【バス釣りで辛いときに読む用】釣れなくて何すればいいのかわからなくなった時に読む用の記事

「いつも魚が釣れなくて辛い

「悔しい思いをしているけど、どうしても釣れない

「もう何やってもダメ!何やればいいかすらわからない!

バス釣りをしている方の中には、上記のような苦境に立たされる方もいるかと思います。

バス釣り初心者は、たった1つだけでもいいから「武器」を持つことが大事。

何でもいいので、「この釣りは自信がある!(1日中やり切れる!)」と思える『武器』を持つことが大事だと僕は考えています。

楽しいことをやる。

心の底から”エンジョイ”できることをやる。 

【釣れなくて辛い時に】あなただけの最強の”矛(武器)”を持て!

「武器」とは何か

(画像:武器図書館

「武器」というとイメージし辛いので、大まかに書くと以下のようなイメージです。

●「得意」な釣り

→他者と比較した際、苦労なく成果を得られるもの。

→結果を出しやすい釣り(得意な釣り)

●「好き」な釣り

→「この釣りをやっていると気分が良い」「この釣りスタイルにトキメキを感じる」といった、感情的な高揚感を感じられる釣り。

→長時間やっていてもモチベーションを保てる釣り(好きな釣り)。

こんな感じです。

やや自己啓発的な考え方ではありますが、シンプルに言うと「好きなこと、モチベ爆上げする行動をやろう」って感じです。

内的モチベーションを上げよう!

人間のモチベーションには、大きくわけて2つのものがあります。

●外的モチベーション
「誰かに勝つ、負けまいとする」、「いいね!数を稼げる」といった、社会的地位を目的とするためのモチベーション。
 

●内的モチベーション
「好き、やりたい、楽しい、やってみたい」という自分の内面から湧き出てくる”ヤル気”。

釣りの最中に、何をすればいいのかわからなくなったり、釣れなくて苦しいときは、内的モチベーションを高められる行動をとること。

内的モチベを高める行動こそが、あなたの「矛・武器」なのです。

「あなた」という人間は、本当は何が好き?何をやるとモチベが爆上げされますか?

バス釣り初心者の方ほど、「武器」を持つことが大事だと僕は考えています。

得意でも好きでもどちらでも構わないので、とにかくまずは「武器」を持つこと。

釣りで何をすればいいのかわからなくなった時ほど、「好き、得意、武器」に立ち戻る。

「この釣りは得意!」

「この釣りなら1日を通してでもやり切れる!」

この想いが「自分の釣り」の軸となり、あなたにしか釣れない魚と出会わせてくれるキッカケとなります。

自分の「武器」を作ると、釣りの軸が生まれる

「自分の釣り(軸)」を持つようになると、自分なりの”リズム”というものが見えるようになり、1日の釣りが安定し始めます。

例えば、メディアアングラーとして有名な金森隆志氏の場合は、「巻物」や「テトラ打ち」などで釣りのリズムが取りやすいと語っています。

またO.S.Pプロスタッフの小林明人氏は、「カバー打ち」が釣りの軸だと語っています(相模湖の1つのカバーで数時間も粘ることがあるようです)。

アメリカのトミー・ビッフルというバスプロは、「フリッピング」と呼ばれるカバー打ちを1日中やりまくるスタイルでも有名。

さらに、リック・クランというバスプロは、クランクベイトを多用する「クランキング(巻物)」の釣りを得意としています。

プロフェッショナルと呼ばれる方々は、どんな釣りにおいても人並外れたテクニックを持っていますが、その中でも「自分の釣りのリズム」を得られやすい『軸』となる釣りを持っているのです。

「自分が勝負できる釣りはコレだ!」と思える『武器』を持っていると、自分の釣りがブレにくくなります。

釣れないときに心が折れそうになったときになどにも、「武器」を持っていると一踏ん張りできる!

「釣りのリズム(軸)」が釣り人にもたらすメリット

キツイ状況のときほど「自分の釣り(軸、武器、リズムを得られやすい釣りスタイル)」に立ち戻ることで、多くのメリットを得ることができます。

自分の釣りに”リズム”が生まれると、

【キャストが決まる→メンタルが安定する→釣れる(バイトを冷静に処理できる)】

といった好循環が生まれます。

しかし、釣りの”リズム”が乱れ始めると、

【キャストが決まらなくなる→メンタルが不安定になる→釣れない(バラシが増える)】

といった悪循環に陥りがち。

ですから、

●初めてのフィールドに立たされたとき
●情報を得られないタフなシーン
●何をすればいいのかわからない
●1日の釣り始めなど

こんなときは、頭を冷やすという意味でも「自分の釣り(軸、武器)」に立ち戻ると、良い1日を過ごすことができると僕は考えます。

辛いときほど”エンジョイ”に戻ろう!ってヤツです。

もちろん、エンジョイだけでは結果は出ないこともありますが、心が折れて継続困難に陥るよりずっとマシ。

せっかく釣りに来ているのだから、エネルギーが燃え尽きる前に「エンジョイという名の薪」を、あなたの”ヤル気の炎”にくべてあげましょう。

”釣りの軸”があると、混乱したときに復旧しやすい

競うな、持ち味をイカせッッ!

「〇〇に負けたくない!」

「悔しい!」

「ボウズになりたくない!」

という感情に飲まれてしまうと、自分がやるべき行動が見えなくなってしまいます。

「負けまい!勝とう!恥をかきたくない!」という気持ちは大切ではありますが、感情的になっていると、前述した「釣りのリズム」が乱れ始めてしまいます。

(引用:The Rankers

「競うな、持ち味をイカせッッ」ってやつです。

競争してしまったら”我”を見失う。やるべきことも得意なことも好きなことも見失う。

やるべき行動は、誰かに勝つためでもなく、負けまいと意地を張ることでもない。

課題は各々によって違うかと思いますが、迷ったときほど「自分が今、やるべきこと」に集中していく。

「自分の釣りがブレ始めているな(イラついている、気分が落ち込むなど)」と感じたら、一旦、自分のリズム(軸)を取れる釣りに戻りましょう。

辛い状況であるほど、「自分の釣り」に立ち戻るのが大切です。

初心忘るべからず、です。

誰とも競わず。

競うのは1年前の自分自身でよい。

筆者の体験談。グダグダになって釣れないときの「軸」の一例

例えば僕なら、

●スピナベやクランクを使った「巻物」の釣り

●カバー打ち(フリッピング含む)

この2つが自分の釣りの軸です。

上記のような釣りをやっていると心が落ち着きますw

その日にやるべきことが見えないときや、バスを釣るための情報が得られないときは、「巻物とカバー打ち」という(自分にとっての)王道パターンに立ち戻ることにしています。

とりあえず釣れなくても良いので、ネガティブな思考を払拭したり、ブレ始めた釣りを一旦リセットするという意味でも、上記した王道パターンに戻るようなイメージです。

手がかりがないときに「戻ることができる場所(釣りをリセットする方法)」があると、メンタルやモチベーションを高められるという効果が生まれるんですよね。

例え釣れなくても、「まぁ好きな釣りやり切ったし、それでもいいか」とスッキリ爽快だったりもします(笑)

1日のスタートや、「今このタイミングなら…!」というときは、王道パターンを突っ走る感じ。

自分の釣りを持っていると、1発の爆発力を得られる

さらに僕個人の「武器」のお話を続けさせて頂きますが、僕、ダメなときはまるでダメな釣り人ですw

例えば、

●フィネスを使わなければならないようなタフコンディション下(”食わせ”が必要になるシーン)

●ディープの魚を狙わなきゃならないようなとき

●サイトの釣りをしなければ釣れないとき

●「魚探見ながら〇〇系」の釣りをしないとキツイ状況

こんなときはまるでダメな釣り人。

自分としてもあまり得意ではないスタイルなので、上記のようなシーンでは普通にデコり(ボウズ)になります。

しかし、天候が荒れているときや水質が急変したときなど、フィールドに何かしらの変化が生まれたときは、自分の王道パターンが通用することも。

得意、好き、「これなら1日中やってても平気」と思えるような、『自分の武器(自信を持てる釣り)』を持つと、どこかのタイミングで爆発的な釣果を得られる可能性が高まります。

自分だけの「勝ちパターン、イケイケパターン」を持っていると、オレは今が本番!っていうタイミングを見計らうことができる。

初心者の方ほど、1つだけでもいいので「矛、武器」を用意しておくことが大事だと僕は考えます。

自分の「武器」の見つけ方

自分の「武器」の見つけ方は、前述した「武器とは何か」で挙げた要素が含まれているモノを見つけることです。

おさらいとして再び挙げると、以下のようなものになります。

●「得意」な釣り

→他者と比較した際、苦労なく成果を得られるもの。

→結果を出しやすい釣り(得意な釣り)

●「好き」な釣り

→「この釣りをやっていると気分が良い」「この釣りスタイルにトキメキを感じる」といった、感情的な高揚感を感じられる釣り。

→長時間やっていてもモチベーションを保てる釣り(好きな釣り)。

「得意」や「好き」が含まれているもの、あるいは「今後、含まれるであろう要素が備わっているモノ(釣り)」を目安にしていきます。

バス釣り初心者の方が上記したモノを探すには難しいかと思いますが、探し方はもっとシンプルなもので構いません。

雑誌や動画を見ながら「こんな釣りをやってみたい!」と思えるものや、「〇〇は苦手だけど、〇〇は好き!」といった感覚を基準にしてみたり。

「ワームの釣りは必須だから、まずはワーミングの基本となるテキサスリグをやり込もう!」とか、「巻物のスペシャリストになりたいから、まずは”スピナーベイト”をやり込もう!」みたいな、シンプルな動機でも構いません(ちなみにコレは僕の体験談でもあります)。

自分の釣りの「武器」となるモノを作り上げるには、

●1日を通して、6~10時間ぶっ続けでもやり通せる

●憧れ、理想、目標

これらの要素を満たす釣りをやり込んでいく。

まとめ:自分の「武器(スタイル、得意、好き)」を持つと、釣りの軸が出来てリズミカルになる。

自分の「武器」を1つでも持つようになると、困ったときに手助けしてくれます。

辛い時や、迷いが発生したら、以下のポイントを意識していきたいところです。

●自分の武器はなんなのか

●自分の得意パターンは何か

●出来ないことを止め、“出来ること”に集中する

●内的モチベーション(楽しい、好き、面白い)を爆上げさせる釣りをやる

上記の様なマインドセットを持って行動していく。

個人的には、「誰とも競わない。1年前の自分より1mmでも成長しているならそれでオッケー」という考え方がわかりやすいかなと思います。

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