シマノ「SLX MGL」。
使い勝手がよくてお気に入りなのだが、少しキャストフィールを変えたくなったので、ヘッジホッグスタジオ「カッ飛びチューニングキットAIR」を入れてみところ、昇天した。
巻物に使ったらイキかけた。
もくじ
シマノ「SLX MGL」にカッ飛びキット(ベアリング)入れて”巻物”の釣りやったら気持ち良すぎて昇天した
これまでは、SLX MGL(HG)をおもにカバー撃ち・底物用タックルに使っていた。
しかし、巻物に使うとキャストの伸びがイマイチ…?
そこで、ヘッジホッグスタジオ「カッ飛びチューニングキット」を導入。
すると、「エクスタシーマシン(快感製造機)」が完成してしまった。
●セッティグ
ロッド:ファルコン「CLC-7M(ミディアムパワーのグラスコンポジット)」
リール:シマノ「SLS MGL(HG)」
ベアリングカスタム:ヘッジホッグスタジオ「カッ飛びチューニングキット」
ライン:フロロ16ポンド
ルアー:1/2ozクランクベイト(L.C1.5/KVD1.5など)
なんともアメリカかぶれというか、アメリカナイズっちゅーセッティングだが、ついに”オレのタックル”が完成したぞ!といった感じで、ほぼパーフェクトな仕上がりである。
ローダイダーCLC-7Mはリールのバランスが難しい…SLX(195g)くらいがベストかな?
このロッド、バランス選びがなかなか難しいのだが、マッチするとエクスタシィ。
キャストフィールが気持ち良すぎる
遠心力ブレーキならではの抜けるようなキャストフィールは、ベアリングを入れることでさらに伸びる伸びる。
さすがに5m~10m飛距離アップ!というスゲェ効果を得られるわけではないが、スプールの立ち上がりが良くなり、伸びる伸びる。
キャスト中にスプールが無重力になるかのような感覚が病みつきですわ。
この感じは…そう、ダイワ「S.Sエア」を使ったときのフィーリングに似ている。
S.Sエアはスプールレスポンスに優れるベイトフィネス専用リール。SLS MGLと方向性は違うけれど、なんとなく似ている…?
ベアリングカスタムは、巻物だけでなくカバー撃ちでのピッチングにおいても効果を得られる。
たとえば、テキサスリグやリーダーレスダウンショットリグでは、低弾道ピッチングをしなければ着水音を抑えることができないため、リールのレスポンスは重要だ。
カッ飛びベアリングを搭載することでスプールレスポンスが良くなり、ピッチング距離が伸びるのがうれしい。
ただ、カバー撃ち用タックルよりも巻物で遠投するときのほうが恩恵を得られやすいかなと。
「中・遠距離のポイントに向かって巻物をガンガン決めていく」みたいな釣りにはピッタリだった。
エクスタシー用(巻物用)タックルを組むなら、ベアリングカスタムは必須だと痛感中。
巻き心地は微妙
巻き心地はお世辞にも「チョー滑らかで最高!」とはいえない。
価格相応といった印象で、”並”程度だと思われる。
アンタレスやカルカッタコンクエスト、20メタニウムなどの上位モデルと比べるのは可哀想。
個人的にはほぼ気にならない。気になるほど悪くはない。
巻物はとにかく回数を刻む作業なので、巻き心地にはあまり意識が向かない。個人差あり。
SLX MGLは、「巻物にはシルキーなリールがいい!」という人には絶対におすすめできない。
グラスコンポジットロッドに合わせると、たまんねェ
グラスコンポジットのもちっとした弾力と、超スムーズなベイトリールという組み合わせ。
たまんねぇ。病みつきになった。
軽快なフィーリングでありながらもスプールからラインが浮き上がりにくいため、使っていてストレスがない。
バックラッシュが減る。ありがてェ
ミッドクランクなど、大きめのリップを搭載したクランクベイトを使うときに気になるのが、「バックラッシュ」だ。
空気抵抗のあるルアーを遠投してもスプールからラインが浮き上がりにくいため、バックラッシュしにくくなる。ありがてェ。