【梅雨のバス釣り】雨のメリット&個人的おすすめルアー

6月になると、いよいよ本格的な梅雨入りとなる。

ともない、雨の日に釣りをする人も増えるが、雨天時の釣行にはどんなメリットがあるのか。また、どう考えていけばいいいのか。

そこで当記事では、『【梅雨のバス釣り】雨のメリット&個人的おすすめルアー』を紹介していく。

【梅雨のバス釣り】雨のメリット

6月(梅雨)の雨はプラス要素になりやすい

6月に降る雨は、バス釣りにおいてプラス要素になりやすい。

季節や水温にもよるが、一般的にはプラス要素としてはたらきやすく、バスをキャッチしやすくなる天候である。

冷たい雨よりもあたたかい雨のほうがプラスになる。

バス釣りにおける雨のメリット

雨のメリットはさまざま。

たとえば、雨が降ることで水中の酸素が増える。

また、上流からフレッシュな水が入り、フィールドコンディションが良い方に向かい、さらに人的プレッシャーがやわらぐなどのメリットがうまれやすい。

バス釣りにおいて、雨のメリットはめちゃくちゃ多い。

●スレっからしの野池もチャンス

普段、流入量の少ないフィールドは酸素量が少なめ。

たとえば、インレットが少ない野池などは、雨が降るとフィールドの魚が一気に活性化されるなどの恩恵を得られる。

し雨が降ることでフィールドへの流入量が増えるため、フィールドが上向きになるというわけだ。

●雨の日のバスの動き

雨が降るとバスが浮きやすくなる。

表層のほうが酸素量が多いのでベイトフィッシュが浮きやすく、それにつられてバスも浮きやすくなる。

気温によってはボトムに入ることもあるけれど、よほどの冷え込みでないかぎりは、雨の要素はプラスになる。

ビギナーこそ、雨の日がチャンス

一般的なライト層・初心者さんたちは、雨が降っていと釣りにでかけようと思わない。

しかし、ガチ勢は雨が降っていると「よっしゃ、ラッキー♪次の釣行は期待できるかも!」と考え、いい結果を得ていることも多い。

まだ1匹もバスを釣ったことがない人や、バス釣りビギナーは、雨が降っているときこそ釣りに出かけたい。

きっといい思いができるはずだ。

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雨が降っているときのおすすめルアー・アプローチ

水面・表層系ルアー

(雨天時のバズベイトゲームは激アツ)

雨が降るとトップ系がアツい。

フィールドの酸素量があがり、魚が浮きやすくなる。

ただ、ペンシルベイトなどのアピール力の弱いトップは微妙かもしれない。

雨の影響でアクションがかき消されてしまう。投げるなら雨上がりか、小雨のときに。

個人的におすすめしたいのは、バズベイト、ウエイクベイト(表層系クランクベイト)など。

やや強めの中・大型ビッグトップウォータープラグも面白い。

個人的におすすめの表層系ルアー

●ノリーズ「ボルケーノ2」
雨の日の大本命。やや弱めのバズサウンドなので、バズで釣ったことがない人にもピッタリ。朝イチはまずコレから。

●O.S.P「バジンクランク」
雨の日の大本命その2。巻いてくると「コリコリコリコリ!」と軽快なサウンドを奏でる。バズベイトはストップすると沈んでしまうが、こちらは停止しても水面で浮いてポーズさせることができる。ストップ&ゴーで◎

●ノリーズ「ボルケーノグリッパー」
ボルケーノ2で弱すぎるかなと感じたらグリッパーの出番。やや強めのアピール力なので、水が濁っているときや、バスを遠くから引き寄せたいときに使う。飛距離が出にくいため、トレーラーワームをつけたほうがいい。

●DUO「レアリスバズベイト」
村田基氏が監修した、カッ飛び系バズベイト。関東の有名ハイプレッシャーレイクでも釣れる、超スタンダードなバズベイト。サウンド音量がちいさすぎず、大きすぎずでどこでも使いやすい。とにかく飛ぶ。

●レーベル「マグナムポップR」
名作「ポップR」のサイズアップ版。ボディサイズが大きいので、ポップ音もやや強め。スナップをつけると首振りアクション可能。雨が降っているときは、やや強めのポップ音で誘う。

●レイドジャパン「ブルタンク」

大型トップウォータープラグ。いわゆる「ノイジー」系に分類されるルアーで、超ハイアピールなサウンドとボディサイズ。濁ったときに最高。「ダッジだと弱すぎる」というときに。

●ヘドン「ビッグバド」
「濁っている。でもバスの動きが遅い(スピーディなルアーだと追いつけないっぽい)」というとき用。カチャコチャ音とスローな誘いで、雨の日の筆頭ルアーのひとつ。

巻物系ルアー

(雨上がりにクランクで釣った57cm)

雨が降っているときは、スピナーベイト、クランクベイト、チャターベイトなどをはじめとする「巻物系ルアー」も使いたい。

雨が降っているとバスの活性があがりやすく、ワームで時間をかけてネチネチとボトムを狙うよりも、巻物で幅広く探ったほうが効率的。

雨の日はバスが遠くからスッ飛んできてルアーにバイトしやすい(バイトゾーンが広い)。

たとえクリアウォーターでも、巻物系ルアーなどのハイアピールなルアーは有効になりやすい。雨の日は強気にいこう。

個人的におすすめの巻物系ルアー

【スピナーベイト】

●ノリーズ「クリスタルS シャローロール」

ご存じ、名作「クリスタルS」のハイアピール版。オリジナルよりもアピール力が強く、それでいてゆっくりリトリーブしやすい。濁っていたらコレ一発で勝負にいく。濁り×ウィンディサイドというタフな状況にもいい。

●ノリーズ「クリスタルS」

フィールドに風・雨・濁りがあったら、クリSの出番。シャローロールだと強すぎる、ディーパーレンジだと弱すぎる…というときに使う。要するに、なんでも屋。

●ウォーターランド「エンジェルスピナーベイト」

村田基氏が監修したスピナーベイト。強波動・強靭なワイヤーとフックという構成は、これぞスピナーベイトといった感じ。基本中の基本なスピナベ。よく飛ぶので入門用にもいい。濁ったとき、風があるとき用。

●エバーグリーン「Dゾーン」

エバグリの清水盛三氏が監修したスピナーベイト。極細ワイヤーでやや使いにくい印象を持たれるかもしれないが、意外と普通に使える。アピール力も強すぎるわけでもないので、タフなフィールドに雨が降ったら出番。

【クランクベイト】

●ラッキークラフト「L.C 1.5」

大森貴洋氏の右腕。やや強めのアピール力だが、雨が降っているならクリアレイクでも出番がある。が、本命はマッディ水域。根がかりしにくく、ハイスピードで巻いても動きが破綻しない超バランス。

●ダイワ「ピーナッツ2 SSR/SR」

¥600前後で変えるコスパ最強クランクベイト。根がかりに臆せず投げることができるため、結果的に釣れる。雨の日はSSR/SRのどちらかを使う。

●DUO「レアリスクランク Mライン」

村田基氏が監修したクランクベイト。アメリカのトーナメントでもウイニングルアーになった”本物”。ラトルボールがたくさん入っており、それでいてハイアピールな動き。マッディ水域に強い。とにかくカッ飛ぶクランク。ストレス解消にもいい。

【チャターベイト】

●ノリーズ「フラチャット」

世界一根がかりしにくいと噂されるチャターベイト。アピール力はそれほど高くないが、クリア〜ステイン水域に効果的。最近はギル型ワームをセットする「ギルチャット」が流行中。ギルパターンにもよし。

まとめ:雨の日はチャンス。強気にいこう

ハイシーズンに降る雨は、多くの場合プラス要素になりやすい

近年はフィールドのハイプレッシャー化が進み釣りにくくなっているが、雨の日こそ釣りにでかけたい。

「まだ1匹も釣ったことがない」「ハードルアーで釣ってみたい!」という人は、雨の日に出かけると良い思いができるかも…?

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