「秋は巻物」という言葉は有名ですが、実は僕、数年前までは「秋は巻物なんてウソだべ!」と思っていました。
通っている釣り場が野池だったということもあり、野池だと「秋は巻物」が通用しないんですよね。
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ところが、レンタルボートに乗り始めてからは「秋は巻物がいいよね!」と感じるようになってきました。
スピナーベイトを使って、千葉県の戸面原ダムで楽しんできたので、その模様について書いていきます。
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もくじ
「秋は巻物」は本当なのか?スピナーベイトで連続ヒット! in 戸面原ダム。
当日(2020年10月上旬)の戸面原の様子
6~13時くらいまでは強い風が吹いていた。
14~16時にはピタッと止む。
水質はステイン。
全体的に水質が悪く、至る場所でターンオーバーが発生。
上流部も水が悪く、バスの姿はなし。
なぜか減水。
ボート屋のご主人は、「これからの時期の戸面原ダムは放水しないから、水は減らないはず。
でもなぜか減水している」と言ってました。
水温:朝は22℃、夕方は23℃
まだセミが鳴いていましたが、1匹単体で鳴いていたりするような感じ。
そろそろ本格的な”秋”になる印象です。
スピナーベイトに好反応な子バス達
午前中は全エリアをスピナーベイトとフリップでランガン。
朝は岬のシャローフラットで、”スイッチON!”になっている魚がいないかな〜とチェック。
いきなり釣れました。
引きがほぼゼロ。
尾びれが曲がっていたりと、元気がない様子。
しばらくすると、風が吹き始めました。
この風が大体14時くらいまで続く。
吹いたり止んだり、よくわからない風。
上流域のシャローとカバーが絡んだ場所でヒット!
40cm弱のバス。
スピナーベイトをカバーに当てていたら食ってきました。
風が当たっていた場所(ウィンディサイド)とカバーが絡む場所。
ふと、「風が吹いたらスピナーベイト」という言葉を最初に言い始めた村田基氏の言葉を思い出す。
風が吹いたらスピナーベイト、この言葉を忘れるなよ。
風に関しては、ちょっとしたコツがある。
風さえ吹いてりゃなんでもいいかっていうと、そうじゃねえぞ。
というのは、バスという魚は、特に風の向きの方に頭を向けてる場合が多い。(引用:村田基「もっとバスは釣れる!!」より)
風が当たってればそれでいいかというと、そうでもなかったり。
スピナーベイトを通すコースを意識するのが重要だ、と再確認できた1本。
釣れない時間帯も有効活用
8時を過ぎるとバイトが無くなってきました。
ということで本来の目的であった「カバー打ち&バス探し」などのトレーニングをしつつ、手早く全域を周っていく。
●「釣ろうとする釣り」をしない
今回は、とりあえず釣れなくてもいいので、情報だけをピックアップするようなイメージで立ち回ることにしました。
僕はついつい「釣ろう釣ろう」と焦っちゃう。
なので、とりあえず釣果は無視して、「情報を得る」という意識だけを持ちつつ、『釣れない釣り・釣ろうとしない釣り』をしていくような感じで取り組む。
すると、釣果に惑わされないからなのか、エリアやベイトの有無といった情報がスムーズに入ってくる。
いきなり釣ろうとしなくても良いのだと再確認しました。
11~13時くらいの”完全・無”な時間は、座りながらスピニングタックルで遊んで休憩。
僕は「釣れない時間帯に気合と根性で頑張る」といった非効率な行動をやりがちなので、素直に休憩する意識もつけようかと。
それにしても、普段スピニングをあんまりやらないので、新鮮で楽しいですね。
あまり動き回らず、自然の中でボーっとラインを眺めているスタイルは、嫌いではなかったりします。
ノーシンカーワームのフォールで食ってきた。40cm弱。
3m落ちるのに30秒くらいかかるw
ラインを眺めてぼーっとするのが癒し。
目先の釣果ばかりを追うのではなく、1つ1つ積み上げていくような意識を持って、カバー打ちのトレーニングをこなす。
釣れなくても楽しい。
技術が積み上がっていくような感覚が、嬉しくて楽しい。
シャローのフリップで1本。
個人的にシャローのカバー打ちが好きなので、テキサスで釣りたいという気持ちが強かったりする。
14時くらいになってくると、バスがシャローカバーに差してきました。
この後、カバーのフリップで数匹からバイトを得るも、左ハンドルのリールに慣れていないためかバラしまくりw
そしてそのままタイムアップ。
まとめ:「秋は巻物」は本当だと思うが、タイミングと場所を考えないとデコる
今回の釣行は、スピナーベイトを使ったテンポ良い釣りが楽しめました。
スピナベで3本、ワームで2本の釣果。
他のアングラーに比べると釣果自体はショボかったですが、自分らしい釣りが出来たので満足度は高め。
とりあえずトレーニング目的で来たので釣果は置いておいて、良い訓練ができたと思いました。
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