ハーレーダビッドソン 2010年式FXDLローライダーの思い出インプレ。体験談

今から約2年ほど前、ハーレーダビッドソンの「FXDL”ローライダー”」に乗っていた。

過去の写真を掘り返していたらいろいろ出てきたので、少し乗車インプレしてみる。思い出インプレッション。

スポーツスターからビッグツインに乗り換えることを検討している人の参考になると幸いだ。

ハーレーダビッドソン 2010年式FXDLローライダーの思い出インプレッション

ハーレーダビッドソン「FXDL”ローライダー”」

僕が購入したのは2010年式のローライダー。

ラバーマウントされたツインカム96エンジンを載せており、停車中はドコドコと荒々しい鼓動感を作り出す。

速度をあげていくにつれ、鼓動感がスっと消えるのが印象的な大排気量クルーザー。

購入したキッカケ・動機

2013年式XL883Rからの乗り換えでローライダーを所有した。

FXDLを選んだ理由は「長年の未練・憧れを叶えるため」だった。

実は、過去にFXDWGワイドグライドに乗っており、乗車姿勢に不満を感じて手放した…という経験がある。

ワイグラを購入する際にローライダーも候補に挙がっていたのだが、ローライダーに対する未練を何年も引きずっていたのだ。

結局、ワイグラを手放すことにした。

ローンの残債を上手に工面しつつ883Rに乗り換え。

その後、ずっとローライダーに未練が残っていたので、思いを断ち切る意味で思い切って乗り換えることにしたのだ。

…が、結局1ヶ月程度でローライダーを降りることになった。

あまりにも早い心変わり。その経緯や理由を書いていく。

実際にハーレーダビッドソン「FXDL”ローライダー”」を所有してみて思ったこと

ハーレーダビッドソンFXDLローライダーを実際に所有してみて思ったことを挙げていく。

ビッグツインは所有感がハンパない

これまで、ビッグツインとスポ、どちらも所有したことがある。

スポーツスターからビッグツインに乗り換えると、その迫力やブランド感など、所有感を満たされる感覚がハンパなかった。

デカいタンクに描かれた「ハーレーダビッドソン」の文字。

いかにもハーレー!なド迫力の外見は、優越感や所有感をくすぐってくる。

また、大きな車格であることも相まって、信号待ち中などでも優越感を感じやすかった。

ただ、それは乗車期間がながくなるにつれ、幻想であったことにも気がついた。

停車中の鼓動感がハンパない

2010年式のローライダーはエンジンがラバーマウントされている。走行中は鼓動感が薄い。

しかし、停車中はエンジンだけでなくハンドルまで荒々しく揺れる。

それはもう揺れまくる。

ミラー外れるんじゃないの?と思ってしまうくらい、ドコドコドコドコ…っと鼓動感を演出してくれるのが気持ちよかった。

大体50kmくらいまでは”そこそこ”な鼓動感を味わうことができたと記憶している。

それ以上の速度域になってくると、荒々しさは静まり返り、日本車と同等のスムーズさを感じさせた。

ローライダーは、信号待ち、渋滞中でも”ハーレー感”を楽しませてくれる面白いバイクだった。

取り回しが大変

ビッグツインはとにかく車重が重い。

300kgを越す巨体は、細かな取り回しを必要とするシーンでは障害となりがちだった。

「プチツー」や「お買い物」などに使うのも、気が重くなりやすい。

スーパーやホームセンターに買い物に行こうとしたときなどは、駐輪場のスペースに気をつかわねばならず、取り回しが大変だった。

取りまわしに関してはすぐに慣れてしまうので、人によっては問題にならない部分ではある。

力を持て余しがち

僕はどちらかというと街乗り派。

あまり遠出するツーリングに行かないため、1,000ccを超えるハイパワーを持て余すことが多かった。

ビッグツイン系バイクは、高速道路の移動などではストレスが少ない。

しかし、停車・発進を繰りかえす日本の交通事情にはマッチしにくく、街乗りではストレスを感じやすい。

街乗りメイン、ツーリングはたま〜に…というカジュアルライダーだった僕にとっては、ビッグツインエンジンのハイパワーは持て余しがちになってしまった。

ハーレーショップのスタッフに、「高速道路に乗ることが多いならビッグツイン。街乗り派ならスポーツスターがおすすめですよ」とアドバイスされていたにも関わらず、同じ失敗を繰り返してしまう自分が恥ずかしい…。

ハーレー2010年式FXDLローライダーを乗り換えた理由

僕は現在、2003年式のXLH883スポーツスターに乗っている。

エンジンがリジットマウントされている車種で、鼓動感がダイレクトに尻に来るのが気に入っている。

リジスポに乗り換えた理由としては、以下のようなもの。

2010FXDLから’03XLH883に乗り換えた理由

●ケツにドコドコ来る鼓動感を体感したかったから
●街乗りメインだったから
●ツーリング頻度が低いから
●カジュアルに乗りたいと思ったから

ケツにドコドコ来る鼓動感を体感したかったから

2010年式ローライダーは素敵なバイク。

しかし、過去にSR400に乗っていた際の「鼓動感」が恋しくなり、その想いが乗り換えるキッカケとなった。

僕はこれまでに、2012年式FXDWGワイドグライド、2013年式XL883R、2010年式FXDLローライダー…という流れで(アホみたいなローンを組んで)ハーレー社のバイクに乗ってきた。

ただ、上記3車両からは、僕のイメージしていた「ハーレーっぽい鼓動感」を感じることができなかったため、結局は旧車にたどり着いた…というワケだ。。

近年のインジェクション車は鼓動感が希薄だということを痛感。

もうエボに乗り換えるしかないんじゃないかという気持ちが湧き、エボスポに乗り換えた。

街乗りメインだったから

先述したが、僕は毎週遠出したり峠に通い込むようなガチ系ライダーではない。

たま〜にちょい遠出ツーリングして、基本は街乗り…といった「カジュアルライダー」だ。

FXLDローライダーのようなビッグツイン系のバイクは持て余してしまい、乗り換えることに…。

ちょっと考えればわかることだったのだが、ローライダーに対する憧れの気持ちと”未練”があまりにも大きかったので、どうしても乗らなきゃ納得できなかった…という謎のこだわり。

カジュアルに乗りたいと思ったから

バイクにハマったキッカケは、ヤマハのSR400。

ということもあって、「ちょっと小洒落たファッションに身を包み、街を軽快に走る」みたいな乗り方が、僕のバイクライフの理想である。

完全なるにわかライダーなので、ハーレーのビッグツインを持て余してしまった…というワケでございます。

街乗り派には乗りこなせなかった、ハーレーダビッドソン 2010年式FXDLローライダーの思い出インプレッション|まとめ

ハーレーダビッドソン「ローライダー」に憧れて購入し、実際の体験談を書いてみた。

長距離派やツーリング好きな人なら満足するバイクだと思ったが、街乗り派の僕には乗りこなすことができなかった。

ただ、ハーレーならではの鼓動感や所有感、迫力などはビッグツインだからこそ体験できたいい思い出だ。

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