いきなり残念なお知らせになりますが、バス釣りをしている人の中には「ワームの釣りはダサい、セコい」と考えている人がおり、ワームを使っているだけで「セコい、弱気だ」と批判する人も少なくないです。
実は僕自身も、過去には「ワーム=セコい」というような固定観念がありました。
しかし実際に取り組んでいくとフィネス(技巧的)なワームの釣りは難しくて苦労した…という経験も。
【関連記事】関東の超ハイプレッシャーなフィールドで”ガチ”にライトリグに取り組んだ人なら、「セコ釣りなんて恥ww」という言葉は出てこないハズ↓
もくじ
- 1 ワームの釣り・フィネス・セコ釣りは「イージーモード」ではない
- 2 プロですら”難しい”と感じるワームフィッシング
- 3 「当たれば連発。外せば無」のワームフィッシング
- 4 【初心者向け】ワームの釣りについて。ワームの種類とリグ解説。繊細で技巧的なフィネスの世界。
- 5 ワームの種類
- 6 ワームを使用するための”リグ”の種類
- 7 バス釣り初心者が使うべき、ワーム6種類の解説
- 8 ストレートワーム
- 9 ホッグ・クローワーム
- 10 ホッグワームとクローワームの使い分け
- 11 ホッグワームの用途
- 12 シャッドテール
- 13 シャッドテールワームの主な用途
- 14 ギル型ワーム
- 15 ギル型ワームの主な用途
- 16 虫系
- 17 沈む虫と、浮く虫を使い分けよう
- 18 バス釣りのワームフィッシングに使用する「リグ」の解説
- 19 ノーシンカー
- 20 テキサスリグ
- 21 ネコリグ
- 22 ダウンショットリグ
- 23 ジグヘッドワッキーリグ
- 24 【初心者向け】ワームの釣りについて。ワームの種類とリグ解説。繊細で技巧的なフィネスの世界。|まとめ
ワームの釣り・フィネス・セコ釣りは「イージーモード」ではない
プロですら”難しい”と感じるワームフィッシング
以前、ノリーズのプロスタッフの伊藤巧さんに、ライトリグの入門に関してこんなアドバイスを頂いたことがあります。
ライトリグって馬鹿にされがちですけど、真面目にやってみると凄く難しいです”
「魚がいる場所を明確に見極められる技量を身に着けていなければ、いくらワームの釣りと言えども余裕でボウズを食らう」
…というのがフィネスの世界の難しいところでもあり、また魅力でもあるのかなと思っています。
僕個人としても、ワームを単なる「ボウズ回避の道具」として見るのはいささか安直すぎるのではないか、と考えています。
ワーム使ってもボウズを回避できないから、みんな困っているわけで。
また、とあるアングラーの著書に、ワームの釣りについて印象的なフレーズが書かれていました。
”ライトリグを侮ってはいけない。
小バスを釣るためのボウズ逃れアイテムなんかじゃない。あのキッカーフィッシュを獲るために。
ライバルより一歩先んじるために。常に更新されるジャパニーズ・フィネスの潮流は、いまやアメリカのトーナメントシーンにも影響を与えている。”
(引用:並木敏成のThis in バスルアー 頁45より)
これは人気アングラーの並木敏成さんの著書「並木敏成のThis in バスルアー」の一節ですが、実際にワームを使ったライトリグをやってみると、そのフィネス(技巧的)な世界観はとても奥深いことがわかります。
ワームは緻密な戦略の元に使うのであればセコくないですし、卑怯でもありません。
ワームの使い方をしっかりと身に着けていくことは、バス釣りを上達させる上で大切な要素であると僕は考えています。
「当たれば連発。外せば無」のワームフィッシング
ワームの釣りは追求すればするほど奥深く、「投げれば簡単に釣れる」というものでもないところが面白いです。
アピール力が低い分、遠くから魚を引き寄せるパワーがなく、一歩場所を間違えればアタリすらないことなど日常茶飯事。
ですが、ココだというピンスポットを導き出すことができれば、爆発的な釣果を生み出すことができるのもワームの釣りの魅力です。
釣り場の規模が大きくなればなるほどこの傾向は強まっていきます。
「使いこなせないうちはじゃじゃ馬で扱いにくいが、乗りこなせれば百人力」というフィネスの世界観…ワクワクします。
今回はそんな「戦略的なワームの釣り」に使う、『ワームの種類とリグ』を紹介していきます。
【初心者向け】ワームの釣りについて。ワームの種類とリグ解説。繊細で技巧的なフィネスの世界。
「ワーム」には様々な種類があり、ワームを使うための方法である「リグ」も数多く存在します。
ワームは各社からたくさんの種類が発売されていますから、ワーム選びは迷ってしまいがち。
初めてバス釣りに取り組んだ人は、メーカーが発売してるワームの種類の豊富さに驚いてしまうかもしれません。
しかし、用途や使い方さえ知ってしまえば、実際は使う種類は多くないのがわかるハズです。
ワームの種類
現代のバスフィッシングで使われているポピュラーなワームは、以下のようなものです。
・ストレートワーム
・ホッグ
・クロー
・シャッドテール
・ギル型
・虫型 ※各種ワームの画像は後述にて※
ワームの種類は6種類に分類することができます。
「グラブ」や「チューブ」などのワームジャンルもあるのですが、現在の日本ではあまり使われなくなったため、この記事では割愛します。
ワームを使用するための”リグ”の種類
そして次は「リグ」の種類。
・ノーシンカー(ワッキー)
・ネコリグ
・ダウンショット
・ジグヘッドワッキー
・テキサスリグ
ワームを使用するための「リグ」は、現在の日本ではこの5種類がよく使われています。
この他にも「スプリットショットリグ」や「キャロライナリグ」というものもあるのですが、やや扱いにくいリグなので初心者のうちは手を出さなくても良いでしょう。
バス釣り初心者が使うべき、ワーム6種類の解説
ここからは、ワームの種類とリグについて、もう少し詳しく解説していきます。
基本的には組み合わせは自由なのですが、バスフィッシングを始めたての内はオーソドックスな使い方をすると迷わなくて良いでしょう。
・ストレートワーム
・ホッグ
・クロー
・シャッドテール
・ギル型
・虫型
ストレートワーム
ストレートワームは、ワームの中で最も応用が効く便利なワームです。
余計なパーツもついておらず、棒状のようなストレート形状になっているのが特徴。
様々なリグに使いやすいため、バス釣り初心者の方はまずはココから入るのがおすすめです。
近年の日本ではネコリグ、ジグヘッドワッキー、ノーシンカーで使われることが多くなっています。
サイズは2〜10インチと様々ですが、よく使われるのは4〜5インチ程度のもの。
ストレートワームは多くのリグと相性が良いので、1つ持っておくと非常に便利なアイテムです。
ノーシンカー
ノーシンカーワッキー
ネコリグ
ダウンショット
ジグヘッドワッキー
テキサス、ライトテキサス
●まずはこのワームから入るのが基本中の基本
中でも、THE スタンダードとも言える超人気ワーム、ゲーリーヤマモト「カットテール4インチ」は、バス釣りをする人なら必ず持っておきたいマストアイテムです。
ノーシンカーリグ、ネコリグ、ダウンショットリグ、ジグヘッドワッキーリグなどなど、多くのリグに対応する汎用性が魅力。
このワーム1パックあれば、バス釣りはほぼ成立します。
カラーはグリーンパンプキンがおすすめ。
水が濁っていても澄んでいても使いやすいカラーです。
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ホッグ・クローワーム
エビのような形をしたワームがホッグ・クローワームです。
エビやザリガニなどの甲殻類生物を模したワームですね。
写真上がホッグ、下がクロー。
両者ともエビのような形状をしていますが、一番の違いは「手の形状」です。
クローワーム(写真右)は、手がヒラヒラしていて、落とし込む際にアピールされるような作りになっています。
対してホッグワーム(写真左)は、落下中にアピールしてくれるようなは付いていないことが多いです。
ホッグワームとクローワームの使い分け
ホッグワームとクロー系ワームの使い分けとしては、以下のような感じです。
●ホッグ→底で動かす
●クロー→落とし込みでアピールしたいときに使う
至ってシンプルな使い分け。
どちらを選べばいいか迷ったときは、ホッグワームから入るのがおすすめです。
ホッグワームでも落とし込む最中に食ってくるので、いろんな場所で使いやすいホッグワームから入るのがわかりやすいかと思います。
ちなみに、メディアでも大人気のバスアングラー・金森隆志さんは、自身の著書「金森隆志の岸釣りQ&A50」で、クローとホッグワームの使い分けについて以下のように語っています。
“ホッグワームは、僕の中の捉え方として、ボトムをズルズルと引いてくるための形状やパーツを持ったルアーです。
撃ち込んでフォールで獲っていくのがクローワームで、ズルズルと引いて誘うのがホッグワーム。”
(引用:金森隆志の岸釣りQ&A50パート2 頁136より)
このような感じで、
底で使うならホッグワーム、落とし込みで誘うならクローワーム
と使い分けるようなイメージを持つとわかりやすいです。
ホッグワームの用途
ホッグワームに使うリグは、以下のようなものになります。
●リーダーレスダウンショットリグ(直リグ、ゼロダン)
●フリーリグ
●ラバージグのトレーラー
応用として…
●ネコリグ
●ヘビーダウンショットリグ
ホッグワームは障害物周りで使うことが多いアイテムです。
なので、テキサスリグのような根掛かりしにくいリグを選ぶのが、最もポピュラーな使い方。
クローワームにも同じことが言えます。
小型のホッグを使った「ヘビーダウンショット」のような使い方もありますが、最初のうちはシンプルに「テキサスリグ・ジグのトレーラー」に使うと良いでしょう。
【関連記事】
ホッグワームを使ったワームの釣りをしたい人のために、以下の記事を作成しました。
楽しくて爽快な「カバー打ち」の世界を体験してみませんか?
シャッドテール
動かすと尾っぽがヒラヒラと艶かしく動いてくれるワームが、シャッドテール型ワームです。
シャッドテールはグラブと同じように尻尾部分にテールが付いており、巻いてくるとピラピラと尾っぽを振ってる泳ぐのが特徴です。
アメリカでは「スイムベイト」などと呼ばれているタイプのワーム。
巻いてくるとウネウネ〜とボディをくねらせながら尻尾をフリフリ動く。
とてもリアルなアクションなので、水がクリアーな場所や水生動物が多い場所などで効果を発揮してくれるワームです。
シャッドテールワームの主な用途
主な使い方としては、ノーシンカーリグになります。
こんな感じでフック1本だけ使用し、ベイトタックルで投げていく。
ベイトタックルで投げやすい重量なので、オカッパリアングラーにも人気のワームですね。
2~3インチ程度の小型のシャッドテールは、ダウンショットリグでよく使われています。
近年では、「ミドスト、ホバスト」といったテクニカルな使い方でも使われるようになってきました。
●トレーラーとしてのシャッドテールワーム
応用編としては、テキサスリグやラバージグのトレーラー、スピナーベイトのトレーラーなどにも使われることのあります。
スピナーベイトやスイムジグのトレーラーに5インチ前後のシャッドテールを組み合わせると、結構なボリューム感。
デカバスを狙うときに選ばれる使い方と言えます。
●オカッパリにおすすめのシャッドテール
シャッドテールワームの多くは、ブリスターケースと呼ばれる専用のプラケースに梱包されて店頭に並んでいます。
ワームのクセつき防止のための工夫なのですが、これがオカッパリアングラーにとっては厄介だと感じることも…。
こんな感じで、ケースそのまんまバッグに入れようとすると、超かさばる…。
かといって、ワーム単体でボックスにブチ込んでしまうと、クセがつく…。
「パッケージをハサミでちょんぎって分割収納すればいいじゃん」
と思われた方、とても鋭い。
分割して収納できるワーム、あります。
パッケージが分割できるシャッドテールを選べば、オカッパリバッグにもしっかり収納できちゃう。
パッケージが分割できて、針持ちが良く、そしてよく釣れるシャッドテールワームは、以下の記事で紹介しています。よかったらこちらもチェックしてみてください↓
シャッドテールワーム選びで迷ったら、まずはココから入るのがオススメです。
ギル型ワーム
ブルーギルの形を模したワームが、ギル型ワームです。
そのまんまのネーミングですが、ギル型ワームの最大のメリットは「大型が釣れやすい」といった部分にあります。
平たいため、落とし込む際に水の抵抗を受けやすく、円を描くように落ちていくように設計されています。
ギル型ワームの主な用途
ギル型ワームは、主に以下のリグで使用されることが多いです。
●ネコリグ
●トレーラー
ギル型ワームは落とし込むアクションが優秀であるため、テキサスリグは軽いウエイトの物を選ぶのがベストになります。
●ハードルアーのトレーラーとして
近年では、チャターベイトなどのトレーラーとしても扱われるようになってきました。
これが結構釣れるセッティングなんですよね。
ブルーギルを捕食しているフィールドで効果を発揮する使い方です。
【関連記事】
ギル型ワームを使用するなら、デプス「ブルフラット3.8」が基本。
超人気の品薄ワームなので、買えるときにまとめ買いしておくのがおすすめです。
虫系
虫系ワームはその名の通り、虫に模したワームです。
バスが虫を捕食することが増える、夏〜秋くらいにかけて活躍するワームです。
野池の場合は年中有効。
虫系ワームには様々な形状のものがあります。
モジャモジャとしたパーツが付いているものや、クモみたいなものや毛が付いてるワームなど、バラエティに富む。
沈む虫と、浮く虫を使い分けよう
虫系ワームには水面に浮くタイプと沈むタイプの2種類があります。
●浮く虫
水面に浮くタイプの虫ワームは、このように中空になっているものもあり、フッキング率が良い。
夏のバスは水面を意識する傾向があるため、浮くタイプの虫が効果的。
トップウォータールアー的な感覚で使う。
使マスバリを使ったノーシンカー、オフセットフックのノーシンカーなどで使用する。
●沈む虫(シンキングバグ)
キャスト後に放置すると、沈むタイプの虫系ワームもあります。
ボディにネイルシンカーを埋め込んで、フォールで誘ったりするような使い方に向いてます。
スモラバなどのトレーラーとしてもオッケー。
●虫系ワームの超王道は…
虫系ワームのハシリ的な存在の、バークレー「青木虫」。
浮く虫なら、ほぼコレ一択ですね。
沈む虫(シンキングバグ)は近年流行ったばかりなので歴史が浅めですが、人気なのはレイドジャパン「AVI 35」です。
シンキングバグはまだまだ発展途上のカテゴリーなので、他のアングラーと差をつけるのにもってこいのワームです。
バス釣りのワームフィッシングに使用する「リグ」の解説
ここからは、実際にワームを使用するための方法である「リグ」の種類を紹介していきます。
「ノーシンカーとかネコリグとかって、そもそも何なの?」という人のために、リグの用途や使い方を解説していきます。
●バス釣りに使用される”リグ”の種類
近年のバス釣りに使用されるリグは、以下のようなものです。
・ノーシンカー(ワッキー)
・ネコリグ
・ダウンショット
・ジグヘッドワッキー
・テキサスリグ
リグの種類は、用途やシチュエーションに合わせていくのが基本です。
「合わせていく」などと言うと小難しく感じるかもしれませんが、要は、
…な誘いを可能にするリグを選べばいいだけだったりします。
ノーシンカー
その名の通り、シンカー(重り)が無いリグがノーシンカーリグ。
ワームにフックを刺しただけのシンプルなリグ。
セットも簡単。
よく釣れて、操作も簡単。
オモリがないため、ワームを水中で最も自然に漂わすことができるのが最大のメリット。
フックの大きさ・太さによっても沈むスピードが変わるので、簡単なようでいて実は奥深いのがノーシンカーリグ。
●ノーシンカーの使い方
落とし込みに使っても良し!
底をズルズルと引いてきても良し!
基本は「落下させる&ズル引き」だけでオッケーです。
●ストレートワーム
●シャッドテール
●虫系ワーム
ノーシンカーリグに使うワームで最もおすすめなのは、ストレートワームです。
先述した「カットテール4インチ」などのワームが向いています。
テキサスリグ
ワームの先端に中通しオモリをつけたものがテキサスリグです。
障害物に引っかかりにくいので、ごちゃごちゃしたポイントに投げるならコレ一択です。
テキサスリグは先端が尖っているため障害物のすり抜けがよく、根掛かりしにくいのが特徴です。
オモリの重さを変えることによってワームのアクションの動き方が変わったり、障害物のすり抜けの良さが変わったりするのも面白い。
1.3~5gくらいの軽いシンカーを使ったものは「ライトテキサス」と呼ばれています。
バス釣り初心者の人は、ノーシンカーリグとテキサスリグの2種類を使い分けることから始めるとわかりやすいです。
●ホッグ・クローワーム
●ギル型ワーム
●ストレートワーム
●シャッドテール
障害物(カバー)周りで根がかりしにくいリグなので、ホッグワームやクローワームなどの甲殻類系ワームとの相性が良いです。
テキサスリグに使用するワーム選びで迷ったら、以下の記事が参考になるかと思います↓
ネコリグ
ワームの先端にオモリを挿入し、ワームの中央部にフックを刺して扱うのがネコリグです。
ネコリグのネーミングの由来は、ネコリグを考案した村上晴彦氏いわく、「根こそぎ釣れちゃうから、ネコリグ」とのこと。
オモリが先端にあるため、ワームの尻尾が持ち上がりやすい。
シェイクアクションをさせると、ウネウネと艶かしい動きをしながら底を這ってくるリグです。
ネーミングの由来通り、非常によく釣れるリグです。
何やっても釣れないときは、ネコリグをやり通すだけでも良かったり…。
●ストレートワーム
●ギル型ワーム
基本的にはストレートワーム一択です。
やはりゲーリーヤマモト「カットテール4インチ」がおすすめ。
【関連記事】ネコリグで使うフック選び↓
ダウンショットリグ
かつて「究極のセコ釣り」として紹介された、ダウンショットリグ(常吉リグ)。
考案者の村上晴彦氏が、あまりにも良く釣れるため「常に”吉”を出すリグ」として、常吉リグとして世に広めました。
現在ではアメリカにも浸透しており、「ダウンショットリグ・ドロップショットリグ・アンダーショットリグ、アンカーショットリグ」といった呼ばれ方をしています。
日本ではダウンショット、アメリカではドロップショットと呼ばれることが多いですね。
玄人ぶるなら「ドロップショット」と呼びましょう(笑)
●ダウンショットリグが釣れる理由
ダウンショットリグの一番の特徴は、「ワームの下にオモリが付いている」という部分です。
障害物にわざとオモリを引っ掛けて、同じ場所でずっとアクションさせられるのがダウンショットリグの優れた特徴です。
「ピンポイントでアクション→ノーシンカー状態でフォール」といった演出は、ダウンショットリグでしかできないアクションです。
また、オモリより上にワームがあるので、底から少しワームを浮かすことができるのも利点の1つ。
ピンポイントで、より自然に漂わしながら操作できるのです。
【関連記事】
●ストレートワーム
●小型シャッドテールワーム
●沈む虫系ワーム
●小型ホッグワーム
●ダウンショットリグに最もおすすめなワームは?
ダウンショットリグにおすすめなワームは、ゲーリーヤマモト「レッグワーム2.5」です。
コレだけ持っていればトーナメントでも何でもできちゃう神ワーム。
2.5インチという小型ワームであるにも関わらず、アピール力も強い。だから釣れる。
そういえば、以前、ノリーズのプロスタッフである伊藤巧さんに、ダウンショットリグにおすすめのワームを尋ねたことがありますが…
…と即答されていました。ノリーズのプロスタッフなのに…それだけ釣れるワームだということですね。
ダウンショットリグ用ワームに迷ったら、ゲーリーヤマモト「レッグワーム2.5」一択です。
【関連記事】レッグワーム2.5インチのダウンショットリグをやり込むなら、このロッドがおすすめです↓
ジグヘッドワッキーリグ
ワームの中央部分にジグヘッドを刺したのが、ジグヘッドワッキーリグです。
細かく動かすシェイクをすると、ジグヘッドがその場でパタパタと動き、ワームがウネウネと動く。
その姿は、まるでミミズさながら。
バスは年中ミミズを捕食しているので、1年中出番があるリグと言えます。
●パイロットルアーとしても優秀
真ん中にフックを刺すためワームが水の抵抗を受けやすく、水を強くかき回す力が強いため、アピール力も高いのがジグヘッドワッキーの魅力。
釣りのテンポもそこそこ速いので、バスを探しているような段階でも投入しやすいリグです。
●ストレートワーム
【初心者向け】ワームの釣りについて。ワームの種類とリグ解説。繊細で技巧的なフィネスの世界。|まとめ
今回は、個人的な体験談も含めた「ワームの種類とリグの解説」を書いてみました。
ワームもリグも種類が多いため迷ってしまいがちですが、もしわからない場合は、
この2種類から始めてみるのがおすすめです。
●ワーム・リグに合わないロッドを使っていると、トラブルが頻発します
ワームやリグに適切でないロッドを使用していると、トラブルが起こりやすいので注意!
合わないロッドを使うと、アワセ切れやライントラブル、しっかりフッキングできない・バラシが多くなる…といったトラブルが起こりがち。
せっかく掛けた魚を逃さないためにも、ワームに使用するロッドはしっかりしたものを選びたいところです。
以下の記事に、ワームの釣りにおすすめのロッドをまとめておいたので、よかったらこちらもチェックしてみてくださいね↓
【こちらもお役に立つかもしれません】