【ライトリグ克服法】フィネスの釣りで吐き気・イラつきを感じていたけど、「やや辛い」レベルくらいになりました

ライトリグって難しいですよね。

僕は正直言って苦手です。やってるとギギギ…と精神的に辛くなっちゃう。

そこで、『どうやったら楽しくなるのか、どうやったら「苦手」を「楽しい」に変換できるのか』と試行錯誤したところ、死ぬほど辛かったライトリグの釣りが”ちょい辛い”くらいにバージョンアップされました。

【ライトリグ苦手を少し克服したかも】フィネスの釣りで吐き気・イラつきを感じていたけど、「やや辛い」くらいのレベルになったよっていう体験談

数年前、ライトリグをやっていると吐き気や耳鳴り、情緒不安などの症状に襲われてました。

あまりにも苦痛なのでメンタルがヤバかった。

しかし、やり込むことによって少しずつライトリグの副作用が改善。

「死ぬほど辛い、発狂するほどシンドイ、とにかくやりたくない」というレベルから、『自己嫌悪、切なさ、諦め、安定を感じる』というレベルに進歩しましたので、その経緯などをお伝えできればと思います。

そもそも”ライトリグ”ってなんなの?どんな意味なの?

そもそも論になりますが、ライトリグとは一体なんなのでしょうか。

ライトリグという言葉を直訳すると「ライトなリグ(軽量な仕掛け)」になりますが、多くの場合は『食性を狙った”食わせ”の釣り』のことを指す言葉として使われているかと思います。

ライトリグを「セコい・セコ釣り」などと言う人もおり、人を選ぶスタイルとも言えます。

ファンもアンチも多い人気カテゴリーな感じですね。

個人的にはややアンチ寄りなので、使うことに抵抗感があるのが正直なキモチデス。

ライトリグは釣りの難易度を下げてくれる”お助けマン”的な存在

しかし、近年のバスフィッシングシーンにおいてはライトリグに頼らなければ魚にすら触れないことも多く、僕自身、何度もライトリグ様にお助けいただきました。

ライトリグは現代のバス釣りを「ベリーハードモード」から『ノーマルモード』に設定変更させてくれるので、一般アングラーにとっては必須アイテムだと言えます。

しかし、その姿・形と、生き餌に寄せたアプローチということもあって、いかんせん「さすがに?コレ、セコすぎない?辛いんだが…」という葛藤を感じている人もいるんじゃないでしょうか。

えっ、僕だけかな。そうじゃないと思いたい。

●むしろライトリグやってるほうが精神的に辛いんだが?

「ライトリグ=楽をするためのリグ」と考える人もいるけど、人によってはむしろ辛さを感じることもある。

これは数年前の話ですが、たとえば僕の場合、ライトリグを使うことで以下のようなメンタルに陥ってました。

●「ライトリグをダサい・卑怯」と思っている自分がいる。

●レッグワームのダウンショットリグをしている自分が許せない。

●”食わせ”に魂を売った結果主義者に陥っているのでは…と不安になる。

●むしろライトリグを使っても釣れないんだが…。

●結局「ストロング(という名の思考停止ガン巻き)」を貫いてボウズで終了。

ライトリグは人を幸福にも不幸にも陥れる「媚薬・魔薬」的要素を兼ね備えたテクニカルなスタイルだと言えます。中毒性、高くない?

じゃあ、辛い・難しい・テクニカルなライトリグの釣りをどうすりゃ楽しく(あるいは苦しみを和らげることができるように)なるのか。

まずはライトリグという釣りの「ホーリーサイド&ダークサイド(面白い&つまらない)」を明確にするのが大事になるのかなと。

ライトリグの面白い部分と、つまらない部分

楽しくしたきゃ、まずは「面白い部分・つまらない部分」をクリアにしましょうよっちゅーことで、両者をリストアップしてみます。

【ライトリグのココが面白い】

●ルアー操作

●ワーム選択の幅が広い

●「自分の操作で食わせたぞ」という達成感を得られる

●魚に触れる率が高い

【ライトリグココがつまらない】

●サイズが伸びにくい(選べない)

●釣りが単調になりがち

●「セコ釣りをしている自分」を客観視すると切なくなる

●乱獲すると未来のスレバスを増産しちゃう(罪悪感を感じる)

ライトリグのココが面白い!

【ココが面白い】

●ルアー操作

●ワーム選択の幅が広い

●「自分の操作で食わせたぞ」という達成感を得られる

●魚に触れる率が高い

どれだけつまらないと感じているものでも、肯定的に解釈できる側面があるものです。

まずは「面白い・興味深い」の要素を増幅することで、辛い気持ちをカバーしていく。

肯定的な側面を大きくしていくと面白くなるカンジ。

ライトリグはルアー操作が面白い

ライトリグ・ワームの釣りは、ハードルアーのように「ただ巻いてればそれでOK」みたいな釣りではありません。

パドルテールやグラブを使えばタダ巻きでもいいですが、ネコリグやダウンショットリグではそうもいかない。

なので、必然的にアングラー側がロッドワークで操作することになるのですけど、ココがライトリグの面白いところです。

ボトムズル引きしたり、意図したピンスポットでシェイク入れてみたり、ストップさせてみたり…などなど、やり込んでいくと実にテクニカルでMT(マニュアル)な釣りだということがわかります。

ライトリグは一見退屈そうなイメージがありますが、、やり込むと面白い部分も見えてくるんですよね。

アプローチ次第では「狙って釣った感」を得られる

「こちらの意図したアプローチ(MT操作)で魚に口を使わせられる」という要素は、ライトリグの面白いところでもあります。

スピナベやクランクなどで無心にただ巻きをして釣れたときは、どうしても「釣れちゃった感・偶然感」が強い。

しかし、ライトリグなら「自分の操作で食わせたぞ!」という達成感を得られやすいです。

巻物の釣りよりもライトリグのほうがハンティング性が高い…とも言えます。

アメリカのバスプロでハンティング趣味を持つアングラーは多いらしいですが、なんとなく納得。

魚探みて地形変化を撃ったり、魚影に向かってシューティングで釣るのも達成感が高め。

いずれにせよ、自分の中で「コレは面白い!」と感じられる要素を強く感じるのが継続する秘訣なのかなぁと。

「コイツならやってくれるだろう」という安心感を得られる

とりあえず魚に触れられる確率も高い。これはライトリグの最大の強みです。

もちろん、ある程度のピンスポットが絞れていることが前提ではありますが、ハードルアーよりもライトリグの方が食わせる力に優れているので、ボウズを逃れの1本も狙いやすい。

ただ、昨今のフィールドでは「とりあえず適当にライトリグ投げとけばその内釣れるっしょw」みたいな甘い考え方が通用しなくなりつつあるため、出しどき・エリア選択が難しいんですよね。

そこに魚が居るということがわかっているなら、とりあえずライトリグを使うことで魚に触れられる確率も上がる。

でも、ハズすと無。ライトリグ使っても釣れないなんてことは日常茶飯事でごわす。

個人的な体験談としても、「保険のダウンショット専用タックル」に何度も助けられたので、ボウズ逃れをしたいのなら、まずはネコリグやダウンショットリグを練習するのが手っ取り早い手段だとも感じていたり。

僕の中でダウンショットリグは「孫悟空、ルフィ」的な、コイツならなんとかしてくれるんじゃないか的な、ヒーロー的なタックル。


ライトリグのココがつまらない

繊細な操作と意図的なアプローチを楽しめるライトリグ。

しかし、やっぱり「ここがつまんない」っていう部分もあります。

具体的には以下のような部分。

【ココがつまらない】

●サイズが伸びにくい

●釣りが単調になりがち

●「セコ釣りをしている自分」を客観視すると切なくなる

●乱獲すると未来のスレバスを増産しちゃう

サイズを選びにくく、デカいのを狙うなら技術が必要になる

ライトリグの釣りは、小バスからデカバスまで無差別に釣ってしまうため、サイズを選びにくいというデメリットがあります。

裏を返せば「ボウズを避けられる」ともとれますが、デカバスを狙っている人にとってはややピーキーなリグだと感じてしまうかもしれません。

ピーキーというか、狙ってデカいのを出すことが難しい。

フィネス・ライトリグの釣りで50オーバーを釣ってくる人はマジで上手い人だと思います。

バスの居場所を絞り出す能力、状況対応力、スケジューリング、立ち回り、操船、コース…などなど、全てがトップクラスでないとライトリグでデカいのを獲ることができない。

僕はまだ到達できてない次元です。

小バスとデカバスの動きの違いを理解し、釣り分けることができなければ「なんとなく数本釣って終了」を繰り返すことになりがち。

メリットであった「バスのバイトを得られやすい」という要素は、人によってはデメリットに感じてしまう。

単調になりがち?シェイクしときゃあ釣れるってわけでもない

ライトリグの釣りは釣りが単調になることもあります。

「とりあえずシェイクしときゃあ釣れるっしょ」みたいに手を抜いてしまうこともあるんですよね。なんか無心にシェイクしちゃうときがある。

「ライトリグ=シェイク」みたいな固定観念に縛られてしまうのはよくない。

【関連記事】

「すげーつまんねーな、退屈だな」と思ったら、ワームが水中でどう動いてるのか想像してみたり、意図的にストップかけてみたり、あるいは棒引きしてみたり…みたいに、釣りを試行錯誤してみると飽きにくい。

気分転換にワームカラーやサイズ、シンカーウエイトを変えてみたりすることでも”飽き”を和らげることができます。

僕は自分でもウンザリするくらいに飽き性なので、なんとか誤魔化しながらネチネチとライトリグをやるしかないんですよね。

ライトリグは、「釣りたいキモチ」VS「理想的な自分に成りたいキモチ」の葛藤が辛い釣り

「せこ釣りをしている自分ってダサいのかなぁ」と自己嫌悪して切なくなることもあります。

理想的にはハードルアー使ってガンガン釣りたいし、ジグとかテキサスでワイルドに行きたいわけなのですが、しかし現実はレッグワームのダウンショットリグ。

結局フィネスやるしかないのかと、自分の釣りに情け無さを感じることも。

ライトリグをやっている人を軽視しているわけではありません。むしろメンタリティを見習いたいくらいです。

僕の場合、「強い釣りをやり切れない弱いメンタリティの自分」に自己嫌悪しているのかもしれませんね。

まぁ1匹でも釣っちゃうと、途端に「レッグワームのダウンショットリグ最強やんけ!」と手のひら返したりしちゃうので、『釣りたいキモチVS理想的な自分に成りたいキモチ』の葛藤は今後も続きます。

んで、結局どうすりゃライトリグを面白く・克服できるのか

好き・嫌いがクリアになってきたところで「どう面白くするか」を考えていきます。

数年前、ライトリグ縛りの釣行を続けることで「吐き気・耳鳴り・怒り・憂鬱感」を感じていたのが「切なさ・諦め・安定感」になったので、具体的な体験談をシェアしたいと思います。

●ライトリグを克服するまでに試したこと

●徹底的にやり込む

●タックルにこだわる

●休憩がてら、イスに座りながらリラックスして取り組む

●トーナメンター気分になる

●釣果・実績を積み上げたのだと思い込む

とにかくやり込む

「イヤだと感じる釣りと徹底的に向き合う」という苦行に取り組むことで、否定的な側面しか見れなかったメンタリティに変化が生まれました。

ライトリグの良い面も見えるようになったのです。

「そもそもなぜ嫌い・苦手なのか」を分析することで、自分の弱点や課題も見えきます。

たとえば僕の場合、ライトリグを避けていた頃は以下のような悩みを抱えていました。

●バスの居場所は特定できても、口を使わせることができない(決定力不足に悩んだ)

●下手くそなのにゼロワンゲーム・ストロングにこだわりすぎてしまい、その日の”一等地”がわからないまま終わる

●釣りの安定感がゼロだった

初心者のうちから「強い釣り、ストロングゲーム」にこだわりすぎてしまい、なんだかギャンブルをやっている感があった。

釣りに安定感がなかったし、そもそも下手なので魚に触ることもできずストレスを感じる日々でした。

そこで思い切ってライトリグの釣りをやり込むことにしたところ、釣りが安定しはじめたのです。数多くの魚を釣ることで、バスのシーズナルの動きも見えるようになってきた。

ライトリグの「バイト数が多い」というメリットを生かすことで、ストロング一辺倒だった頃よりも学べる情報量が増えたような印象ですね。

やり込むことで、ライトリグの肯定的な側面も見れるようになって、新しい世界が見えてきたと学んだ体験談です。

タックルにこだわる

無駄にタックルにこだわるのも面白いです。

僕はタックル好きなので、ライトリグ用タックルを研究したり、フィネスリグのセッティングなども”無駄に”こだわってみたところ、内的なモチベもアップ!

自分にとってベストなタックルを使うことで、釣りに対するモチベーションも底上げできるといったメリットもあります。

趣味を楽しむなら、まずは見た目から入るという取り組みも大事なのだと学んだ。

リラックスする

レンタルボート限定の取り組み方ですが、ボートに脚立を持ち込み、座りながらまったりとライトリグを操作するのもなかなか楽しい。

ライトリグはハードルのようにポイントをテンポよく移動して…といった早い釣りではないので、椅子に座りながらまったりとロードワークを楽しめるんですよね。

「とりあえずプアな状況っぽいから、状況が変わるまで休憩がてらライトリグをして休もう」と考えることで、辛いライトリグが”息抜きのライトリグ”に変わる。

釣るためのライトリグではなく、「体を休めるためのライトリグ」を自分の釣りに取り入れてみるのもいいのだと知ることができました。

釣れないときのワンクッション的な役割にも使えるカンジ。

「釣りまくること」のメリットを理解する

ライトリグは魚に触れる率が高いので、「魚を釣ったぞ」という実績が自分の経験に積まれやすい。

魚を数多く釣ることで、その瞬間、その時期にバスがどういうポイントに集まる傾向があるのかと言う動きも学ぶことができるようになります。

いわゆる「シーズナルパターン」ってヤツが見えてくると、ハードルアーでも釣れるようになってくる。

ライトリグで魚を大量水揚げすることで得られる経験値やメリットは多い。

そういえば以前、ノリーズのプロスタッフである伊藤巧氏からライトリグに関して以下のようなアドバイスを受けました。

(ダウンショットかぁ…う〜ん、ダウンショットかぁ…と悩む筆者に対して)

ライトリグはやってて辛いですけど、なにかしら新たに学びがあるなら、やらないよりはやったほうが良いんじゃないですかね。

名言です。甘える僕の心にガツンときた言葉です。

やらないで否定することは誰にでもできる。

もし否定するなら、しっかりとやり込んだ上で「この釣りは私には不要だ」と切り捨てて前に進みたいものです。

まとめ:ライトリグは難しいけど、使いこなすと得られる情報量がめっちゃ多い

僕はライトリグが苦手なので、克服するためのプロセスを体験談・記録として書いてみました。

ライトリグは「セコい、ダサい」などと呼ばれることもありますが、肯定的に活用していくことで得られるメリットは多い…という体験談でした。

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