インプレ|ノリーズ「ロードランナー ストラクチャー ST6100MH」。エリートプロ・TAKU ITOが愛したライトヘビーバーサタイルロッド

ノリーズ「ロードランナーストラクチャーST6100MH」。

現在はストラクチャーNXSという新作が出ていますね。

今回インプレするST6100MHは旧モデル。

現6100MHとはテーパーなどが違うので比較インプレには使えない記事ではありますが、とりあえず実際に使ってみた感想を書いてみます。

インプレ|ノリーズ「ロードランナー ストラクチャー ST6100MH」

(画像:Amazon

ノリーズ「ロードランナーストラクチャー」は、ワームをより繊細に扱うことを重視してつくられたシリーズです。

エスケープツインの5~10gテキサスを超快適に使えるロッドがほしくなり、購入しました。

ST6100MHの公式解説文は以下のとおりです。

ST6100MH “1/4-3/8 RUBBER JIG & TEXAS” – Baitcasting Model

軽快に、正確にロングピッチを繰り返すことができるライト系ロングアイテム。

可能な限りディスタンスを取りたい透明度のあるレイクでのオーバーハングへのピッチングや、早いスイングでこそ可能になるバルキーベイト逆付けノーシンカーのスキッピングなどで活躍。

ロングディスタンスを保ちながらも、距離を感じさせない繊細なリグの操作を可能にしています。

カバーの中でもテキサスリグを思い通りにアクションさせ、しっかりと食い込ませるには最適のロッドです。

Baitcasting Model

Length(ft) / Total length(cm):6’10″ / 209cm

Piece:1、 Closed Length:209cm、

Line:12-16lb.

Lure:1/4-3/4oz.

Taper:Fast

Power:Medium-Heavy 

TOP Dia: 2.3mm

BUTT Dia.:11.9mm

Weight:147g

エリートプロ・TAKU ITO(伊藤巧)プロが愛用した名竿

ノリーズ「ロードランナーストラクチャー ST6100MH」は、アメリカのトーナメントに参戦中の伊藤巧プロが溺愛したことでも有名なロッドです。

ルアマガ企画「陸王」で活躍したロッドとしても知られています。

 
 
 
 
 
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コンセプト的にはスローダウンゲーム(ワーム)特化型なロッド。

しかし、ワイヤーベイトやスイムベイト、スイムジグ、チャターベイトなどにも◎

とても汎用性が高いため、オカッパリ用の1本としても使いやすいことが伺えるエピソードです。

実際に使ってみたインプレ|ノリーズ「ロードランナー ストラクチャー ST6100MH」

霞ヶ浦や野池のおかっぱり、レンタルボートなどで「ST6100MH」を使ってみました。

使用感のインプレを紹介します。

ワーミングに最適

ノリーズ「ロードランナーストラクチャー ST6100MH」は、ワームなどを繊細に扱うことを前提に開発されたモデル。

ということもあり、テキサスリグやラバージグ、デカネコなどを気持ちよく扱えます。

ロッド表記には「“1/4-3/8 RUBBER JIG & TEXAS” 」とあり、実際に~10gくらいまでのテキサス・ジグにピッタリでした。

10gテキサスだとややモタれるような印象もありましたが、オープンエリアであればそれほど気になりません。

10gテキサス・ジグは、ボトムカバーへの適度なタッチ感を感じながらアクションさせることができます。

もっとも快適なのは7gテキサス/リーダーレスダウンショットリグ。

下限はどれくらいなのかも調べてみました。

6.5インチカットテールのネコリグ(シンカー1.8g~)、5gヘビダン(エスケープチビツイン、パワーバランスなど)あたりが下限かなと思います。

5インチカットテールのネコは辛いものがあります。感知はできるけど、操作がアバウトになりすぎます。

ベイトフィネス用ロッドとして使うにはオーバーパワー。

全体的にしなやか

ストラクチャーST6100MHはミディアムヘビー表記ですが、全体的にしなやかな印象です。

シャッキリ感はあるものの、キャスト・ピッチングするときはロードランナー特有の”ボヨンッ”というバネのようなフィーリングを感じます。

思っていたよりもシャキっとした張りはなく、近年の日本製ロッドのなかではしなやかな作りの部類だと思います。

かといって、ワーム操作のときにダルさがあるかといわれると、そんなことはありません。

ボトムカバーにスタックしたときにはティップに適度な”遊び”を感じることができ、不必要にカバーを揺らすことなく、それでいてショートバイトもキャッチします。

ST6100MHは、キャスティングの気持ちよさとワーミングの細かな操作を両立させた、GOODなロッドでした。

シングルフック系ルアーにも◎

ストラクチャーシリーズはワーミング特化されたシリーズ。

そのため、ワーム専用ロッドだと受け止めがち。

しかし実際に使ってみるとシングルフック系ルアーへの適正も高かったです。

たとえば、1/4~1/2ozのスピナーベイト・チャターベイト・バズベイトなど、一本針のルアーなら気持ちよく扱えます。

ブランクスがしなやかなのでバラシも起きにくく、「コレ、スピナベ専用ロッドとしてもアリかも!」と感じました。小バスでもなぜかバレない。

ややグリップが長いので細かなキャストには向かないものの、オカッパリでのバーサタイルな1本としても楽しめるロッドですね。

中重量のハードベイトも背負える

上限はどれくらい背負えるのか試してみました。

実用範囲としては、だいたい35gくらいまでかなと。

レイドジャパン「ブルタンク(38g)」くらいまでなら普通に投げられます。

そのほか、ヒラクランクギル110F(30g)」や「ダッジ(28g)なども扱えます。

が、トレブルフックなので過信は禁物かもしれません。

【インプレ】ノリーズ「ロードランナー ストラクチャー ST6100MH」。エリートプロ・TAKU ITOが愛したライトヘビーバーサタイルロッド|まとめ

ノリーズ「ロードランナーストラクチャーST6100MH(旧モデル)」のインプレを紹介してみました。

オカッパリ用ロッドとしても優秀な1本なので、霞ヶ浦や野池でのライトヘビーバーサタイルロッドをお探しの人にはピッタリかと思います。

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