たった2つの要素だけ意識すればOK。
関東の某野池で52cmのデカバス釣ってきたので、釣り方やマインド、タックルなどを解説してみようと思う。
素人の釣行記なので参考になるかわからないが、当記事が「冬の野池で釣れない、デカバス釣れない」と苦しんでいる人のお役に立つと嬉しい。
もくじ
- 1 【野池攻略】冬の野池で52cmのデカバス釣ったので、釣り方(マインド)を公開します
- 2 釣ったときの大まかな概要
- 3 「越冬場・タイミング」を理解することが重要
- 4 野池における「越冬場」って、どんなトコ?
- 5 野池の越冬場の探し方
- 6 冬は「日の出・日の入り15分前後」がチャンスタイム
- 7 冬の野池バスを釣るためのタックル構築・タックルバランス
- 8 タックルバランスはマジで大事
- 9 冬の野池はオカッパリバーサタイルでイケる
- 10 リグ詳細
- 11 冬の野池:ワームのおすすめカラー
- 12 ラインは12~14lbがベストか
- 13 まとめ:冬の野池バスを釣るためには「越冬場・タイミング」を意識して、適切なタックルを使って挑むことが重要である
【野池攻略】冬の野池で52cmのデカバス釣ったので、釣り方(マインド)を公開します
釣ったときの大まかな概要
その日の朝は暖かい風が吹いていた。
最近は寒い日が続いていたが、春並の暖かい風が釣り場に吹き荒れており、「なんか釣れそうだな」と淡い期待を胸にフィールドを目指した。
「冬の朝は日の出から15分が勝負」ということで、日の出前に出撃し、日の出と同時に釣りを開始。
まずは越冬場を狙う。というか越冬場しかやらない。
3インチ程度のコンパクトなワームをセットして、カバーに投げ込んでボトム付近でシェイクし続けると、ラインを「ヌーッ」と引っ張るだけのアタリが出た。
「コン!」とか「ツツン!」などの手元に伝わる明確なアタリではなく、ただ重くなるだけ。
上記のような流れで、冬の野池バス52cmを釣ることができた。
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「越冬場・タイミング」を理解することが重要
釣り方は至ってシンプル。
●バスが餌を捕食するタイミングでポイントに入る
コレだけ。
難しいことなど何一つやってない。
冬の野池でバス釣りをするなら、「”越冬場になり得るであろうポイント”はどんなところなのか」を理解することが大事である。
さらに、「バスが餌を捕食するタイミング」でポイントに入ることも重要だと僕は考える。
「越冬場とタイミング」
この2点さえ守れば、冬の野池でもバスは釣れる。
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野池における「越冬場」って、どんなトコ?
バス釣りにおける「越冬場」とは、どんなところか。
一般的に「越冬場」というと、例えばメジャーフィールドでは以下のようなポイントを指す。
●カバー(雨風がしのげる障害物)
→消波ブロック、コンクリートのエグれ、ヘビーカバーなど
●水が動きにくい場所
→止水域、風裏など
上記はあくまで一例だが、野池においても同じような考え方でいいかと思う。
シャローでデカバスを待ち構えるのもアリっちゃアリかとは思うが、博打要素が高くなるし、確率も低い。
冬の野池でバスを釣りたいなら、「越冬場」を丁寧に探るのが良い。
野池の越冬場の探し方
野池の越冬場を探すのは簡単。
冬の野池攻略でキーとなる要素を理解することで、越冬場になり得るであろうポイントが見えてくる。
具体的には、以下のような要素が含まれているエリアになる。
水深が1~3mくらいのシャロー野池の場合も、上記の考え方を応用する。
今回の野池釣行では「水深1.5mくらい、カバーの奥」というポイントを狙った。
そのポイントは風がガードでき、なおかつ水深もそこそこあるため、冬のバスが身を潜めやすい越冬場でもある。
冬に野池のオカッパリをするなら、「越冬場はどこか」を意識することが重要だと僕は思う。
冬は「日の出・日の入り15分前後」がチャンスタイム
たとえ越冬場が絞れたとしても、釣れないときは釣れないし、釣れるときは釣れる。それが”タイミング”。
釣れる確率を1%でも上げるためには、良きタイミングでポイントに入ることが大切だ。
僕個人の経験上、冬の時合い・タイミングは主に「日の出・日の入り15分前後」だと感じることが多く、この瞬間に釣れる確率が高い。
”冬の時合い・タイミング”について、ダイワプロスタッフであり釣具メーカー「ボトムアップ」代表の川村光大郎氏は以下のように語っている。
冬 [一日の両端30分間]
冬の釣行で寒さは避けられない。
どうせそうであるなら、頑張って早起きして、一番冷え込む日の出の瞬間からロッドを振ろう。
夜明け直後の辺りが一気に明るくなっていく30分間は、半冬眠状態にあるような冬バスを目覚めさせる、一日一度の大チャンスだからだ。
☆
真冬のどんなに冷え込んだ朝でも、夜明け直後パッと明るくなった直後、あのときの刺激で明らかにバスの活性が上がるのを感じます。
そのタイミングで釣れないと、その日の苦戦を確保します。
それくらい「冬の日の手から30分間」は大事です。
川村氏も「夜明け直後30分間」と語っていて、野池・メジャーフィールド関わらず、冬の釣れるタイミングは日の出に集中する傾向があると言える。
スレた野池のバスほど、季節に関わらず「日の出・日の入り30分前後」がチャンスタイムなので、時合いのタイミングは覚えておいて損はないと思う。
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冬の野池バスを釣るためのタックル構築・タックルバランス
タックルバランスはマジで大事
(13フィッシング「オーメン(7.1フィートMパワー)」+ハイギア+フロロ12ポンド)
今回の釣行では、リーダーレスダウンショットリグを”吊るし”状態でシェイクしていたため、バスを掛けたあとにカバーに宙吊り状態…というトラブルが起きた。
しかし、「ロッドはMパワー、ラインはフロロ12ポンド、リールはライン回収に優れたハイギア」というバランスを組んでいたため、ギリギリでキャッチすることに成功。
もしフロロ8~10ポンドのベイトフィネスタックルだったらラインブレイクしていたと思う。
かといって、ベイトフィネスロッドに12~14ポンドを合わせていても、カバーに潜られて獲れなかったと思う。
急なバイトに冷静に対処するためにも、ラインブレイクやバラシを起こしにくいタックルバランスを選ぶことが非常に重要だ、と再確認した出来事だった。
ベイトフィネスリグをM(ミディアム)パワーのロッドで使う…というのがキモかもしれない。
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冬の野池はオカッパリバーサタイルでイケる
今回使用したルアーは、リーダーレスダウンショットリグ。
カバー撃ちにも使えるM(ミディアムパワー)のロッドと、フロロ12ポンドを組み合わせた。
いわゆる「おかっぱりバーサタイル」なタックルだが、そこそこ食わせ系の釣りからハードルアーまで一通りこなせるため、冬の野池攻略においても出番がある。
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リグ詳細
7gのシンカーをセットしたリーダーレスダウンショットリグに、3インチほどのワームを使用した。
冬の野池バスはデカくてハイアピールなルアーを嫌う傾向があるため、「コンパクト・一口サイズ」なルアーを使うのが有効だと感じる。
ハイシーズンなら3.5~4インチ程度のホッグワームでも良いが、冬場は3インチまで落とすのが常套手段だ。
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冬の野池:ワームのおすすめカラー
ワームカラーは、やや薄めのものが良い。
冬・低水温期は水がクリアアップするため、派手なカラーだと嫌われやすい。
ウォーターメロン、スモーク、ブラック、シャッド…などなど、ナチュラル系カラーを選ぶのがおすすめだ。
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ラインは12~14lbがベストか
ややヘビーなカバーに打ち込んでいったので、ラインは最低でも12lb。
かといってフロロ16lbだと操作感が薄れてしまいがち。
ワームのサイズが小さいため、ラインが太すぎると操作がアバウトになり、バイトもとりにくいとったデメリットが出てくる。
使うロッドがMパワー、フックは細軸の#1/0…ということで、合わせるラインはフロロ12~14lbがベストかと思う。
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まとめ:冬の野池バスを釣るためには「越冬場・タイミング」を意識して、適切なタックルを使って挑むことが重要である
冬の野池バスを釣るために大切なことを、自戒の意味も込めて書いてみた。
「越冬場・タイミング」を意識しつつ、トラブルを起こさない適切なタックルを使用することで、冬でもバスは釣れる。
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