シマノ「20メタニウム 」を1年半ほど使ってみました。
当機は汎用性にすぐれるバーサタイルなリールとして人気があります。
なかでも、個人的にもっとも気持ちいいと感じている使いかたは「ラバージグ・テキサスリグ」の釣りです。
ということで当記事では、シマノ「20メタニウム 」がラバージグ・テキサスリグに合う理由を紹介します。
もくじ
【インプレ】シマノ「20メタニウム 」がラバージグ・テキサスリグに合う理由
超人気リール、シマノ「20メタニウム 」
「20メタニウム 」は、シマノ社のラインナップでは中・上位機種に位置するベイトリールです。
やや軽めのルアーからビッグベイトまで使えるため、多くのアングラーから支持されています。
●シマノ「20メタニウム 」
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20メタニウムがラバージグ・テキサスリグに向く理由
20メタニウム はとても便利なリールですが、個人的には「ジグ・テキサス」用として使うことがほとんど。
20メタをジグ・テキに使う理由は、以下のとおりです。
1. 自重が軽い
2. 剛性にすぐれる
3. 載せるロッドを選ばない器用なリールだから
1. 自重が軽くて疲れにくい
ラバージグやテキサスリグは、いわゆる「撃ち物・底物系ルアー」などとも呼ばれるルアージャンル。
撃ち物系の釣りはピッチング主体になることも多く、ロッドワークを行う時間も長めです。
そのため疲労を感じやすいのがネックですが、20メタニウムなら快適におこなえます。
20メタニウムは自重が175g。
フロロ20ポンドを巻いても184gと軽いため、ピッチング&ロッドワークを延々と繰り返してもストレスが少なめです。
僕はほかにもダイワ「17タトゥーラSV TW(200g)」や「20タトゥーラSV TW(195g)」、シマノ「SLX MGL(195g)」などをカバー撃ちに使っていますが、20メタニウムがもっとも使いやすいと感じます。
ラバージグ、テキサスリグ、リーダーレスダウンショットリグ、フリーリグを気持ちよく使うには「20メタニウム」が欠かせません。
2. The・タフ!剛性にすぐれる
20メタニウムは剛性が高く、とてもタフな作り。
ジグ・テキサスをカバーにぶち込む豪快な釣りに使いやすいんですよね。
ラバージグやテキサスリグは、カバー周りでの使用が主になりがち。
そのため、合わせるリールにはそれ相応の剛性がもとめられます。
華奢なベイトリールだと、強引なやりとりでギアを弱めたり、ボディが軋む…なんていうトラブルも起こりやすいですが、20メタニウムなら安心です。
カバーの中からデカバスを強引にブチ抜いても、ちょっとやそっとではガタつきません。
シマノの技術特性である「ハガネボディ」と「コアソリッドボディ」は、タフな使い方にマッチしてくれるのがありがたいですね。
20メタニウムの剛性は、シマノのベイトリールのなかでも上位なのではないでしょうか。
3. 載せるロッドを選ばない器用なリール
20メタニウムはとても汎用性にすぐれる作りです。
そのため、1台持っておけば幅広いタックルに使いまわせるのでめっちゃ便利です。
たとえば、〇〇専用タックルを組むときは、専用リールを導入しなければならないことも多く、そのぶんお金がかってしまうのがネック。
なかでも「ジグ・テキサス」の釣りは、ロッドの方向性や強度、長さがさまざまであるため、リール費用もかさみがち。
しかし、20メタは汎用性にすぐれているため、1台持っておくと重宝します。
たとえば、「MHパワー×20メタニウム」という組み合わせだと、オープンエリア〜ミッドカバーくらいまでが守備範囲です。
しかし、「H/XHパワー×20メタニウム」だとヘビーカバーにブチ込んだり、パンチングも視野に入れなければならず、リール選びには手こずりがち。
そんなときはシマノ「20メタニウム 」の超バーサタイルな作りが役立ってくれます。
ただ、「載せるロッドを選ばない」というのは、言いかえると『中途半端・コレといった正解を見つけにくい』でもあります。
僕は「軽いリールは操作系の釣りに使うべし!」と考えているため、20メタはジグ・テキサス用リールとしてお気に入り…というわけでございます。
●シマノ「20メタニウム 」
【インプレ】シマノ「20メタニウム 」がラバージグ・テキサスリグに合う理由|まとめ
20メタニウムは、ラバージグ・テキサスリグなどの撃ち物・底物ルアーと相性がいいリールです。
「操作感が軽快で、それでいてタフ。しかも巻き心地がシルキー」という作りなので、ジグ・テキサス用リールに◎
ジグ・テキ用タックルの相棒を探しているアングラーは、20メタニウムも候補に入れてみては…?
●シマノ「20メタニウム 」