水温が高くなってくると、トップウォーターがアツい!
中でもフロッグというルアーを使ったトップゲームは、エキサイティング釣りを楽しむことができます。
しかし、フロッグの釣りはやや専門性が高いため、道具選びで迷ってしまうアングラーも少なくないはず…。
そこで今回は、バス釣りのフロッグゲームで必要なもの・タックルについて書いていきます。
フロッグの釣りにチャレンジしたいアングラーは必見!
もくじ
バス釣りで、フロッグゲームを始めるときに必要なものは?タックル・道具について
バス釣りでフロッグを使った釣りを始めるときに必要になる道具は、以下のようなものになります。
2:太くて浮力の強いライン
3:フロッグ
1:適切なフロッグロッドを選ぶ
フロッグの釣りをはじめるときは、「使うフロッグがどのようなタイプか確認する」という部分に注目しましょう。
フロッグにはさまざまなフックの太さ・軸の太さ・フックの本数があります。
フックによって選びべきロッドパワーが変わるため、『どんなフロッグを使うのか』という要素から逆算してチョイスするのが手っ取り早いのです。
フックとロッドパワーのバランスをとっておくことで、「バイトはあるんだけでフッキングできない」とか「なぜか途中でバレる」といったトラブルを防止することができます。
●必ずしも「フロッグ=ヘビーロッド」ではない
フロッグというルアーは、軸が太くて大きなフックがついています。
しかし、ルアーによっては細いフックを搭載していたり、シングルフックだったりと、その形態はさまざま。
そのため、「フロッグロッド=ヘビーロッド」というわけでもありません。
太くて強いフックをしっかりバスの口に貫通させるためには、MH~Hクラスのハイパワーなロッドがもとめられます。
一般的には「フロッグ=MH~Hロッド」といわれている理由は、デカい・太いフックを搭載したフロッグを使うのが前提だからです。
しかし、やや細いフックが搭載されているフロッグを使う場合は、そのかぎりりではありません。
たとえば、エバーグリーン「キッカーフロッグJr.」や、ダイワ「スティーズポッパーフロッグJr.」など、コンパクトなフロッグを使うなら、ロッドパワーはそこまで強くなくても構いません。
シチュエーション、ラインポンド数、距離感などによっては、ML(ミディアムライト)~M(ミディアム)パワーでもしっかりフッキングできます。
かならずしも「フロッグ=MH~Hパワーロッド」ではないのです。
ここを知っておくだけで、フロッグの釣りへのハードルはガクンと下がります。
使うフロッグによっては、汎用性が高い・バーサタイルなM(ミディアムパワー)クラスのロッドでも十分だったりします。
ロッドパワーは「フロッグのフックの大きさ」を基準に
ボディがそこそこ大きく、それでいてフックも太くて2本ついている…というようなフロッグを使うなら、最低でもMH~Hパワーのロッドが必要です。
太いダブルフックをバスの上顎に確実にフッキングするためには、ヘビーなタックルがもとめられます。
コンパクトサイズのフロッグを使うなら、ML~Mパワーのロッドでも十分です。
このように、使うフロッグの種類によって、選ぶべきロッドパワーは変わってきます。
フロッグロッドを選ぶときは、「どんなフロッグを使うのか?」と、逆算して選んでいくとわかりやすいかと思います。
2:太くて浮力の強いライン
フロッグを扱うときに意識したいのが、ラインの種類です。
ラインは種類によって特性が違います。フロッグゲームを行うときは、適切なものを選んであげましょう。
フロッグの釣りを快適に行うなら、ラインが浮きやすいPEラインやナイロンラインを使うのがおすすめです。
ですが、基本的にはPEライン一択ではあるものの、かならずしもPEラインである必要もありません。
太くて強いナイロンラインであれば、普通にフロッグを使うこともできます。
しかし、ナイロンラインはロッド操作中に沈んでしまうこともあるため、ストレスなくフロッグゲームを楽しむなら、やはりPEラインがおすすめです。
ちなみに、フロロラインでも一応は操作可能です。
カバーにラインを引っ掛ける「ちょうちん釣り、吊るし」な使い方をするだけであれば、フロロラインでも全く問題ありません。
しかし、着水後から手前に泳がせてくる場合は、フロロラインの「水に沈む」という特性が障害となってしまいます。
フロッグゲームでおすすめなのはPEラインですが、個人の用途によって「必ずしもPEラインである必要はない」と考えると、フロッグゲームに対するハードルが下がります。
3:適切な「フロッグ」をえらぶ
バス釣りのフロッグゲームをはじめるには、「フロッグ」が必要です。
まずは定番・名作・人気なフロッグを選んでいくのが手堅い選択と言えます。
フロッグの選びかたのコツ
フロッグを選ぶときの基準は、以下の点を意識するのがおすすめです。
●持っているロッドで使えそうなフロッグを選ぶ。
「1:適切なロッドを選ぶ」の項目でもお伝えしましたが、フロッグゲームを快適に行うなら、フロッグのフックサイズとロッドパワーのバランスを見極めるのが大事です。
その場合、使いたいフロッグ側を基準に決めることもできますし、すでに持っているロッド側から選ぶこともできます。
もしバーサタイル なM(ミディアム)パワーロッドしか手持ちにないのであれば、ボディサイズが小さく、フックも細いタイプのフロッグを。
フロッグゲーム専用のMH~Hロッドを新たに増設したいなら、太くて強いフックが搭載されたフロッグを。
こんな感じでフロッグを選んでいくと、「バイトはあるのにフッキングできない!」「なぜかバラしが多い…」といったトラブルを未然に防ぐことができます。
バス釣りで、フロッグゲームを始めるときに必要なものは?タックル・道具について|まとめ
バス釣りでフロッグゲームを始めるのに必要なタックル・道具について書いてみました。
フロッグゲームはやや専門性の高いスタイル。
しかし、実は使うフロッグのタイプによってバーサタイルなタックルでも釣りが可能なので、誰でもカンタンにチャレンジできちゃうのがうれしいポイントですね( ^ω^ )