目標を達するにはがんばらなければならない。これは周知の事実だ。
が、精神的な負担の強い状態が長引くと、いつかメンタルを病んでしまう。
趣味での息抜きを目的にしていたにもかかわらず、結果、”ソレ”で心を折ってしまうなんていうことも少なくない(体験済み)。
釣りはあくまで趣味。誰かと競うのもいいが、根本的な目的はあくまで”息抜き抜き”だということを忘れないようにしたい。
もくじ
【メンタル管理】頑張ると折れるほどほどに
ルアーフィッシングは精神的な負担が強いスポーツ?
ルアーフィッシングというスポーツは、なかなか精神的な負荷のあるアソビだ。
ルアーフィッシングは生き餌ではなくあえてプラスチック製のルアーを使うという、なんとも非合理的な釣りスタイル。
そのため、はっきりいって釣れる魚の数はそれほど多くない。
僕自身もルアーフィッシングをおこなうが、釣れない時間のほうが長いし、釣れない日があるのなんて当たり前だ。
長年釣りを続けているものの、ルアーフィッシングをとおして感じる精神的な負担は、年々増していっているように思う。
日本のバスフィッシングは競争性が高すぎ…?
とくに「ジャパニーズ・バスフィッシング」は、精神的な負荷を如実に感じやすいジャンルである。
かぎられたフィールド内に潜むかぎられた個体数を相手にするスポーツということもあり、とにかく競争性が高い。
ほかのアングラーとの兼ね合い(プレッシャーや立ち回り、クソったれなマウント取りなど)を考えなければならないことも珍しくなく、メンタルを病んでしまうアングラーもいる。もちろん経験済みだ。
狭い日本のフィールドにおいてバスフィッシングという遊びは、競争性もふくめメンタル的な負担が強くなりやすいということを忘れてはならない。
この状況を人間の世界にたとえるなら、たった一人の女の子に数十人、いや数百人の男たちが一斉にアプローチして競い合う…といったところだろうか。なんとも修羅な世界である。
メンタルが辛いときはルアーフィッシングから離れるのも手だ
本当にメンタルが辛いときは、バスフィッシングから身を引く(あるいは距離を取る)ということも視野に入れたほうがいい。
頑張らないと釣れない。
しかし、頑張っても釣れないときのほうが多い。
頑張りすぎるとメンタルを折ってしまいやすいので注意しよう。ときには頑張らない意志も大切にしたい。
頑張らない勇気。
息を抜く勇気。
手を抜こうとする意志。
これを忘れたときに、人は病む。経験済みである。
【メンタル管理】頑張ると折れるほどほどに|まとめ
ここ日本において、バスフィッシングという取り組みはストイックな趣味だといえる。
ただでさえ狭い日本、アメリカのように爽快感のあるスタイルで楽しむことは難しくなりつつある。
精神的な負荷がかかった状況が長引くと、もれなくメンタルを病んでしまうので注意したい。
頑張る時間と、息を抜く時間のコントロールは趣味を楽しむうえで忘れちゃならない。