バス釣りにおける「最高の巻物ロッド」についての考察

ちょいとばかしアクセス数を稼ごうと思い、グーグル検索の予測変換で出た「最高の巻物ロッド」について書いてみようと思ったのだが、この文章を書き出してすぐに「そんなの俺が知りたいよ」と思った。

ということで、わざわざこの記事を開いてくださった観覧者の方には申し訳ないのだが、「誰もが認めるパーフェクトな最高の巻物ロッドなど、存在しません」というのが、僕個人の意見になる。

僕自身も「これは完璧すぎる代物やで…」と感じるような最高の巻物ロッドには出会ったことがないし、そして今後もそんな”ラグナロク的な伝説のソード的存在”のロッドには出会えないのだろうなとも思っている。

なぜか?

その答えは非常にシンプルで、それは「人によって巻物に求める要素・好みが違う。使うルアーによっても、ロッドのテーパー・アクションやら、長さやら素材のベストが違うから」である。

●トレブルフックルアーと、シングルフックルアーは方向性が違う

しかし、巻物全般に特化されたようなロッドは数多く発売されている。

例えば、ノリーズの「ハードベイトスペシャル」だとか、ダイワの「ブラックレーベルLMシリーズ」だとか。

クランクベイト向けなら、グラス素材が含まれているもの(グラスコンポジット)や、グラス100%で作られているロッドなどもある。

だがしかし、そういった巻き物ルアー専門っぽいロッドを選んだとしても、「クランクのノリがいまいちだなぁ」だとか、「スピナベやバズのフッキングパワーが足りない…」といった感じで、どうしても不満に思う点も出てきてしまうのが現実だ。

正直、「コレ1本で全てのルアーをパーフェクトにこなす」というようなロッドは、存在しない。

ほとんどの釣りを50~80点くらい出せるバーサタイルなロッドは多いが、どれもが100%!…というような神がかり的なロッドは、(現時点では)無い。

一見パーフェクトに見える人にも、どこかしらに弱点・弱みがあったりする。完璧な人が存在しないのと同じように、完璧な商品も存在しないのである。

以前、超偉そうに以下のような記事を書いたので、よかったらこちらもチェックしてみてほしい↓

…これだけだとあまりにも不親切な記事になりそうなので、僕個人が考える「最高の巻物ロッド」ってどんな感じのものなのか、色々と考察してみる。

小難しいウンチクとか必要ないから、とりあえず何にでも使えるロッドを教えろ」という人は、以下の記事にバーサタイルに使えるロッドをまとめておいたので、そちらをチェックしてみてほしい↓↓

【関連記事】

バス釣りにおける「最高の巻物ロッド」とは

素晴らしい巻物ロッドに共通している要素は、一体どのようなものなのか。

■最高の巻物ロッドに求められる要素

1:トレブルフック系ルアーのノリが良く、それでいてシングルフックルアーのフッキングも決めやすいものであること。

2:リーリング時に、ルアーのアクションが自然であること(デザイナーの意図したアクションを再現できるものであること)。

3:「コレ、巻物がめっちゃ気持ち良いじゃん♪」という感覚を感じさせるものであること。

最高の巻物ロッドに求められる要素

1:トレブルフック系ルアーのノリが良く、それでいてシングルフックルアーのフッキングも決めやすいものであること。

上記の見出しを書いていて「こんなロッド絶対ないだろ」と思ってしまったが、トレブルフック系ルアーもシングルフック系ルアーも、しっかりこなせるようなバーサタイルなロッドは存在するのだろうか?

シングルフック系のルアーのフッキングは、極端な話、最低限バスの口にフックを貫通させるパワーがあるものであれば、どんなものでも構わないと僕が考える。

3/8ozスピナーベイトにMH~H程度のロッドを使ってもフッキング自体は可能。

バラしやすくなるのは別として、シングルフック系ルアーに求められるロッドの能力と、トレブルフック系ルアーに求められるものは、ちょっと志向が違うと僕は思っている。

●フックが「シングル」か、「トレブル」かによってベストなロッドは変わる

シングルフック系ルアー(スピナベやバズ、チャターなど)は、どちらかというと”掛けていく”タイプのルアー。

とりあえずバスの硬い口に、太いフックをしっかりフッキングできるレベルのパワーがロッドになければ話にならない。

トレブルフック系ルアーは、ノリがよくてしなやかで、バスのじゃれつくようなバイトさえ拾えるものが良いとされている。”ノセていく”感じの意識。

そんでもって、針先1本だけになったとしても、ファイト中に他のフックが再度フックアップするような弾力や、そういったギリギリのシーンでもバレにくい弾力も必要になる。

こんな感じで、トレブルフック系の巻物ルアーと、シングルフック系の巻物ルアー、両者に求められるロッド性能は、やや方向性が違う。

最高の巻物ロッドは、君自身の目で確かめてry

そのため、「クランクもスピナベも超高次元にこなせて、最高に素晴らしい巻物ロッドはどれ?」と聞かれると、申し訳ないが「そんなものはございません」としか答えられないのが本音である。

「好みに合うものを、君自身の力で確かめていけ!」といった感じで、ロッド探しの旅を続けていくしか、最高の巻物ロッドにたどり着く方法は無いのだ。

しかし、「どちらかに特化した巻物ロッドではないが、どちらをそこそこ無難にこなせる万能ロッド」はたくさんある。

クランクもスピナベも、最高!とまでは言い切れないけれども、「両方とも結構イケるじゃん!」と感じさせる巻物ロッドはたくさんある。

トレブルフックルアーは100点、シングルフック系ルアーも100点…というのはなかなか難しいが、「どちらも70~80点」というような優秀なロッドは、存在する。

例えば、以下の記事に書いたロッドがソレに該当する。

【関連記事】巻物ルアーを快適にこなす、最高なロッドのインプレ記事↓↓

2:リーリング時に、ルアーのアクションが自然であること(デザイナーの意図したアクションを再現できるものであること)。

ルアーは、デザイナー(製作者)が意図したアクションを再現するのがベストな使い方であるとされている。

例えば、Aというクランクベイトは、高速リトリーブで威力を発揮するように作られていたとする。

そういったクランクを使うのに、ベロンベロンで巻き抵抗に負けちゃうような弱いロッドを使うと、クランクのアクションはユルユルになって動きが大きくなってしまいがち。

プルプルっとタイトに動くように設計されているのに、合わないロッドを使ってしまうと、デザイナーの意図に反したルアーアクションが出てしまうのだ。

こんな感じで、Aというクランクベイトに超柔らかい巻物ロッドを使ってしまうと、ルアーデザイナーの意図したアクションを再現するのが難しくなる。

ルアーの使い方は、必ずしも製作者の意図したものでないといけないわけではないが、よりルアーの効力を発揮させたいなら、こういった部分も意識していきたい。

ルアー1つにとっても製作者の意図が違ってくるので、「全ての巻物ルアーを完璧にこなせる最高のロッドはどれ?」と聞かれると、そんなものはございません、となってしまう。

3:エクスタシーを感じさせるものであること。

これは僕個人の趣味嗜好になってしまうのだが、使っているときに「このロッド…エクスタシー…」と感じさせてくれるようなGoodフィーリングが有るか無いか?という点は、大事にしたいポイント。

巻物の釣りはとにかく手数重視・キャスト数重視なので、長時間快適に使い続けられるようなフィーリングがないと、とてもじゃないが巻き続けられない。

「投げて楽しい、巻いてて楽しい」と感じるロッドは、個々人によって違うため、「これこそが最高の巻物ロッドだ!」と感じられるものは、人によって様々なのである。

「巻物に最適!」と区切られているロッドでも、実際に使ってみると、ちょっと柔らかすぎだよな〜とか、巻物ロッドにしては硬すぎじゃね?と感じるものもある。

どのようなロッドが自分の最高の巻物ロッドであるかは、個人の体格や能力などによっても違うと、僕は考える。


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