最近は「暑いから外に出たくない。釣りに行きたくない。日焼けするし」などと、ムダにコスメを気にする女の子のようことをほざいている僕ですが、面白いアニメに出会いました。
【 放課後ていぼう日誌 】です。
漫画原作のアニメなのですが、釣り人が観ても楽しめる内容なので、完全にハマっちゃいました。
『主人公のJK(女子高生)がひょんなことから、まるで興味のなかった部活に入ってしまい』…というよくあるパターンのアニメなのですが、コレが面白い。
何せ、田舎に住むJKが釣り部に入るというシチュエーションが良い。
爆発的ヒットになって、もっと釣り人が増えてくれたら嬉しいなぁと思ってるので、まずはこの記事で裏工作を開始していきます。
【公式動画】
■漫画版「放課後ていぼう日誌」はこちらからチェックできます↓
もくじ
アニメ「放課後ていぼう日誌」を観て、初心者だった頃の純粋な気持ちを思い出した
「放課後ていぼう日誌」とは
「放課後ていぼう日誌」は、熊本県が舞台の釣り系アニメです。
漫画原作で、漫画は現在6巻まで出ています。
「ていぼう部」と呼ばれる釣り部で活動する女子高生たちのお話。
基本はJKたちが堤防できゃっきゃウフフな展開ですが、細かい釣りの知識などはガチ系アングラーでもニヤついてしまう『釣りマニアでも楽しめるJKアニメ(マンガ)』となっています。
ていぼう部の活動モットーは「釣ったら食べる」なキャッチ&イート精神。
釣った魚は毎回必ず美味しく頂くのが彼女たちの流儀です。
”楽しく釣って、美味しく食べる”という釣り特有の醍醐味が表現されています。
漫画版に関しては、アマゾンでは1巻に200件以上のレビューがついていたりと、結構な人気を誇っています。
キャラクター紹介
完全にバスアングラー目線で登場キャラクターを紹介していきます。
●鶴木 陽渚(CV:高尾奏音)
都会から引っ越してきた主人公。高校1年生。
「生き物が苦手・残酷な行為が苦手」という、明らかに釣りに不向きなタイプの性格をしているが、『ていぼう部』に入ることで徐々に変わっていく。
手先がめちゃくちゃ器用なので、バックラッシュとかライン絡みのトラブルを余裕で解決する才能を秘めている。
多分フィネスな釣りが上手いタイプ。
意外と負けず嫌いなので、トーナメントとかでもイケそうなタイプかと思いきや、状況対応力はわりと低め。
「レッグワームのダウンショットリグをベイトフィネスで杭打ち」みたいな、小森嗣彦系の釣りをやらせてみたい。
●帆高 夏海(CV:川井田夏海)
主人公の幼なじみ。高校1年生。
主人公とは「ていぼう部」で再会する。
一見おちゃらけたタイプに見えがちだが、面倒見が良くて性格が明るいという、完全に”良い娘”。
得意な釣りスタイルは”ラン&ガン”。
じっとしていられない性格なので、巻物をやらせたら伸びそうなタイプ。
田辺哲男系、清水盛三系のスタイルをやらせてみたい。
●黒岩 悠希(CV:篠原侑)
「ていぼう部」の部長。高校3年生。
のんびりマイペースな性格で、面倒なことを嫌う性格をしている。
無駄がなくわかりやすい説明をするため、指導力が高い。
個人的に、アニメの声が結構ツボ。ややエロスを感じる。
釣りのスタイルは”回遊待ち・粘り”系。
釣果重視ではなく、釣り場のシチュエーションや空気感を楽しむタイプ。
バス釣りなら”トッパー”系、村上晴彦系。
●大野真(CV:明坂聡美)
「ていぼう部」の中間管理職。高校2年生。
「高身長で巨乳、控えめで優しい性格」というオタ御用達なスペック。
余裕でブヒれるが、シコり度合いは低め。
魚屋の娘で、鮮魚調理・加工のレベルが高く、釣りの知識や技術もズバ抜けている。
ルアーの遠投力、サイトフィッシング能力、キャスト技術、知識などなど、どれをとっても「君、プロだよね?」と言いたくなるスペックを持つ万能キャラ。
しかし、伝達力や解説力のレベルが低いのが弱点。
青木大介系の釣りをやらせたら普通に上位入賞しちゃいそうなので、サタン島田系のぶっ飛んだスタイルをやらせてみたい。
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「放課後ていぼう日誌」の感想レビュー、見どころなど
(画像:公式YouTube動画より)
田舎のJK達がメインのお話ですが、萌え要素自体はわりと少なめな印象です。
僕自身も釣りをする人間なので、細かな知識や用語などが出てくると「釣り人あるある」的な感じでとても楽しめます。
「キャストするときはスプールエッジをサミング〜」みたいなフレーズが出てきてニヤついたりします。
この釣具屋に貼ってあるロゴシールの元ネタはシマノだなとか、このショップはバス系の取り扱いは少なそうだなとか、あの雑誌の裏にディープクランクの広告が載っているぞ!とか、こういうマニアっぽい楽しみ方もできるので面白いです。
釣り自体の知識関連も結構リアルに描かれています。
「小アジを釣るためには太いフックと強いロッドじゃダメ!小さなフックと柔らかい竿が良い」…とか、わりとリアルガチな知識が詰め込まれてます。
「釣りには興味があるけど、ちょっとハードル高いんだよなぁ」と感じている人にもおすすめできそうな作品だと感じます。
●いち釣り人として、忘れてはならないものを思い出す
主人公の成長感も面白いポイントです。
主人公は「生き物が苦手&グロ耐性が皆無」という釣り人に不向きな性格をしているのですが、ていぼう部の活動を行っていくことで少しずつ変化していきます。
(画像:「放課後ていぼう日誌」公式PVより)
観覧中、最初は主人公のリアクションに対して「きゃあきゃあ言ってないでさっさとやりなさいよ」などとイラついたりすることがあったのですが…
彼女が(彼女達が)釣りにのめり込む過程を眺めていると、元々僕自身の中にあった『忘れてはならないもの』が浮き上がってきたのです。
それは、全ての経験が新鮮に感じた、釣り初心者だった頃の自分です。
アニメ・漫画を観覧中、「そういえば自分も釣り初心者の頃はこんな感じであたふたしたり、手探り状態だったよなぁ。たくさん感動して、たくさん悔しがったよなぁ」といった感じで、完全に初心を忘れている自分に気づいたのです。
ここ最近は「結果を出さなきゃ!上達しなきゃ!」などと焦って釣りをすることが多かったのですが、『放課後ていぼう日誌』を観ることによって、”初心忘るべからず”の精神を取り戻すことが出来つつあります。
●魅力的なキャラクターたち
「放課後ていぼう日誌」には、魅力的なキャラクターがたくさん登場します。
大野先輩の”釣りウマ感”は、観ていてニヤっとしちゃいます。
(引用:「放課後ていぼう日誌」1巻99頁)
長身の美人がルアーをビシっと投げる光景は、グッときちゃいます。
大野先輩の細かな仕草(サミングの調整による着水音の消去など)などは、釣り人から見ていても信用できるものだと感じます。
おっぱいが大きいのもポイント高し。
大野先輩は魚屋の娘という設定なのですが、僕自身も元魚屋の店員として働いていたこともあるため、勝手に好印象を抱いています。
たぶんそろそろ結婚します(脳内で)。
●キャッチ&イート精神
僕は主にルアーフィッシングをする釣り人ですが、釣った魚は大体リリースします。
しかし「放課後ていぼう日誌」の部員たちは、”釣ったら食べる”がモットー。
(画像:「放課後ていぼう日誌」公式PVより)
アジゴ(小アジ)を美味しそうに食べているキャラクター達を観ていると、こちらまで食べたくなってきます。
「久々にサビキ釣りでもやろうかね」といった感じで、海のエサ釣りをしたい衝動に駆られます。
「釣った魚の息の根を止めるのは、釣り人の定めと責任」というようなシリアスなシーンも出てくるため、見ていてウンウンとうなずかされます。
僕は釣った魚をシメることに対して罪悪感を感じちゃうタイプ。
なのでキャッチ&リリースの釣りばかりをやっていますが、そもそも釣った魚をリリースするのは人間側のエゴなんだよなぁ…と再確認することもできました。
●キャッチ&イートの喜び
●大野先輩のおっぱい
「放課後ていぼう日誌」は、釣り人として忘れてはならないものを思い出させてくれる貴重な作品だと感じました。
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まとめ:「放課後ていぼう日誌」は、釣り人が観ても(読んでも)超楽しめる作品なのでおすすめです
魅力的なキャラクターが堤防でキャッキャウフフ&わりとガチな釣りを展開する、「放課後ていぼう日誌」。
釣り人目線で観ても読んでも楽しめる作品になっているので、気になった人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、今ならアニメ「放課後ていぼう日誌」を無料で観覧することができます。
登録する必要がありますが、31日間のトライアル期間があるのでお得です。
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