ダイエット|「有酸素運動しているのに痩せない」ときに確認したい3つのこと

ダイエットで有酸素運動をがんばっているにもかかわらず、全然痩せない…

上記はダイエッターあるあるですが、僕自身も過去にこのようなことで悩んでいました。

しかし、コツを掴むことで確実にダイエットをすることができるようになったのです。

ただ闇雲に有酸素運動をしていれば痩せるのかというと、そうでもありません。

当記事では、「有酸素運動で痩せないときに確認したい3つのこと」を紹介します。

☆ライタープロフィール

【主な所有資格】

生涯学習財団・ヘルスケア財団・メンタルケア学術学会認定 『メンタルケアカウンセラー®︎』有資格者。

一般社団法人 ケアフィット推進機構認定『生活習慣病予防プランナー』有資格者。

ダイエット|「有酸素運動しているのに痩せない」ときに確認したいこと

有酸素運動をしているのに痩せない…というときは、なにかしらの間違ったことを続けているが原因だと考えられます。

ダイエットに有酸素運動を取りいれても痩せないときは、以下の3つのポイントをチェックしましょう。

有酸素運動で痩せないときの確認事項

●「カロリー設定」はあっている?

●「運動強度」はあっている?

●運動する「時間設定(どのくらい動くか)」はあっている?

カロリー設定はあっている?

ダイエットをするときの指針としてもっともポピュラーともいえるのが、「カロリー設定」です。

カロリー設定は、1日にどれくらい食べているかを知るための目安になります。

そのため、まずは『カロリー設定』がしっかり行えているかをチェックしましょう。

(画像:農林水産省公式サイト「みんなの食育」より引用)

カロリー計算や設定はさまざまな意見がありますが、個人的には農林水産省が発行しているカロリー設定がもっともわかりやすいかなと思っています。

>>農林水産省公式サイト「みんなの食育」を見てみる

「キープカロリー(現体重が維持されるカロリー)からマイナス300~500kcal」というルールを続けることで、ダイエットは成功します。

まずは「現体重維持カロリー」を知る

現体重維持カロリーとは、そのカロリーを摂り続けていても体重があがりもせず、さがりもせず…というキープカロリーのことです。

いわゆる「現状維持カロリー(現体重維持カロリー)」というものなのですが、ここを知っているかいないかによって、ダイエットの成功率は天と地ほどの差になります。

「有酸素運動がんばっているに痩せない!もうよくわかんない!」という人は、まずは自分がどれくらいのカロリーを摂ると今の体重がキープされるのかを調べることからはじめましょう。

●僕(30代男性、175cm、中肉中背)の場合を例にしてみる

たとえば、僕(30代男性、175cm、中肉中背)の場合、キープカロリーはだいたい2,000~2,200kcalくらいです。

前述した農林水産省のカロリー表や、ボディービルダーなどが提唱している計算式、さらには実体験などを参考にしながらいろいろなカロリーを摂り続けてみました。

その結果、2,300kcalだとやや太り、2,000kcal以下だと少し痩せていくかな…といったカンジでした。

ダイエットをするときは、だいたい1,500~1,800kcalくらいで続けていくと痩せていきます。

現状維持カロリーは人によってまったく違います。

そのため、有酸素運動で痩せないというときは、そもそも現状維持カロリー(現体重・キープカロリー)が間違っているという線も疑ったほうがいいかと思います。

ダイエットは、「消費カロリー>摂取カロリー」のルールさえ守っていればOK。

運動強度はあっている?

有酸素運動で痩せないというときは、「運動強度」があっているかという点もチェックしましょう。

運動強度とは、わかりやすくいうと「運動のキツさ」です。

ダイエットにおいて有効とされている運動強度は、以下のとおりです。

ダイエットをするときの運動強度の一例

負荷:中強度(ややキツいと感じる程度)
→キツさは主観で判断してOK

心拍数:安静時の1.5倍(100~120拍/分)

酸素量:最大酸素摂取量の50%

一般的な有酸素運動でたとえるとわかりやすいです。

たとえば、普通のウォーキングは低負荷(ゆるめ)の強度。

早歩きやスロージョギング、ちょっと軽くジョギング〜という運動なら中負荷(ややキツめ)。

わりとマジなランニングは強負荷(かなりキツい)。

…というように、ひとくちに「有酸素運動」といっても、そのバリエーション・負荷はさまざまなのです。

有酸素運動にこだわらなくても痩せる

ダイエットは「消費カロリー>摂取カロリー」のルールさえ守れば成功します。

有酸素運動は、あくまで消費カロリーをふやすための手段だと考えると、かならずしも行わなくてもよかったりする…。

ただ単にダイエットで痩せたいだけなら、以下のルールを徹底するだけでOKだったりします。

●キープカロリーを把握する

●食事の量を減らす(キープカロリーからマイナス300~500kcal)

●有酸素運動はやってもいいし、やりたくないならやめてもいい

「ダイエット=有酸素運動」という固定観念をもたれるダイエッターは少なくないと思います。

以前の僕自身もそのように考えていたのですが、有酸素運動にこだわらなくても痩せたという経験があります。

というか、いまでは有酸素運動を徹底することをやめています。

ムリして有酸素運動をがんばって1ヶ月で断念してしまうくらいなら、有酸素などやめてしまったほうがいい。

辛さを感じないレベルのウォーキング(という名の散歩)を続けるくらいでもぜんぜんOKです。

ダイエットを成功させるためのカギは、コツコツと継続することに在り。

続けられないダイエットよりも、続けられるダイエットに取り組んだほうが成功率はグンとあがります。

有酸素運動で痩せるための「時間設定」はあっている?

有酸素運動でしっかり痩せるなら、「どれくらいの時間おこなっているか」という部分もチェックしたいところです。

一般的に、ダイエットにおける有酸素運動をおこなう目安には、以下のようなものがあります。

ダイエット:有酸素運動をおこなう時間の目安

●中程度の負荷(速歩)
→1回15~30分を1日2回、1日1万歩

●頻度
→週3回以上

※消費カロリー
→1日160~240kcal

上記はあくまで目安ではありますが、「有酸素運動で痩せたい!」というストイックな取り組みをするなら、上記の数値がヒントになります。

有酸素運動をがんばっているのに痩せない!というときは、そもそもやる時間が少なすぎるか、負荷がキツすぎる(あるいは緩すぎる)のが失敗している要因だと考えられます。

【ダイエット】「有酸素運動しているのに痩せない」ときに確認したいこと|まとめ

「ダイエットで有酸素運動をしているのに痩せない…」というときに確認したい3つのことを紹介しました。

当記事をまとめると、以下のとおりです。

有酸素運動で痩せないときに確認したい3つのこと|まとめ

●「カロリー設定」はあっている?
→キープカロリー(現体重を維持できるカロリー)の計算は本当にあっている?
→「キープカロリー×有酸素運動(消費カロリー100~200kcalくらい)」だと、そもそも痩せるペースがめっちゃ遅い
 

●「運動強度」はあっている?
→ダイエットにおける有効な強度は「中負荷(ややキツいなと感じられるレベル)」
 

●運動する「時間設定(どのくらい動くか)」はあっている?
→例:速歩、中負荷を→1回15~30分を1日2回、1日1万歩、週3回以上

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