【公開します】2020年釣れた実績ルアー & ”喜び魚(釣って嬉しかったバス)”ランキング !

2020年に結果を出した「釣れるルアー」を公開。

さ釣れて嬉しかった魚とともに、ランキング形式で紹介していく。

「この時期にはこんなルアーが釣れるよ!」という参考になると嬉しい。

【バス釣り2020年まとめ】今年釣った中で嬉しかった魚ランキング

10位:野池 スイムジグ フリップギルトレーラー

9位:初春の戸面原 ジャークベイト 初バス

8位:コロナ自粛明けの相模湖 ポップR

7位:野池 クランクベイトで51cm

6位:野池 クランクベイトで57cm

5位:コロナ自粛明けの相模湖 42cm センコーノーシンカー

4位:夏の津久井湖 49cm

3位:春の戸面原ダム rtoでクランクで釣った 強風時

2位:強風の戸面原ダム 風の中でブラッシュホッグで釣った30cm

1位:晩秋〜初冬野池40オーバーリーダーレスダウンショットリグで狙って釣ったブルスホッグ

10位:野池 スイムジグ+ギルトレーラー

9月、初秋の野池にて。

ジャクソン「バレッジスイマー3/4oz」に、ノリーズ「フリップコギル」をトレーラーとして使用。

水深1.5mで重いスイムジグを使って”高速巻き”すると食ってきた。

この野池はギル食いバスが多く、ギルパターンが通用するということに気づき、さっそく試したところ反応があった。

「試行錯誤、仮説→検証」というゲームを楽しませてくれた1本。

釣った要素的には

●水深が浅い野池で、重いスイムジグの高速巻き。
●初秋のギルパターン
●リアクション

こんな感じ。

これはまだ誰も手をつけていないんじゃないか、と思わせるような猛烈なバイトを体験した。

ノリーズ「 フリップコギル( ソリッドスモーク)」
created by Rinker
ノリーズ(Nories)

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9位:戸面原 ジャークベイト 初バス

2020年の初バスはこの子。

3月(春)の戸面原ダム(リザーバー)にて。

水温は10〜12℃、水質はステイン。やや春めいてきた印象のリザーバーでの釣果。

30cmちょいくらいのアベレージだが、「初バスはジャークベイトで釣りたいなぁ」という希望が叶った瞬間。

ヒットした際、「ジャークベイト!ジャークベイト!ジャークベイト食った!」と連呼して大興奮していたことを今でも覚えている(笑)

釣れたルアーは、ボーマー「ロングA 14A」。

レアリスジャークベイトやラトリンログには食わなかったけど、ロングAには食ってきた。

使い方は「2ジャーク→ストップ(2~5秒)→1ジャーク→ストップ」みたいな感じ。

ジャークベイトの基本を学ぶのに最適なルアーだと思う。

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8位:相模湖の40オーバー。ポップRにて

キング・オブ・ポッパー。

2020年4月のコロナ自粛明けで、久々の魚。

水温18~21度。人多し。マジで多し。

アメリカのバスプロ・ケヴィン・バンダムの動画を見て「ポッパーの使い方ヤベェw」と感じ、さっそく実践してみたところ、普通に食ってきて焦った。

※残念ながらその動画は削除されたようで、紹介できないのが残念でならない※

「ポッパー=首振り、甘いポップ音」という固定観念があったのだが、ボコン!ボコン!ボコボコン!…といった大音量の捕食音でも食わせることが出来ると知った。

「ポップRで釣ったぞ!」というブランド感も喜びの要因の1つ。

「ボコン!ボコン!→ストップ→ボコン!ボコン!ボコン!→ストップ」的な使い方。

使い方がシンプルなので、ポッパー初心者にもおすすめ!

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7位:野池にて、クランクで釣った51cm

夏のギルパターンでクランクベイト。

関東の某野池にて。

確か2020年内で2本目か3本目の50オーバー。

この魚を釣る前に57cmを釣っていたということもあり、ファイト中は「まぁ40オーバーくらいかな」などと余裕カマしていたら、普通に50オーバーだった。

「ギルパターン、魚食性の高い魚にはクランクの高速巻きが効く」ということを知り、試していた際に釣れた。

釣れたルアーは、ラッキークラフト「R.T.O 1.5」。

普通の速度でテロテロ巻いてても食わないので、超高速巻きしたら食ってきた。

ルアーを回収する速度で。

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6位:野池 57cm

このクランクはマジでおかしい。

梅雨頃、関東の野池にて。

確か前日に雨が降って、この日も小雨が降っていたような気がする。

2020年最初の50オーバーはこの子だった。

タックルバランスを研究中、クランクを投げて高速で回収…を繰り返していたらヒットした。

この魚がヒントになり、「野池のクランク高速巻きメソッド」を閃いた。

一応コースとかは意識していたものの、意図的に狙って釣った魚ではないため喜び度は低め。

しかし、新たな発見と成長を感じさせてくれたありがたい魚である。

釣れたルアーは、ラッキークラフト「R.T.O 1.5」。

高速巻きでも安定して泳いでくれるし、なぜか釣れる。なんでだろう…よく釣れるんだよね。

釣る気がないのに釣らせてくれる、”マジ”なクランクベイトである。

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5位:相模湖 42cm センコーノーシンカー

2020年4月のコロナ自粛明けからの1本目。

久々にルアーを投げたので、開始当初キャストが決まらなくて焦っていたのはいい思い出。

この釣行前に、ゲーリーヤマモト「4インチヤマセンコー」の記事を書いていたということもあって、ちょっと使ってみるかな…からのヒット。

人的プレッシャーが半端ない中でも40オーバーはめちゃんこ嬉しいでごわす。

「MLパワーのスピニングタックルにフロロ8ポンドを使ってみたらどうなるんだろう」という試行も、良い結果に繋がったのかも。

ラインブレイクの心配がないのは嬉しいのだが、後になって「ベイトフィネスでやればよくね?」ということに気づいてショックを受けたという…(笑)

釣れたルアーは、ゲーリーヤマモト「4インチヤマセンコー」。

カバーの手前でフォールさせて食わせた。

この手のワームのノーシンカーは、どうやらあんまり多用されていないっぽい。スキマ。

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4位:津久井湖 49cm

7月の津久井湖にて。

どこかの情報で「今の津久井湖はマジで釣れない!」と耳にしてチャレンジしたが、あまりの猛暑でヤバかった…。

良いタイミングでポイントに入り、サイトで49cmを仕留めることに成功。

「サバ読んでなんとか50cmに出来ないかと工夫したが、どう見積もっても49cmにしかならない!」とかいうアホみたいな遊びを楽しんだりもした(笑)

使ったルアーは、レッグワーム2.5のダウンショットリグ。

津久井湖に行くなら必ず用意しておきたいルアーの1つだ。

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3位:春の戸面原ダム、クランクで釣ったアレベージ

春の戸面原ダム。

「春先・スポーニングシーズンは赤系のルアーが効く」というセオリーを実践してみると、確かによく釣れた。

2020年の前半、自分の中でクランクベイトブームが到来し、専用のグラスコンポジットロッドを用意して挑んだときに釣った魚。

春先ということもあってクランクだとキツいのかと思いきや、普通によく釣れた。

春風が強くて操船に悩まされたが、戸面原の超ピンポイントでクランクの高速巻きを使って意図的に食わせた(と思っている)魚だったので、喜び度が高い。

釣れたルアーは、ラッキークラフト「R.T.O 1.5」。

野池だろうがメジャーフィールドだろうが、よく釣らせてくれるクランクベイト。

クランキングやり込みたいんだよねっていう人は、まずはココから入るのがおすすめ。

クランキングの基本を教えてくれるクランク。

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2位:強風の戸面原ダムでブラッシュホッグ

初秋のリザーバーにて。

「今、この瞬間からオレは60オーバーしか狙わない」などと意気込み、強風が吹き荒れる戸面原ダムで釣った魚。

風向きや水深、カバーなどを計算しつつ、「今ならアソコに居るだろう」と狙って釣ることが出来たのも嬉しいポイント。

狙った魚をデカいワームで釣ったという達成感がヤバかった。

サイズこそ30cm台ではあるものの、喜び度合いはかなり高い。

釣れたルアーは、ズーム「ブラッシュホッグ」。

6インチとかなりデカいワームだが、よく釣れる。

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1位:晩秋の野池、狙って釣った40オーバー

秋に野池で釣った魚。

自分の中でリーダーレスダウンショットリグのブームが到来し、ひたすら投げ込んで遊んでいたときに釣った魚。

水深や地形、シンカーの重さやワームサイズなどを意識して、「今ならアソコにいるんじゃないか」と狙ってみると、見事にヒット。

サイズ自体は40cm程度だったが、タックルバランスからアプローチまで全て意図的に狙って釣った魚…ということで、今年の喜び度合いNo.1!

釣れたルアーは、ボトムアップ「ブルスホッグ3インチ」。

かなりコンパクトなホッグワームなので、スレた野池でも実績バツグン。

ボトムアップ 「ブルスホッグ 3インチ」
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ボトムアップ

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2020年バス釣り 総評

今年もたくさんのバス様に遊んでもらったが、当ランキングを作成するにあたって以下のような学びを得ることができた。

●バスのサイズと喜び度合いは、必ずしも比例しない

●自分の成長が実感できたり、何かしらの発見があるとめっちゃ楽しい

僕の中での「釣り」という趣味の価値観は、

●デカいのが釣れりゃあ良いってもんでもないらしい。

●「意図、なぜ、どうして、どうやって」というプロセスを楽しみたい。

こんな感じらしい。

バスのサイズと喜び度合いは、必ずしも比例しない

「狙って釣った魚」ほど喜びが高く、「なんとなく釣れちゃった系の魚」は例え50オーバーでも喜び度は低めだと学んだ。

例えば、「あそこのエリアで、水深はこれくらいで、タックルバランスはこんな感じで、アプローチはコレ!」みたいな感じで、釣り人の意図を反映させて”狙って釣ってる”と、喜び度は高い。

逆に、「とりあえずコレを投げておくか」とか、「〇〇楽しいですぅww」みたいな感じで釣りしてて食ってきた魚は、オートマチックに連れてしまった感(釣れちゃった感、運、偶然性)があって、喜び度は低い。

喜び度合いを重視するなら、アングラーが何かしらの”コンセプト”を釣り場に持ち込むのが大事だと実感した。

アメリカではバサーにハンティング趣味を持つ人が多いらしいが、なるほどこういう理由も絡んでいるのだなと思った。

自分の成長が実感できたり、何かしらの発見があるとめっちゃ楽しい

毎回の釣行で、何かしらのコンセプト(課題、テーマ、目的)を持ち込むことが大切だと学んだ。

ただ漫然と、いつもの同じように釣りをしていると新たな発見や刺激がなく、「なんとなく釣って、それなりに釣って、なんとなく終了…」みたいな感じになりがち。

もちろん、バス釣りは趣味なのでストイックに取り組む必要はない。

しかし、もし少しでも上達したいなら、1つでも何かしらの発見を得たいなら、何年も同じ釣りを繰り返していては飽きちゃうんだなぁ…と感じた。

少なくとも僕はかなりの飽き性なので、継続させるための工夫は必要かなと思ったり。

「今の自分のアソビを、どうやったらもっと面白く(飽きさせることなく)続けていけるかな」と試行錯誤してみるといいのかもしれない。

まとめ:2020年に釣った魚で嬉しかった個体ランキング&総評

今年もたくさんのブラックバス様に遊んでもらえた。ありがたや。

来年はどんな釣りにチャレンジしていこうかなぁ。

春になったらどんな釣りを開発していこうかなぁ。

こんなことを考えるのも、たまらなく楽しい。

もう冬はいいので、春よ早く来い恋。