【レビュー・インプレ】コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」。アマゾンで人気のハイコスパ防水シューズを釣りに試した結果…

「釣りやハイキングに使いやすい防水シューズがほしい!」

「軽くてクッション性のある防水シューズがほしい!」

上記のような悩みを解決すべく、コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」を購入しました。

ということで、当記事ではコロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」のインプレ・レビューを紹介します。

コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」。バス釣り向けに作られたハイコスパ防水シューズ

コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」とは

「セイバー4ミッド アウトドライ」は、人気アウトドアメーカーのコロンビアから発売されている登山・バスフィッシング用シューズです。

軽量でクッション性の高い「テックライトミッドソール」が搭載されており、快適な履き心地のハイキングシューズとなっています。

通販サイトのアマゾンでは、評価数500を超える人気シューズ。口コミ・評判も◎

コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」のスペック・仕様

以下、「セイバー4ミッド アウトドライ」のスペック・仕様です。

【おすすめシーン】ハイキング、バスフィッシング

[素材]ウォータープルーフシンセティックレザー、ポリエステルメッシュ

防水構造:アウトドライ

[サイズ展開]25.0~29.0、30.0cm

(引用:アマゾン公式サイト「[コロンビア] セイバー4ミッド アウトドライ」 より

※2022年現在、コロンビア公式サイトにて「セイバー4ミッド」の記載はございませんでした。
取扱先のアマゾンサイトからスペックを引用させていただきました。

 

【インプレ】コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」を実際に使ってみた感想

この項目では、実際にコロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」を着用してみた体験談・感想をインプレします。

おもな用途は、ウォーキング、バス釣り(おかっぱり・レンタルボート)、ソルトルアーのオカッパリなどです。

実際に履いてみた印象は、以下のとおり。

「セイバー4ミッド アウトドライ」のレビュー・インプレ

●オカッパリ・ボートとわず使いやすい作り

●疲れにくい!

●蒸れにくい!

●防水性◎

●やや滑りやすい…

●ショートソックスだと擦れて痛い

オカッパリ・ボートとわず使いやすい作り

コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」は、登山やバスフィッシングに向けて作られたシューズとのこと。

ということもあり、釣りのスタイルにかかわらず、おかっぱり・ボートどちらにも使いやすい作りだと感じます。

有名アウトドアメーカーが手がけたシューズということもあり、高品質なのがうれしい。

バス釣り:オカッパリでの使用感

「セイバー4ミッド アウトドライ」をバス釣りのカッパリで履いてみました。
シューズの自重そのものが軽いため、長時間のウォーキングでも疲れにくい印象です。

バスフィッシングのオカッパリでは、長距離を歩くことも少なくありません。
そんなとき、一般的なスニーカーだと足の裏が痛くなったり、足全体が疲れやすいなどのデメリットがうまれがち。

しかし、当シューズはただ軽いだけでなく、クッション性・ホールド性にすぐれた『ミッドソール』が採用されています。
そのため、疲れにくいのがありがたいですね。

軽快なフットワークで大地を闊歩することができます。

●急な斜面だと足首周辺がキツいかも…

「セイバー4ミッド アウトドライ」は、平地でのウォーキングや、長時間の立ちっぱなしの釣りでは心強い味方です。

ただ、気になるのは『足場の急なスポットで立ち続けていると、くるぶしより上あたりが痛い』という部分…。

当シューズはトレッキング用ということで、ヒールから履き口(パッド)までがやや高く設定されています。
そのため、急斜面に立ち続けていると、かかとから履き口にかけてやや痛みがうまれやすいです。

とはいえ、生地そのものが硬すぎるわけでもないので、履き続ければ素材がやわらかくなりそうな予感もします。

トレッキングシューズのホールド感は足首をホールドしてくれる心強さはあるものの、オカッパリの釣りでは裏目にでることもありました。

追記:オカッパリでコケました…

雨が降った翌日、おかっぱりで階段を歩いていたら転んでしまいました。

コケとコンクリ、濡れた落ち葉がある階段を降りていたのですが、ズルっとコケる…。

バス釣り:レンタルボートでの使用感

コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」をバス釣りのレンタルボートで使用してみました。

レンタルボート用のシューズ選びにおいて、フットエレキの操作性はキモになる部分。

当シューズはトレッキング用なのでややゴツい作りということもあり、操作性に難があるのではと懸念していましたが、かなり良いです。

アウトソールからミッドソールにかけて体高があるシューズですが、フットエレキの操作を妨げることもありません。

ややゴツいので操作感は微妙かなと思いきや、一般的なスニーカーと同じような感覚でペダルを踏むことができるんですよね。

釣りはじめは不慣れ感があったものの、数時間もすれば一般的なスニーカーと同じ感覚でフットエレキを操作できます。

また、『立ちっぱなしの釣りでも疲れにくい』という部分は、オカッパリと同様、据え置きでございました。

●急な雨にも安心!

バスフィッシングのレンタルボートでは、急な雨に見舞われやすいです。

一般的なオシャレ系スニーカーだと水が浸水してしまい、ストレスを感じがち。

そんなとき、防水シューズである「セイバー4ミッド アウトドライ」が一役立ってくれました。

(大雨後、レンタルボートの片付け中の一コマ。浸水していません)

実際、釣りをしているとき雨に見舞われたこともあったのですが、半日ほど小雨からやや強めの雨を浴び続けたものの、水が浸水することはありませんでした。

コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」は、バス釣りのレンタルボートを楽しみたいアングラーにもピッタリなシューズだと言えるでしょう。

●レンタルボートにレインブーツは危険!

余談ですが、「ボートにも長靴履いていけばいいじゃん」と考えるのは本当に危険です

以前、防水シューズ代わりにレインブーツを履いてレンタルボートに乗ったことがありますが、運悪く落水し、マジで死にそうになったという経験があります。

落水したときに長靴に水が浸水してしまい、実質2kgくらいのウエイトを足にかけたまま立ち泳ぎをしていたようなものです。

このときはたまたま岸際近くで落水したからよかったものの、水深が10m以上ある沖だったらと思うと…あとはいうまでもありません。

レンタルボートにレインブーツは危険です。素直に防水シューズを履きましょう(涙)

【関連記事】

「レインブーツ履いて落水したらヤバかった話」はこちらで読むことができます↓

疲れにくい

すでに前述しましたが、コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」は疲れにくいシューズだと感じます。

軽量でクッション性の高い『テックライトミッドソール』が搭載されているため、ウォーキング・立ちっぱなし共に、ストレスのない履き心地ですね。

「セイバー4ミッド アウトドライ」には、やや厚みのあるミッドソールが搭載されています。

歩行中の衝撃を吸収してくれるので、僕のような体重のあるメンズでも膝や足首を痛めにくいのがうれしい。

ハイキングだけでなく、釣り全般やキャンプなど、アウトドアホビーにピッタリな靴だという印象です。

蒸れにくい

「セイバー4ミッド アウトドライ」には通気性の高いメッシュが採用されています。
そのため、長時間履いていてもシューズのなかが蒸れにくい作り

春〜秋のアウトドアスポーツでは汗をかきやすいですよね。
僕は人一倍の汗っかきなのですが、シューズのなかが蒸れにくくて快適です。

「防水シューズは蒸れやすいから嫌だ」という人にも向いているシューズだといえるでしょう。

防水性◎

前述しましたが、コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」は防水性にすぐれたシューズです。

アウトドライの防水透湿性により、防水フィルムとの間に水溜まりをおさえ、水含みによる重量アップや冷えをうまれにくくする作りになっています。

一般的なシューズは、雨天を浴びるとシューズに水が溜まったり、水を含んで重くなるなどのデメリットがうまれがち。

しかし、当シューズは防水透湿性にすぐれ、それでいて水を含みにくい作り。雨天時の釣行や散歩、ハイキングなどに使いやすい!

デメリット・気になるところ

コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」はやや滑りやすいシューズです

公式の紹介文には、以下のような一節が記載されています。

細かな突起のソールが地面をしっかりととらえ、ズレによる体力ロスを減らします

グリップ性に優れたソールパターン

(引用:アマゾン公式サイト「[コロンビア] セイバー4ミッド アウトドライ」 より

…とありますが、やや滑りやすい印象です。

コケ、湿った岩場、泥、濡れモノ系のうえを歩くと、かなり滑りやすい…。

上写真は、前日に雨が降って湿った岩&コケ。踏んでみると、かなり滑る。
「え?このシューズ、本当に登山に使えるの?」と感じてしまったのが本音です。

(これくらいの斜面でも、湿っていたら結構スベる…)

コケなどが生い茂る岩場を歩く人や、滑りやすいツライチハイデッキを使うバスアングラーにはまったくおすすめできません。

雨で濡れた岩場、湿った岩場、斜面×コケや泥のある場所などを歩きたい人にはビミョーなシューズですね…(^^;)

アクロバティックに急斜面に立って釣りをしたいアングラーにはおすすめしたくありません。危険だと思います。

とはいえ、コンクリート、草原、落ち葉などの地形なら問題なく歩くことが可能です。

ただ、言いかえると、「それ以外の場所(濡れている場所、湿った場所)では履かないほうが身のためだ」ともいえるでしょう。

たとえば、霞ヶ浦や高滝ダムなどの平地コンクリ系フィールドには最高です。
一方で、急斜面のある野池でダイナミックにやぶ漕ぎしながら釣りをする!なんていう履き方にはアンマッチかなと。

個人的に、登山家にはおすすめしたくはありません。

カジュアル性△:街歩き用としては微妙。ソックスはロングのみに対応

コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」を散歩やウォーキング、街歩き用シューズとしても履いてみました。

結論をお伝えすると、『カジュアルな街歩き用シューズにはやや微妙』という印象です。

僕はショート・ミッドソックスを好むのですが、そういったソックスを履くと履き口あたりが擦れて痛いです。

「ちょっと近くのコンビニまで」とか「軽く散歩しようかな」なんていうとき、ショート・ミッドソックスを履けないという点には不満を感じます。

とはいえ、そもそもトレッキングシューズはアウトドア用アイテムなので、街歩き用として履いている僕がいけません。

一般的に、登山や釣りにショートソックスを履くことは少ないので、気にならない人は気にならない部分だといえるでしょう。
いつもロングソックスを履いている人なら、まったく気にならない部分かも。

「せっかく買ったアウトドアメーカーのシューズだから、街歩き用としても使いたい!」という人にはおすすめできないかも…?

コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」はどんな人におすすめ?

コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」。

実際に履き続けて、以下のような人におすすめなシューズだと感じました。

こんな人におすすめ!

●釣りやハイキング、キャンプなどのアウトドア用シューズを探している人

●コスパにすぐれた高品質な防水シューズを探している人

●有名アウトドアメーカーの防水シューズを着用したい人

●歩きやすい防水シューズを探している人

●アンダー1万円のお得なシューズが欲しい人

一方、以下のような人には合わないかもしれません。

こんな人にはビミョーかも…

●長いソックス(くつ下)は履きたくない!という人

●街歩き用シューズとして”オシャレ”なものを探している人(街歩きにおいてデザイン性を重視したい人)

●超高級な防水シューズをもとめている人

●滑りにくいトレッキングシューズを探している人

サイズ選びについて

今回、僕は28cmを購入しました。
アマゾンには「サイズ感は普通です」と書かれており、28cmを購入したところ正解でした。

サイズ感はまったく問題なく、多少つまさきに余裕がある感じですね。
下り坂や急斜面を歩き続けてもつまさきが痛くなるようなことはありませんでした。

参考までに僕の身体データを紹介すると、身長175cm、中肉中背のメンズ、普段は27.5cmです。

【インプレ】コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」。バス釣り向けに作られたハイコスパ防水シューズ

コロンビア「セイバー4ミッド アウトドライ」のインプレ・レビューを紹介しました。

アクティブで軽快な着用感でありつつも、それでいて高い防水性を誇るすぐれたシューズだと感じます。

釣りやハイキング、キャンプなどなど、アウトドアを楽しみたい人にピッタリなアイテムだといえるでしょう。

「セイバー4ミッド アウトドライ」が気になった人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

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