に分けていきます。

「速い、中ぐらい、遅い」の3つの速度を使いこなしていくようなイメージです。

例えば以下のような感じで、リトリーブスピードを使い分けていきます。

●バスの競争心や威嚇を狙う、高速巻き

●バスの体調・活性を探る段階などで使う、ノーマル速度

●バスがルアーを追う元気がないときに使う、スローリトリーブ

初心者のうちは、まずはノーマル速度から手をつけていくのがわかりやすいのでおすすめです。

ちなみにノーマル速度のクランクベイトの巻き速度は、以下の動画が参考になります。

(リールのギア比にもよりますが)クランクを巻く速度が、思っていた速度よりもかなり速めだと感じた人もいるんじゃないでしょうか。

釣り人側が結構速く巻いたとしても、バスにとっては”ゆっくり泳いでいる速度”だったりするのが面白いところです。

クランクベイトはただ巻きするだけで良く釣れるルアーです。

しかし速度感を間違っていると、「何十時間も巻いているのに全然釣れない」といった悩みも生まれやすいルアーになりがち。

ですからクランクベイトを使うときは、速度感に注意しましょう。

最初はただ巻きを徹底する

クランクベイト初心者のうちは、ストップ&ゴー、ボトムコンタクトなどのテクニカルな使い方はしなくても良いです。

「投げて巻く」以外の動作に、できるだけ労力を注ぎ込まないのが上達するための基本です。

初心者のうちは難しいことはせず、できるだけ自分の釣りを簡単にしていきましょう。

慣れないうちは、シャロークランクを中層で泳がせるような使い方をしていくのがおすすめです。

ボトムノックなどはよく釣れるテクニックではありますが、初心者のうちは”根がかり”のリスクを回避するという意味も含め、中層ただ巻きの使い方をおすすめします。

どのようにただ巻きを使うか

クランクベイトは、ただ巻きだけでも良く釣れるルアーです。

しかし的外れな使い方、釣れない使い方をしてしまうと、効果を発揮しにくいルアーでもあります。

なので、クランクベイトのただ巻きをする時には、以下の点を意識するのが大切です。

:どこに投げるか?

:泳がせるコースを意識する

:速度

1:どこに投げるか?

クランクベイトを使うときに必ず意識したいのは、どこに投げるのか?というものです。

クランクベイトは適当に投げているだけでは中々釣り辛いルアーです。

なので、当てずっぽうに沖に投げまくったり、釣れる確率が低い場所に投げていると全然釣れません。

ですから、クランクベイトを使うときは以下の点を意識して、「どこに投げれば釣れるのか?」と考えながら投げましょう。

●バスがルアー(ベイト)を追い込みやすい場所(岸沿いなど)

障害物の近く

が当たっている場所

木々が水中に入っている場所(カバー

●バスが捕食活動を行う場所(フィーディングエリア)

これらを意識した上で、次の項目「ルアーを泳がせるコースを意識する」に繋げていきます。

2:泳がせるコースを意識する

クランクベイトを使ってバス釣りを行うときは、コース取りを意識することが超大事です。

コース取りを意識していないと、当てずっぽうに投げて、運が良かったら奇跡的に釣れる…というような博打の釣りになってしまいます。

なのでクランクベイトを使うときは、コース取り意識して”狙って”バイトを引き出すようなイメージを持つことが大切です。

コース取りを意識するだけで、本来なら釣れるハズだった魚を手にするチャンスが一気に増えます。

コース取りの例

例えば、護岸された野池に立っているとします。

以下のような場所でクランクベイトを使うとき、あなたならどのようなコースを巻いていくでしょうか?

(※季節、水温、水質はとりあえず考慮しないこととします。左右の岸には入ることができないものとします。絵が下手ですみません

クランクベイトのコース取りには正解・不正解はありませんが、例えば僕なら以下のように通します。

画像1

大体こんな感じです。

各立ち位置(数字)から投げる理由としては、だいたい以下のような感じです。

護岸・浅場に入っている魚がいないか調べるため。

岸際(浅場)に沿って巻いてくる。カバーと岸際が複合したピンについていないか探ってみる。

3:ブレイク沿いにいるかどうか確認してみる。

:”ブレイク沿い”ではなく、ブレイクに対して出来る限り”垂直”に巻いてみる。
さらに同じ立ち位置から、水中カバーを舐めるようにクランクを当てていく。

(水質がマッディなら50cm刻みくらいで。ステイン〜クリアなら50cm~1m刻みくらいでもいいかも)

逆サイドの岸際をチェックしてみる(このとき、もう一度違うコースから”護岸際に沿って”投げてみても良い)。

岸際に対して垂直ではなく、岸に沿ってクランクを泳がせてくる。
(岸に沿わせて泳がせると、バスがクランクを壁に追いやれるため捕食しやすい)

ブレイク沿いに流す。

:今度はブレイクに対して垂直に。

沖の方にはよっぽどのことがない限り、クランクでは通しません。

通したとしてもほんの数回程度…といった感じです。

もしバスが沖に浮いていたりボイルがあったり、何かしらのカバーがあるのであれば、多分しつこく沖にも投げます。

バス釣り初心者がやりがちなコース取り

ちなみに体験談・失敗談として、僕がバス釣り初心者だった頃は、以下のようなコース取りをしていました。

画像2

「とりあえずどこにいるかわからないから、沖に投げよう。あとは見えるものに向かって適当に投げよう」的なコース取りとも言えます。

(左:ガチ初心者の頃、右:今)

また、画像1のコース取りが立体的にクランクを巻いてきているのに対し、画像2の方は直線的。

しかも画像2の方はキャスト数も少なく、画像1に比べやや大雑把すぎるような印象です。

クランクベイトはスピナーベイトのようにアピール力が高くないので、結構細かく刻んでもバスをスレさせにくいルアーです。

なのでクランクベイトを使うときは、「バスにとってルアーを捕食しやすいコース取り」を意識しつつ、わりと細かく刻んでいくような使い方をしていきます。

バスがどのように着いているのか、どこに頭を向けているのかなども意識できると、より釣れる魚が増えていきます(妄想、想像、イメージでも十分です)。

もしあなたが、僕が初心者だった頃と同じコース取りをしているなら、今すぐ修正することをおすすめします。

クランクベイトのコース取り|まとめ

このような感じで、クランクベイトを使う前には一息つきつつ、「どんなコースで巻いて来ようかな」と意識することが上達するコツです。

これを繰り返すことで、クランクベイトで釣れる魚はグンと増えます。

ちなみに、コース取りには”水深”も絡んでくるのですが、初心者のうちは0.5~1.5mくらいまでの浅い水深だけ狙うのがおすすめです。

ミドル・ディープまで一気に手を出すと、狙う魚が絞りにくくなってしまうため釣れにくくなって挫折しやすいからです。

速度

クランクベイトのただ巻きの速度については前述しましたが、もう少し詳しく解説していきます。

クランクベイトの使い方を意識するときに大事なのが、速度感です。

速度感を意識するのは至って簡単。

自分の中で、巻く速度を3段階に設定するだけです。

●高速

●ノーマル

●低速

この3段階の速度感を意識するだけで、クランクベイトで釣れる魚は増えていきます。

高速巻きの用途

「あの場所にはバスが居そうだな」

「このエリアには必ずバスが居る!」

そう思えるようなシーンで、あえてクランクベイトを超高速巻きしたりします。

バスの目の前を高速で横切らせ、バスの縄張り意識・競争心・反射を引き出すようなイメージで使います。

高速巻きは、俗に言う「リアクションバイト」と呼ばれるような使い方にも適しています。

「遠くにいるバスにアピールさせる」というよりも、どちらかというと「そこに居るであろうバスに口を使わせる」といった方向で使っていきます。

また、水質がクリアーな場所や魚がスレ気味のフィールドでも、高速巻きが役に立つこともあります。

●横方向の動きに反応するけど、ゆっくり誘うと食わない

●ワームだと見切られる

こんなときには、クランクベイト の高速巻きが有効です。

↓【関連記事】野池でクランクベイト高速巻きを使って57cm釣った時の使い方↓

ノーマル速度

ノーマル速度は、以下のようなシチュエーションで使います。

●バスの居場所を探しているようなとき(サーチ段階

カバーに絡めた使い方をするとき

●先述した「どこに投げるか」のスポットで使うときに

個人的には、ノーマル速度は釣り始めのときなどに使うことが多い速度です。

その日のバスの活性を探ったり、水深を探ったり、横の動きに反応するかしないか…などをサーチするようなときに多様していきます。

●障害物に果敢に攻める

またノーマル速度は、クランクベイトをカバーに絡めた使い方をするようなときにも使います。

例えば、普通ならテキサスリグやジグを入れたくなるようなカバーに、あえてクランクベイトを投入します。

クランクベイトは障害物に対する回避能力が高いので、意外とスルスルとかわして泳いでくれます。

カバーに絡めた使い方をする場合は、テクニカルなことは一切せず、ノーマル速度のただ巻きオンリーで巻いていきます。

低速

低速リトリーブはあまり多用する速度感ではないのですが、低活性時や、ハイプレッシャーな状況などで役に立ちます。

バスの活性が低いときは、クランクベイトを追いきれないことが多々あります。

そこで、バスの体調に合わせるようなイメージで速度を緩めてあげるのです。

もしそれでも追いきれないのなら、ストップをかけてあげると効果的です。

「ストップ&ゴー」というアクションは、スローリトリーブとの相性も良いです。

慣れないうちは手を出さなくてもいいテクニックではありますが、スローリトリーブは野池のオカッパリなどでも効果を発揮する速度です。

スレた野池でクランクベイトを使って釣りたい人は、試してみてください。

クランクベイトで釣れない時の対処法

クランクベイトで釣れない場合は、以下のようなものが原因となっているかもしれません。

1:そもそもエリア選択自体を外してしまっている。

2:クランクベイトのアピール力の調整が出来ていない

3:クランクベイトを使用する時間そのものが短すぎる

ほとんどの場合、上記した要素から大きく外れていなければ、クランクベイトのただ巻きでバスを釣ることができます。

もし「年中巻きまくっているのに全然釣れない」と感じている人は、上記のようなことをしてしまっていないかチェックしてみてください。

1:そもそもエリア選択自体を外してしまっている

もしいくらクランクベイトを巻いても釣れない場合、狙っているエリア自体にそもそもクランクで食う魚が居ない可能性があります。

最高級の名作ルアーを使っていても、もし狙っているエリアに「クランクベイトに食ってくるバス」が居ないのであれば釣れません。

なので、もしクランクベイトで釣れない場合、そもそもエリア選び・場所選びを外している可能性を検討してみることをおすすめします。

釣れない場合、上記した「どこに投げるか?」の項目で書いた要素が含まれているエリアを選んでいきましょう。

2:クランクベイトのアピール力の調整が出来ていない

状況・バスの体調からあまりにもかけ離れたクランクベイトを選んでいませんか?

例えば以下のような感じで。

バスが低活性なのに、アピール力の高いタイプのクランクベイトを使う

●水が澄んでいる&無風で、派手ハデな強いクランクベイトを使う

●濁っていてバスがルアーを発見しにくいのに、小さなクランクベイトを使う

などなど、釣れない場合はもしかしたらアピール力の調整が出来ていないからかもしれません。

クランクベイトを選ぶときは、バスのコンディションや状況に合わせていくのが基本です。

3:クランクベイトを使用する時間そのものが短すぎる

クランクベイトで釣れない場合、使用する時間そのものが短すぎる可能性もあります。

クランクベイトで釣れない場合は、自分が大体どのくらいの時間巻いているのかチェックしてみましょう。

いきなり1日中巻き倒すのは大変ですから、朝マズメ1時間・夕マズメ1時間の計2時間くらいから始めていくのがおすすめです。

それでも辛い場合は、マズメ時30分間だけでも全然大丈夫です。

巻物はすぐには結果が出ない

クランクベイトのような巻物ルアーは、すぐに釣れるものでも無いので、ある程度の忍耐も必要なのが大変なところです。

メンタルが強い方・向上心が高い方なら、クランクベイトだけ釣り場に持っていって修行するのもおすすめです。

ちなみに僕は「今日は絶対にクランクベイトで釣るぞ!」と決意を固めた日は、クランクしか持っていきません(それはもう死ぬ気で1日中巻きまくります)。

また「クランクで釣れたら良いなぁ。あわよくばクランクで…」といった時でも、最低2〜4時間は巻き続けます。

「今日はクランクは無さそうだな」という日でも、巻物が好きなので最低でも1~2時間くらいは巻いちゃいます。

自分の脳に「クランクベイト=釣れるルアー」という刷り込みさえ刻んでしまえば、巻き続けるのが苦になりません。

洗脳しましょう。セルフ洗脳です。

クランクベイトハ、タダ巻キスルダケデ、誰ニデモバスヲ釣ルコトガデキマス…デキマス…。

「ハードルアーは釣れない脳」を、「ハードルアーでも普通に釣れる脳」に洗脳していくのです(笑)

そのためにも、まずはクランクベイトを使って、数多くのバスを釣っていきましょう。

一匹でも多く釣るためには、名作・定番のクランクベイトを使用するのが手堅い手段と言えます。

よく釣れるおすすめのクランクベイトを以下の記事にまとめておいたので、よかったらこちらもチェックしてみてください↓

【初心者向け】クランクベイトの使い方と、釣れない時の対処法|まとめ

今回は初心者さん向けに、クランクベイトの使い方・釣れない時の対処法について解説してみました。

クランクベイトはシンプルな使い方で釣れるルアー。

しかし狙いどころを間違えると、途端に釣れなくなるという奥深いルアーでもあります。

「クランクベイトで釣ってみたい!」

「クランクベイトが苦手」

こんなことでお悩みの人に、この記事が役に立つと嬉しいです。


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