こんにちは、たま(@tamacoro0218)です。
今回は『【初心者向け】バス釣りのベイトリールの選び方』についてお話しようと思います。
僕はかれこれ20年ほどバス釣りをしているのですが、その中で数多くのベイトリールを購入し、そして多くの失敗をしてきました。
しかしたくさんの失敗経験を積み重ねていくにつれて、自分に合った最高のリールと出会える確率も高くなってきているように思います。
この記事が、これからバス釣りを始めたいと思っている初心者の人や、ベイトリール選びの沼にハマってしまい苦しんでいる人の助けになれば幸いです。
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もくじ
【初心者向け】バス釣りにおいてのベイトリールの選び方。おすすめリール12選
「ベイトリールの選び方」の予備知識
まず最初にベイトリールを選ぶときに予備知識として知っておきたいことがあるのですが、それは「道具選びには100%の正解は存在しない」という事です。
例え口コミなどで高評価を得ているものを選んだとしても、それが100%完璧に自分に合った道具にはなり難い、ということを知っておくと良いでしょう。
100%完璧な人間がこの世に存在しないのと同じように、自分にとって100%完璧なベイトリールも存在しない、というわけです。
ですが、限りなく理想に近いリールを手に入れる方法、100%に近づけるための手法・テクニックは存在します。
この記事では確実にそこに近づけていくためのいくつかの方法を紹介していきます。
リールに求めていることを『逆算』し、明確にする
さて、今のあなたはベイトリールに何を求めているのでしょうか?
デザインでしょうか?価格?投げやすさ?
それとも飛距離?優越感?見栄?
リールに求めるものは人によって違ってきますが、「今、自分はベイトリールにどんなことを求めているのか?」を明確にしておくと、リール選びで大きな失敗は避けられるでしょう。
・使用するルアーを考える。
・心を満たすか、合理的に選ぶか。
これらの要素をふまえて、僕はベイトリール選びをする際には「逆算法」を行うようにしています。
逆算法というのは、『ある1つの目的』から道筋を逆算して考えていくことを指します。
リール選びで大事なのは、この『ある1つの目的(イメージ)』から逆算して考えていくことだと僕は思っています。
沼にハマらないため、用途をイメージしてみる
これからバス釣りを始める初心者の人や、ベイトリール選びの沼にハマってしまっている人に多く見受けられるのが「用途が明確になっていない」ということです。
例えば、デカくて重いルアーを投げたいにも関わらず、軽量ルアーを投げるのに適したリールを買ってしまったり、逆に軽量ルアーを投げたいのに、重いルアーを投げるのに適したリールを選んでしまう。
…などなど、これは極端な例ですが、用途・目的が明確になっていないと、自分の使い方に合っていないベイトリールを間違って選んでしまい、失敗してしまう可能性が高くなります。
ですから、まずは何となくでいいので、ベイトリールを選ぶ前準備として「こんな釣りがしたいな〜。こんな場所で、こんなルアーを投げたいなぁ」というような、んわりとしたイメージを思い浮かべてみることをおすすめします。
そして、なんとなくイメージが浮かんできたら、それを項目ごとにメモしていきます。
・どんなルアーを投げたいのか?
・どんなスタイルで遊びたいのか?
これらの項目から逆算してベイトリールを選んでいくと、失敗する確率はグンと減ります。
どんな釣り場で釣りをするのか?
ベイトリール選びで大事になってくる要素の1つに、『どんな釣り場で釣りをするか』があります。
先ほどあなたが思い浮かべた釣り場は、広い釣り場でしょうか?それとも野池のように小さな釣り場でしょうか?
水の色は透明?それとも濁っている?
こんな感じで釣り場(フィールド)のイメージが湧いてきたら、あなたが思い浮かべた釣り場を現実のこの世界で実際に探していきます。
・綺麗な水のフィールドで、のんびりボートに乗って釣りがしたい!→津久井湖、丹沢湖、芦ノ湖など
・近所の池や川で手軽に楽しみたい!→野池、川のおかっぱりなど
・広大なフィールドでおかっぱり→琵琶湖など
このように、自分がイメージした釣り場を現実に存在するフィールドに当てはめていきます。
釣り場探しが終わったら、そのフィールドで人気なルアーや釣り方を調べてみたり、釣具屋さんのスタッフに聞いていきましょう。
バス釣りはフィールドによって効果的なルアーやテクニックに違いがあるので、あなたが行きたい釣り場で実績のある方法を調べるのは、実はとても大切な事なのです。
あなたがイメージした釣り場で、どんな釣りをすればいいのか(どんなルアーを使えばいいのか)が明確になってきたら、それを快適に行えるリールを選んでいきましょう。
自分が投げたいルアーの重さに合わせる
ベイトリールは種類によって扱えるルアーが異なるのが特徴です。
5gくらいの軽量ルアーを投げることに向いている機種もあれば、50g以上の非常に重いルアーを投げるのに向いている機種もあります。
釣具店やネットで考えもなしに、いきなり「何となくコレでいいかな」なんて風に適当に選んでしまうと、自分が投げたいルアーに適していなかったことに後から気づく…みたいな失敗をしてしまうかもしれません。
ですから、ベイトリールを選ぶ際には「どんなルアーを投げたいのか?」が重要になってきます。
では、先ほど「どんなルアーを投げたいのか?(投げれば釣れるのか?)」でリストアップしたルアーにあったリールを選んでいきましょう。
例にすると、
■琵琶湖のおかっぱり→14〜23gくらいのバイブレーションやスピナーベイト、20〜40gくらいのスイムベイトやビッグベイト
このように、行きたいフィールドで実績の高いルアーがずいぶんと変わってきますので、ここから逆算して選んでいくと良いでしょう。
霞ヶ浦は水深が浅くて水が濁っており、人口密度が高いのが特徴。琵琶湖は広くて水質もそこそこ綺麗で、岸際に障害物が少ない釣り場なので、遠投性やルアーのサイズ感が重要なフィールド。
釣り場の違いだけでもこれほどまで扱うルアーの種類が変わってきてしまうので、ただ単にネットの口コミや評価数だけでリールを選ぶのはあまりにも危険すぎるのです。
例えば僕なら、霞ヶ浦の陸っぱりでベイトリールを1つだけ選ぶとするなら、軽量ルアーもそこそこ投げられて、20gくらいのルアーもしっかり投げられるようなリールを選びます。
霞ヶ浦は全体的に水深が浅く、プレッシャーが高くて魚がスレているので、小さなワームやジグなどを投げられたほうがより釣果に繋がりやすいのです。
また、霞ヶ浦は遠投性よりも、細かい操作が効くような操作性重視のリールが扱いやすいでしょう(これは小規模の野池などにも言えることです)。
軽くて小さいルアーを繊細に操作するなら、重くて遠投重視なリールよりも、軽くて取り回しの効くリールが向いています。
具体的な商品名を挙げるなら、ダイワの『20タトゥーラSV TW』や、『スティーズSVTW』。シマノなら『SLX』や『メタニウム』を選びます。
これらのリールに共通しているのは「オーソドックスな釣りを問題なく行えて、かつ軽量ルアーの扱いにも良い」という要素です。
逆に霞ヶ浦ではなく(僕は琵琶湖で釣りをしたことがありませんが)、もし琵琶湖にベイトリールを1つだけ選べと言われたら、「中重量〜大重量のルアーを遠投できるリール」を持っていくでしょう。
例えばダイワなら『17タトゥーラSVTW』や
『ジリオンSVTW』。
シマノなら『アンタレスDCMD』などになります。
これはあくまで僕個人の好みや選択なので、釣り場の違いによって選ぶリールの大まかな目安として参考にしてみてください。
理想としては「釣り場に合わせてリールを選択していく」なのですが、初心者のうちは何台もリールを買うのには抵抗があると思いますので、まずは8〜20g程度のルアーをストレスなく投げられるような、オーソドックスなベイトリールを選ぶのがおすすめです。
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おすすめのリール12選。投げたいルアーに合ったリールを選んでいく
扱いたいルアーの重量が見えてきたら、そのルアーを快適に投げられるベイトリールを探していきます。
ベイトリールには個性・特徴があって、例えばシマノのアンタレスDCMDなら『パワフルな力、重いルアーの遠投性能が高い』などがあり、ダイワのスティーズSV TWなら『5g前後の軽量ルアーも快適に扱えて、リール重量が軽い』などになります。
リールの種類によってこれだけ個性・特徴が違うので、自分が扱いたいルアーの重量を快適に投げられるベイトリールはどれなのかを見極めることが大事になります。
では参考までに僕個人がおすすめする、各ルアーの重量帯に適したベイトリールを挙げていきます。
※僕が実際に使用したことのあるリールには☆マークをつけていますので、信用レベルとして参考にしてみてください※
※ベイトフィネス機は専用ロッドが必要になります※
■5〜10g前後のルアーが快適
アルファスエア
ダイワの『アルファスエア』。ベイトフィネス専用機ですが、比較的リーズナブルな価格なのが特徴。使用するにはベイトフィネス専用ロッドか、ライトクラスのロッドが向いています。
5g前後の軽量ルアー、ライトリグを専門に扱うならベイトフィネス機が便利です。
☆SS エアー
ダイワのベイトフィネス機『SSエア』。
かなり軽量のルアーも投げられますが、設定や扱いがピーキーなので、初心者の方にはおすすめできないリールです。
しかし使いこなせれば軽量ルアーも楽々に投げられるため、ステップアップに最適なリールと言えます。
使用するには専用ロッドか、ライトクラスのロッドがベストマッチ。
☆スティーズSVTW
ダイワのフラッグシップモデル、『スティーズSVTW』。
価格は高いですが、5g前後の軽量ルアーから、1オンスくらいのルアーまで幅広く扱えるのが特徴。
このリールはベイトフィネス専用ロッドでなくても、ML〜Mクラスの一般的なベイトロッドに合わせても良いです。
ボディの剛性は低いですが、かなりハイスペックなので、使いこなせればこのリール1つあればオカッパリの釣りはほぼ網羅できるといっても過言ではありません。
ベイトフィネス専用機として扱うこともできますが、そういった用途に使う場合はシャロースプールと呼ばれる浅溝スプールに変更することをおすすめします。浅溝スプールに変えることによって、軽量ルアーの投げやすさは激変します。
☆スコーピオンBFS
シマノのベイトフィネス機『スコーピオンBFS』。
ベイトフィネス機はやや価格が高いのが特徴ですが、スコーピオンBFSは比較的リーズナブル。
5g程度の軽量ルアーから、10g前後の小型プラグまで快適に投げることができます。
僕個人としては、アルデバランBFSとほとんど使用感は変わらないように感じました。そう思わせてくれるほど、軽量ルアーがカっ飛んでいくのが印象に残っているリール。
使用するロッドはベイトフィネスロッドか、L〜MLクラスのベイトロッドがおすすめです。
☆アルデバランBFS
シマノのベイトフィネスのフラッグシップモデル『アルデバランBFS』です。
5g前後の軽量ルアーが快適に投げられます。
ベイトフィネス機なので、扱うには専用ロッドが必要になります。
アルデバランBFSはラインの太さによってルアーの飛距離が激変するので、12ポンド以上のラインを使用したい人にはおすすめできないリールです。太いと極端に飛距離が落ちます。
フロロラインの8ポンドが快適。
ブレーキがややピーキーで使いこなせないうちはバックラッシュしまくりますが、慣れてくるとスーっと伸びるようなキャスト感が病みつきになってしまう。ブレーキ設定はほぼ4で固定で良い感じです。
SLX
シマノの『SLX』。
スプールが小さいため、軽量ルアーを扱うのに適していますが、それ以上の重さのルアーも快適に投げられるようです。
価格も安くて手を出しやすく、初心者の最初の1台におすすめできるベイトリールです。
■10〜20gのルアーが快適
☆タトゥーラSV TW
ダイワの『17タトゥーラSV TW』です。
おかっぱりでよく使われる10〜20g前後のルアーを快適にキャストでき、それでいて価格も安いため、バス釣り初心者におすすめできるリールです。
SV(ストレスフリーバーサタイル)スプールのおかげでほとんどバックラッシュせず、初心者にも自信を持っておすすめできる素晴らしいベイトリール。僕個人としては最もお勧めできるリール。
※2020年にモデルチェンジされたため、今現在アマゾンでは13,000円前後で投げ売りされています。購入するなら商品入れ替えの時期の今が狙い目です※
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☆ジリオンSV TW
ダイワの『ジリオンSV TW』。
ダイワのバス用ベイトリールの中では中級機になりますが、SVスプールのおかげでバックラッシュしにくく、それでいて1オンスを超えるような重いルアーを扱うこともできる優等生です。
ブレーキ調整も容易で、どんな人にも簡単に扱えるお勧めリールの1つ。「とりあえず安物は不安だから、ちょっと良いリールを使って安心したい」という人にもおすすめ。
弱点がコレといって見当たらない優秀なリールです。
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☆スティーズSV TW
ダイワの最高級機種『スティーズSV TW』です。先ほども紹介しましたが、このリールは10〜1オンスくらいのルアーを快適に投げることができます。
軽く地面に落としただけでもボディがかなり傷ついたりするので扱うのに注意が必要ですが、使いこなせれば『オカッパリなんでも最強リール』になります。
もし金銭的に余裕があるなら、いきなりこのリールから入ってみるのもいいかもしれません。長く使うことを考えるなら、色んなことができるリールが1つあると使い回しできるのでおすすめ。
スコーピオンMGL
シマノのベイトリール『スコーピオンMGL』。
価格的にもリーズナブルなため、初心者の人にもおすすめできるリールと言えるでしょう。
メタニウムMGL
シマノ『メタニウムMGL』です。
私はこのモデルの1つ前の13メタニウムを使っていたことがありましたが、スーっと抜けていくようなキャストフィールがとても気持ち良いリールでした。
これは13メタニウムの話ですが、ブレーキ設定がややピーキーだったように思います。ですがベストなセッティングが出ると物凄く扱いやすかったのが印象に残っています。
10〜20gのルアーが快適に扱えます。8gくらいのやや軽量ルアーも扱うことができるため、おかっぱり用で「とりあえずの1台」として選ぶのにもオススメです。
ベイトフィネススプールに変更して軽量ルアー用リールにカスタムするのもアリなので、これ1台あれば色々な釣りに使い回しできるため融通が効くので便利なリールです。
※2020年にモデルチェンジされるようですので、購入の検討をしている方は注意してください。ショップによっては前モデルを投げ売り価格で販売することも予想されるので、価格の変動はこまめにチェックしておきたいリールです※
☆メタニウムDC
シマノのデジタルコントロール機『メタニウムDC』です。
“DC”とは「デジタルコントロール」の略で、ブレーキをデジタル機器が自動で行ってくれます。
キャスト時に『キュイーン!』というブレーキ作動音が鳴るのが特徴で、その音が好きでこのリールを買う人もいます。
使用感は非常によく、10g〜1オンスくらいのルアーをほとんどバックラッシュせずに投げることが可能な優秀なリールです。
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■20g以上のルアーが快適
☆アンタレスDC MD
シマノのDCリールのフラッグシップ機『アンタレスDC MD』です。
スプール径がやや大きく、重たいルアーを投げるのに適しているリールですが、10g程度のルアーも投げることができるため、バス釣りのオカッパリで使用している人もいます。
ただ10g前後のルアーの投げ心地はお世辞にも快適とは言い難いので、20gを超えるような重ためのルアーを投げたい人におすすめできるリールです。
バス釣りだけでなく、シーバスなどのソルトフィッシングにも使いやすいです。ラインがたくさん巻けるので、沖釣りのジギングやタイラバ、タチウオ等にも使うことができるので、これ1台あると様々な釣りを楽しむことができる便利なリール。
値段は高いですが、魚種ごとに何台も買うよりこれ1台買うほうが、実はコスト的にはお得だったりします。
詳しくはコチラの記事でインプレしていますので、よかったら参考にしてみてください。
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ベイトリールのギア比の選び方
ベイトリールのギア比とは『リールのハンドル1回転でどれだけスプールがどれくらい回るかの比率』のことを言います。
例えば、カタログ表などに表記されているギア比の数値が「6.3」であれば(6.3:1)、ハンドル1回転につき6.3回スプールが回る…ということになります。
これがベイトリールの”ギア比”になります。
ギア比に関しては個人の好みが大きいのですが、一般的にベイトリールのギア比選択においてよく言われているのは、
・打ち物、テキサスリグやラバージグ、ベイトフィネスなどにはルアーの回収の効率を上げるためのハイギア(7.3〜10.0くらい)。
これがベイトリールのギア比選択において、最もオーソドックスなギア比の決め方です。
しかし僕の場合は、巻物に7.1や7.8くらいのハイギアリールを使っていますし、オカッパリでタックル1本だけ持ち歩くときには、使う全てのルアーを6.3のリール1つで全てこなすこともあります。
ですから、一概に「このギア比を選んでおけば間違いない!」と断言できないのが本音です。
ギア比の選択は数多くのベイトリールを試さなければ学ぶことができない部分なので、バス釣り初心者の方はまずは6.3〜7.1のベイトリールを選ぶと良いでしょう。
日本人のバスプロの多くは巻物にはロ〜ミドルギアを使う人が多く、アメリカのバスプロになると8~10.0のハイギアで全てのルアーを使いこなす人もいる。
ギア比に関しては好みが大きくわかれるところなので、ギア比選択は「何を主軸に決めるか」が大事になってくる。
僕は右巻きのリールをよく使うのですが、新商品が出たりした際にベイトリール選びで迷ったときは「とりあえず7.3ギア」のベイトリールを選ぶことが多いです。多くの釣りで使いまわせるので、7.1くらいのものを気に入って使っています。
6.3だと巻物用には最適なのですが、レンタルボートの釣りでは打ち物専用機として使い回しがし難いので、僕個人としては7.1くらいののギア比が無難に使い回しできると感じています。
右と左のハンドル、どっちがいいのか?
ベイトリールには右ハンドルと左ハンドルがあります。
僕は左右どちらのハンドルを使うのかについては、ギア比と同じく「好み」になってくる部分だと思っています。
一昔前では、一般的に言われていたのは「巻物、ハードルアーなら右巻き。打ち物、ワームなどの操作系の釣りは左」というものでした。
しかし近年では左ハンドルで全てこなす人もいたり、右ハンドルしか使わない人もいたりして、ハンドルの好みは多様化しています。
僕個人としては、利き腕が右なので右ハンドルの方がキャスティングが気持ちよくて好きです。これは、ハンドルが右側にあるとキャスティング時にロッドを振る”てこ”になるリール部分の重心が後ろにくるので、ロッドを曲げやすくなるからです。
慣れれば左右どちらのハンドルでもキャスティング自体を行うのは可能なので、ハンドルの選択は実際に釣具店で触ってみて「こっちがいい!」と感じた方を選ぶ…くらいの直感で選んでみても良いでしょう。憧れのバスプロの真似をするのも良いと思います。
僕は右手首に腱鞘炎を抱えているのですが、左ハンドルだとキャスティング時に手首の痛みが発生しやすいです。左ハンドルのほうがキャスティング時に余計に力が必要だからかもしれません。
右ハンドルだと痛みがほとんど出ないので、手首・握力が低い人はまずは右ハンドルを使ってみてもいいかもしれません。
誰の意見でもない、あなた自身の直感を信じる
僕が個人的にベイトリール選びに関して最も大事だと思っていることは「自分が納得できるのか(自己満足感)」という部分です。
スペックうんぬんではなく(もちろん性能は大事ですが)、実際に自分が使用しているときに感じる高揚感・納得感を大事にする方が、大きな失敗をせずに楽しくバスフィッシングに取り組めるのではないかと僕は思います。
目にしたときの心のときめき、実際に触れてみたときの心の高揚感、そして使ってみたときの納得感。こういった要素は数値や理論では解明できない、あなた個人の心の問題です。
ネット上では数多くの商品が紹介されていますが、最終的に頼れるのは「自分自身の心がどこに向かっていくか」ではないかと思うのです(少々スピリチュアルな話になっていますがw)。
誰かにバカにされようがけなされようが「うんうん、やっぱお気に入りのリールで釣りをするのが楽しいんだよな」と思えることができるのなら、最終的にはどんなリールを選択してもあなた個人にとっては間違いではないと僕は思います。
…こんなことを言ってしまうとここまで長々と語ってきたのは一体なんだったのかということになってしまうのですが(笑)、『自己納得感(自己満足感)』ーこれが今現在、僕がベイトリール選びで最も大切だと思っている要素です。
例え高級品を買ったとしても「何だかパッとしないな…」という不満足感を感じていたことが何度もあったので、自分の気持ち・本音に従って道具を選ぶことが大切だと思っています。
このブログで様々な商品をおすすめしている僕が言うのもアレなのですが、自分自身のマインド・気持ちの充実を重視して買い物をすることが、実はリール選びでは最も失敗の少ない方法なのかもしれませんね。
【初心者向け】バス釣りにおいてのベイトリールの選び方、おすすめリール12選|まとめ
今回は『【初心者向け】バス釣りにおいてのベイトリールの選び方』についてお話してみました。
バス釣り用ベイトリールは各社からたくさん発売されていて、どれを選べばいいのか迷われる人もいるかと思います。
もしベイトリール選びで迷ってしまったら、この記事を参考にしてみて頂けると嬉しいです。
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