「youtubeを参考にダイエットしてるんだけど、全然痩せない」
「トレーナーの指示通りに食べているのに痩せない」
「カロリーをめっちゃ落としているのに痩せない」
上記のようなことで悩む人は多いんじゃないでしょうか。
もし上記のことでお悩みなら、『粗食ダイエット』がハマるかもしれません。
当記事では、「シンプルでスタンダードな食事でダイエットしたらどうなるのか。実際に試したら1ヶ月で3キロ痩せた」という体験談について書いていきます。
「炭水化物食べながら痩せたい!」という人にも必見!
もくじ
- 1 炭水化物OKな「粗食ダイエット」を試したら、1ヶ月で3.3kg落ちたのでビビった件
- 2 「ザ・日本人!」な食事法、”粗食ダイエット”とは
- 3 実際に「粗食ダイエット」を1ヶ月ほど試したら…
- 4 「粗食ダイエット」のメリット・デメリット
- 5 粗食ダイエットのメリット
- 6 粗食ダイエットはコスパが良い
- 7 粗食ダイエットは炭水化物ガッツリOK!
- 8 健康的な身体を維持しやすい
- 9 粗食ダイエットのデメリット
- 10 粗食ダイエットは飽きやすい
- 11 ジャンクフードNG
- 12 便秘が増えた
- 13 粗食ダイエットは快感指数は低め
- 14 まとめ:粗食ダイエットは「炭水化物OKでカンタン」なテクニックだが、継続するには工夫が必要
炭水化物OKな「粗食ダイエット」を試したら、1ヶ月で3.3kg落ちたのでビビった件
「ザ・日本人!」な食事法、”粗食ダイエット”とは
「粗食ダイエット」とは、日本人らしいシンプルでスタンダードな食事法のことを言います。
「そもそも”粗食”って何?」ってところから入るとわかりやすいと思いますが、要は『ご飯と味噌汁をメインに、主菜と副菜を少し食べる』みたいなカンジのアプローチです。
大まかにお伝えすると、だいたい以下のような食事を毎日食べていきます。
【粗食ダイエットのアプローチ例】
●朝:ごはん、みそ汁、納豆、副菜
●昼:ご飯、サバの味噌煮、サラダ
●夜:ご飯、めざし、みそ汁、サラダ
※僕はだいたい摂取カロリーが1600~1800くらいになるように設定していますが、ややアバウトです※
粗食ダイエットをわかりやすく表現するなら、「昭和初期の食卓で並ぶっぽいメニュー。ザ・日本食事」のようなイメージですね。
食事のカロリーやPFCバランスなどを小難しく考えなくてもいいため、取り組みかた自体はかなりシンプルです。
実際に「粗食ダイエット」を1ヶ月ほど試したら…
近年はローファットやらローカーボ、炭水化物抜きなどの小難しいテクニックが流行っていますよね。
そこで、「だからこその粗食っしょ!」などと思い立ち、実際に1ヶ月ほど試してみましたところ、かなりカンタンに体重と体脂肪が落ちました。
3/14からスタートし、4/26時点で3.3kgほど落ちました。
体脂肪は約1%減ということで、かなりスムーズに痩せていったカンジ。
白米をけっこう食べているのですが、それでもしっかり痩せていってます。
「白米を食べると痩せない」などというデマは信用しちゃいけない…と再確認です。
炭水化物は脂肪を燃やす燃料になってくれるので、抜くのが100%良いとは限らないっちゅーワケですな。
「粗食ダイエット」のメリット・デメリット
約1ヶ月ちょい続けてみて分かったことを、体験談をもとにしつつ書いてみます。
「粗食ダイエット」に取り組んでみて感じたメリット・デメリットは、以下のとおりです。
【メリット】
●コスパが良い
●炭水化物OK
●健康的な身体を作れる
【デメリット】
●飽きやすい
●ジャンクフードNG
●快感指数は低め
粗食ダイエットのメリット
「手軽、シンプル、わかりやすい」の三拍子が揃った粗食ダイエット。
実際にやってみて感じたメリットは、以下のとおりです。
●炭水化物OK!
●健康的な身体を維持しやすい
粗食ダイエットはコスパが良い
粗食ダイエットはそこまでお金がかからないので、コストパフォーマンスが良いのがメリットです。
主食は納豆や卵、サバなどの魚類で、週に数回だけ肉類を食べる…といったシンプルな取り組みなので、お金がかかりにくいですね。
サラダチキンをたくさん食べなくても良いし、プロテインパウダー代もかかりません。
肉類を買う頻度が少なくなったため、粗食ダイエットはコスパに優れると感じます。
粗食ダイエットは炭水化物ガッツリOK!
というのが粗食の祖のモットー。
そこで、実際に白米を150〜250gほど毎食食べてみたところ、普通に痩せました。
「朝は200g、昼は200〜250g、夜は150〜180g」みたいなローテーションで食べていたのですが、なんだか身体がスッと萎むというか、スッキリした印象に。
また、ただ単にカロリーだけ落としたダイエットよりも脂肪が落ちやすい、とも感じます。
1ヶ月で体脂肪が1パーセントほど落ちたので、もしかしたら日本人である僕のカラダにあったアプリーチなのかもしれませんね。
僕は幼い頃からお米ばかり食べていたので、もしかしたら純和食というか粗食が身体に合っているのかも…?
「炭水化物を抜いたけど痩せない」という人は、むしろ逆に炭水化物をメインに食べてみるのも有効かと思います。というか、もし粗食ダイエットをするならご飯を食べないとよろしくない。
健康的な身体を維持しやすい
炭水化物を食べても良いので、なぜか身体を動かしたくなる衝動に駆られます。
ウォーキングや筋トレをやりたくなっちゃう。
「渋々やる」ではなく「やりたいかやる♪」というモチベーションなので、毎日楽しくウォーキングできちゃうんですよね。
とくにお昼に白米を250gくらいガッツリいっちゃうと、身体を動かしたくなる。
結果的に痩せるし、足の筋力・持久力がついた気がします。
筋トレは足だけやってないけど、そこそこ筋肉ついたような印象です。
ちなみに、パンツ(デニム)のサイズは33インチから31インチまで落ちました。
すでに31インチもブカブカになりつつある。嬉しい…!
粗食ダイエットのデメリット
「コスパ良し、炭水化物OK、健康体を維持しやすい」がメリットな粗食ダイエットですが、実際にやってみるとデメリットも感じました。
粗食ダイエットのデメリットは、以下のとおりです。
●ジャンクフードNG
●便秘が増えた
●快感指数は低め
粗食ダイエットは飽きやすい
粗食ダイエットは、いつも同じようなメニューを食べ続けるため、かなり飽きやすいです。
納豆、たくあん、白菜、お惣菜、たまご、サバ、サバ、サバ、魚類…など、洋食になれている身としてはちょっと物足りなさを感じることも。
2ヶ月目に入るとかなり飽きてきたので、モスバーガーと二郎ラーメン食べたい欲が…。
週に一回、ランチなどで「息抜きとしてのちょいジャンク」を入れたほうがモチベ的にも継続しやすいかも…?
ジャンクフードNG
粗食はジャンクフードとは真逆のアプローチであるため、当然ラーメンやハンバーガーなどのジャンキーな食べ物はNGです。
以前、僕が取り組んでいた「カロリー内なら何食べても良いよダイエット」ならそこまでジャンクフード欲は出なかったのに、今回はヤバい。
前述しましたが、週に1回くらいは息抜きのジャンクフードタイムを設けてもいいと思いました。
僕は日本人だけど、すでに洋食が広まった時代に生まれてきたので、100%粗食を続けるのはシンドイっす。
粗食はあくまで「心地よいライフスタイルを築くため」の手段なので、『粗食を食べ続けるのが目的!』にならないようにしたいところです。
便秘が増えた
粗食ダイエットは、わりとストイックな取り組みなので、ストレスも感じやすい
ストレス性による便秘も起きた
…が、スーパー大麦を使えばある程度は防げるので、人によっては気にならないかもしれません。
粗食ダイエットは快感指数は低め
前述しましたが、粗食ダイエットではジャンクフードを推奨していません。
そのため、脳から快楽物質であるドーパミンが出にくいんですよね。「オイシイ!」という快楽を得られないため、メンタル的な負担を感じやすいです。
ドーパミンの分泌量が減ったからなのか、なぜかゲームをやりたくなる衝動に駆られたり、ひたすらYouTubeを観たくなってしまう…といったトラブルも増えてきました(笑)
たぶん食事のときに発生するドーパミン量が少ないから、他のことで補おうとしているのだと思います。
「オイシイものを食べて気持ちよくなりたい!(ドーパミンを発生させたい!)」という欲望は、ある意味で”現代病”ともいえますが、完全にカットしてしまうと生命力を失ってしまいかねないので注意したいところです。
まとめ:粗食ダイエットは「炭水化物OKでカンタン」なテクニックだが、継続するには工夫が必要
粗食ダイエットには「炭水化物OK、わかりやすい、コスパ良し」というメリットがあるため、現代食とうまく組み合わせれば、シンプルで取り組みやすいテクニックだと感じます。
また、炭水化物を食べてもいいダイエット法なので、いろんな人にマッチしやすいとも思いました。
粗食ダイエットは、ダイエットのスムーズさにおいては過去最高とも感じました。今後も継続していくぞ!
●粗食ダイエットをするなら絶対読んでおくべき書籍
もしこれから粗食ダイエットをはじめるなら、以下の著書には目を通しておくことをオススメします。
「粗食提言の始祖」的なポジションに位置する方が書いた書籍↓
アメリカ国際ソロプチミスト協会賞、国際ソロプチミスト女性ボランティア賞などを受賞した「日本のマザーテレサ」と呼ばれる方の著書↓