「巻物で釣れない」
「巻物が苦手」
「釣れなさすぎて、何時間も巻き続けるのが苦痛」
巻物ルアーを使っている人の中には、上記のようなことで悩んでいる人もいるんじゃないでしょうか。
僕自身、バス釣りを始めたばかりの頃、ハードルアーを使った「巻物の釣り」が苦手でした。
そもそも巻いても全然釣れないので、「こんなんやってられっか!」といった感じで、何時間も巻き続けられなかったんですね。
しかし、「あること」を意識し始めたのがキッカケで、今では半日〜1日くらい巻き続けても平気になりました。
そこで今回は、「巻物ルアーを長時間、巻き続けるための方法・マインド」を紹介していきます。
当記事が、「巻物が苦手、巻物で釣れない」という人の参考になると幸いです。
もくじ
巻物を長時間も巻き続けられない人は、「釣ろう」としない意識を持ちましょう。
長時間巻くコツ。巻物ルアーを巻き続けるための障害となる意識
スピナーべイトやクランクベイトを長時間、巻き続けるのに邪魔になりがちな意識があります。
巻物を何時間も巻き続けるのに障害となりがちな意識は、以下のようなものになります。
2:釣果・結果に囚われてしまう
1:いきなり「釣ろう」とすると、巻き続けられない
「さぁ釣るぞ!」と意気込んで巻物を投げてみたはいいものの、30分も投げ続けて「釣れないからやめようかな…」というのは釣り人あるある。
巻物を何時間も巻き続けられない人は、いきなり「釣ろう!」としてしまっているからかもしれません。
いきなり釣ろうとすると、目先の釣果に惑わされて巻物を巻き続けられなくなる可能性大。
「釣ろう!」という意識が、巻き続けるための障害となることがあります。
1日を通して釣りをする場合は、朝からいきなり「釣ろう!」とすると、1時間もしないうちに巻くのがシンドくなりがち。
巻物を長く巻き続けるためには、「釣ろう!」とする意識よりも、「巻物を使いつつ、各所を見て周る」という意識を持つことが大事です。
ちなみに僕の場合、「最悪、午前中に巻物ルアーを使っているときは釣れなくても良い」と思いながら投げていることもあります(笑)
「釣ろう」とするのではなく、「情報を得よう」とする意識を強く持っていると、投げ続けられる。
「釣るのは後。まずは状況を見て周ろう」くらいのゆとりを持って投げ続けると、釣れなくても心が折れにくくなります。
2:釣果・結果に囚われてしまう
目先の釣果に囚われていると、巻物を長く巻き続けられなくなりがちです。
『釣れた、釣れない」も情報の1つ』くらいの意識で、ただ淡々と(楽しみながら)キャスティングしていく、くらいの感覚を持つと、気負いせずに楽しく続けられます。
巻物を苦手としている人の中には、釣れないのは嫌だと感じる人もいるかもしれません。
しかし、先述しましたが、「釣りたい!釣ろう!ボウズになりたくない!」という雑念が、巻き続けることへの障害となってしまうこともあるんですね。
長時間も巻き続けられないという人は、一旦は釣果を置いておき、「情報の把握」のみに意識を集中させていきましょう。
「釣れなかったらどうしよう」という恐れ・不安を手放し、今やるべき行動に集中する。
釣れなくても良いので、各エリアを周ることで得られた情報を元に、次の手を打つ。
巻物ルアーの苦手意識を克服するためのコツ
苦手意識は、「巻物」を使う理由を意識するだけで克服できる
スピナーベイトやクランクベイトといったハードルアーは、30分〜1時間使っただけで簡単に釣れるルアーではありません。
しかし、巻物はキャスト数が多いということもあって、人によっては「こんなに投げているのに全然釣れない…」と思ってしまうこともあるかもしれません。
「巻物ルアーが苦手、長時間も巻けない」という人は、そもそもなぜ巻物ルアーを使う必要があるのかを考えてみると良いでしょう。
「巻物ルアーの役割・仕事」を知れば、目先の釣果に惑わされなくなる
巻物ルアーの苦手意識を無くすためには、「巻物系ルアーの役割・仕事」を理解することが大事です。
マキモノに対する解釈は色々ありますが、僕個人としての巻物ルアーの役割は「情報を得るため」だと思っています。
もちろん、「釣るための巻物」として使うときもあります。
しかし多くの場合は(6~8割くらい)、”情報を得るため”に使用しているような感じ。
6:4、7:3、8:2くらいで、「色んな場所をチェックしよう。情報を得よう」という意識の方が大きい。
別に釣れなくても構わない。
そんなことよりも、バスのコンディションやエリアの状況を見て周ることの方が大事だと思ってます。
「釣れた、釣れなかった」も情報の1つ。
釣れなかったのなら、それはそれで1つの情報。
活性の高い魚の有無も、情報の1つ。
巻物ルアーは、必ずしも「釣るためのルアー」として使うのが正しいわけではない、と思っています。
じゃあ巻物じゃなくてよくない?
はい、その通りでございます(笑)
エリアとバスの状況をサーチするのは、別に巻物を使用しなくたって構わないんですよね。
各々が「私はこのルアー(スタイル)だと情報を掴みやすい」と感じるものを使えば良い。
なので、僕は日によっては巻物でスタートせずに、テキサスリグやラバージグ、フィネスリグなどをサーチルアーとして使うこともあります。
気分、新調したタックルを試したい、タックルバランスを調整したい…などなど、その日の気分によって変えたりする。
ただ、テキサスやジグはアピール力が低い(遠くに居るバスに訴えかけるパワーが低い)ということもあるため、広い範囲を効率よく短時間でチェック出来るかというと…やはり難しい。
なので、結果的に、効率面を考慮すると「巻物」を選ぶことになる。
”巻物”を選ぶ理由を知ると、巻くのが苦しくなくなる
巻物ルアーを使う理由は、
●バスの目の前を通さなくても、遠くから引き寄せる力がある
●根がかり、ラインブレイクなどのトラブルが少ない
などなど、巻物ルアーは、主に効率面において優れているから選ばれることが多いです。
巻物ルアーは、必ずしも「釣るためのルアー」として使うのが正解というわけではなく、フィールドの情報を得るための効率を上げるために使用する感じ。
ちなみにコレ、小規模の野池などの場合には適用できない意識です。
小さい釣り場では、そもそもバスをサーチしたり、色んな場所の状況を見て周らなくてもいいことが多いんですよね。
小さい野池で、「まずは情報を得よう!サーチ!巻き物の秋!」みたいな意識でブン投げちゃうと釣れないので注意しましょう。
そのことについては以下の記事に書いているので、コチラも参考にしてみてください↓
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まとめ:巻物ルアーを長く巻き続けられない人は、「釣ろう」とする意識を手放すのが大事
巻物を長い時間巻き続けるコツは、
●いきなり釣ろうとしない
●目先の釣果・結果に惑わされないように
これらを意識し続けること。
スピナベやクランクは、30分くらい巻いただけでは中々釣れません。
なので、「巻物が苦手で釣れない…長く巻き続けることができない…」という人は、『釣ろう』という意識を一旦捨てることをおすすめします。
まず最初は、デコってもいいし釣れなくてもいいので、巻物ルアーの特性を理解していくことから始めていくと、スムーズに上達できるんじゃないかと思います。
どうしても釣れない!という人は、数を釣りやすいフィネス系なスピナーベイトを使うのも有効な方法です。
僕が巻物で釣れなくて苦手意識を持っていた時に救ってくれた、食わせ・フィネス系スピナーベイトはコレです↓
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