【バス釣り】「クソつまらない取り組み」はやめたほうがメンタルに良い / 自分の残りの人生、あと何回釣りにいけるか考えたことはあるか

バス釣りはあくまで趣味だ。

それを生業とする人や、それで金儲けを企む人以外にとって、ほとんどの場合はあくまで”趣味”である。

クソつまらない釣りや、やっていて満足度の低い釣りは捨て去りたいものだ。

【バス釣り】「クソつまらない取り組み」はやめたほうがメンタルに良い

あと何回バス釣りに行けるか数えたことはあるか

以前、「生きているうちにあと何回バス釣りに行くことができるか」を考えたことがある。

僕の場合、せいぜいあと20年ほどだろうか。
フィールドへ週に1回足を運んだ場合、だいたい960回ほどになる。
月2回なら半分。480回しか釣りに行けない。なんということだ。

バスプロ・メディアプロなら1~3年間でとり返すことのできる釣行回数だろう。

残り500回の釣行、どんな釣りを楽しむべきか考えたら、「とりあえずクソつまらない釣りはやめたほうが良いな」という考えが浮かんだ。

やっててつまんねー釣り(義務)は捨てろ

本当はやっていてつまらない釣りや、自分のメンタリティを消耗させるような取り組みはやらなくていい。そう思うようになった。

残り少ないであろう「釣行チケット」を、クソ退屈でツマラナイものに浪費するのは時間の無駄なのでは、と。

若いころは、いつか自分が死ぬという事実と向き合わなかった。見て見ぬフリをしていた。

しかし、歳を重ねるにつれて、「あぁ、自分はそろそろ死ぬんだな」という実感が湧いてきた。

僕は幼いころに父親を亡くした。

そのときに、たとえ真面目に生きていたとしても、自分がいつ死ぬのかは定かではないと学んだ。

彼が亡くなったときの年齢は、今の僕とおなじだ。

僕は中身がほとんど中学生と変わらないのだが、こんな感覚を持ったまま死ぬこともあるのだと思うと、なんだか恐怖が湧くというよりも、不思議な気持ちになる。

僕が死ぬのはいつだろう。定かではない。いまから10分後かもしれないし、明日かもしれない。定かではない。

あなたが死ぬのはいつだろう。定かではない。

残りの人生、僕が釣りに行けるのは、せいぜい500回くらいだろう。

にもかかわらず、クソつまらない釣りをすることに意味はあるのか。

少なくとも僕は、自分を消耗させる釣りをするくらいならバス釣りなんてやめたほうがいいと思うようになった。
このご時世、ほかにも楽しいアソビはたくさんあるのだから。

義務で釣りをするな。仕事じゃない。まずは楽しんで遊べ。つまんねーなら辞めろ。これでいいではないか。遊びなんだ。

釣りに出かけたくないなら行かなくていい。

ほかの人が頑張って釣っているからといって、自分も!などとムリして釣りに出かける必要はない。

釣りが義務になったら、それは遊びではなく”仕事”だ。

一般人は「強み・好き」をひたすら伸ばしたほうがいい

以前、僕は憧れのバスプロを追いかけていた。

模倣することは大切だし、マネをして楽しむこともメンタルを保つうえでは大事なことになるから。

しかし、彼らのように”成ろう”とは考えるべきではない、と痛感した。

あくまで、「自分自身で在ろう」というスタンスで存在したいものだ。

あなたはどこまで上手くなっても、憧れのアノ人ではないし、アノ人のように成ることはできない。

近づくことはできるかもしれないが、身長・体重・生まれ育った環境・DND…など、絶対的にマネできない要素があるということに気づくべきだ。

自分らしく在れ。まずは本当の自分を受け入れ、認めよう。

自己否定からうまれる向上心は長持ちしないし、メンタルを崩しやすい。
ありのままの自分を受け入れることを忘れるべからず、だ。

自分のなかにルールを設けるべし

とはいえ、「この釣りじゃ絶対釣れねぇだろ…マジで無駄な時間だわ…」というメンタリティで釣りを続けるのも辛いものがある。

そこで、自分のなかでのルールとして、”食わせ”はどのラインまでにするかを決めておくといい。

たとえば僕の場合、ワームのサイズは4インチまでに設定し、それ以下の食わせ系ワームには手を出さない…みたいなルールを勝手に設けている。

正直なところ、極小ワームを使っているときのメンタリティは結構ヤバかったりする。

釣果を追い求めすぎるあまり、自分の目の色が変わっているような気配すらある。

ということで、せいぜい4インチカットテールや4インチグラブくらいまでかな…と。

自分のなかで、「どこまでならマトモなメンタリティを保っていられるか」のバランス取りをおこなうことは、正常なメンタリティを維持するうえでかかすことのできないポイントである。

まとめ:つまらない釣りに時間とエネルギーを使うのはメンタル管理においてふさわしくない

当記事で書いていることは、勝ちたい人や、”上”を目指しているストイックなガチ勢には当てはまらないだろう。

しかし、僕のようなバス釣り(あるいは魚釣り)を趣味として楽しみたいと考える人には、つまらない釣りは捨て去るほうがメンタル管理において適切かなと思う。

つまんねー釣りはやらんでええ。好きな釣りを伸ばせ。
好きな釣りで釣るための方法を考えたほうが、バス釣りはずっと面白い。

残りの時間、どこのパラメータに経験値を振るべきか考えたい。