2020年の5月ごろに発売された、ボトムアップ「ブルスホッグ3インチ」。
購入してから半年ほどじっくり使い込んでみた。
発売当初は、
「O.S.P『ドライブビーバー』と用途が被りそう」
「アームのスリットの耐久性が微妙そう」
「ちょっと小さすぎるんじゃないの?」
「左右にバイブレーションするアームの効果ってどうなん?」
…などなど、ややネガな気持ちを感じていたのが本音。
しかし、実際に関東のメジャーフィールドや野池なので6ヶ月ほど使い込んでみると、
「なんやコレ、めっちゃ釣れるワームやんけ!」
といった感じで、今では完全に1軍入りを果たした。
今回は、ボトムアップ「ブルスホッグ3インチ」を、実際に半年ほど使ってみた体験談を元にしたインプレを書いてみる。
【関連記事】購入当初のインプレ記事は、こちらから読むことが出来ます↓
もくじ
【インプレ】6ヶ月使い込んでみたけど、やっぱコレ”釣れるホッグワーム”ですわ。ボトムアップ「ブルスホッグ3インチ」
これが今回インプレする、ボトムアップ「ブルスホッグ3インチ」。
O.S.P社で「ドライブクロー」や「ドライブクローラー」といった名作を生み出した川村光大郎氏が、自身の立ち上げたメーカーでどんなホッグワームを作ったのかとても気になったので購入。
【関連記事】購入当初のインプレ記事↓
実際に関東のメジャーフィールドや野池なので使ってみたら、これがまた良く釣れるんですわ…。
「食わせる力」が非常に高い
50アップを筆頭に、40オーバークラスのバスを量産する実釣性能。
なぜか野池のスレバスに効く。
他社の人気ホッグワームもよく釣れるが、
(例えばドライブビーバー、エスケープツイン、ファイボス、ブラッシュホッグ、スウィートビーバーなど)
目の前にいる魚に口を使わせるような使い方においては、ブルスホッグは群を抜いている印象。
他のワームとはサイズ感やアクションの質の違いもあって、比較するのは見当違いではあるものの、こと「食わせ能力」に関しては、素晴らしい能力を秘めたワームだと感じる。
トレーラーに使用した際のシルエットが良い
ラバージグのトレーラーとセットした際、美しいシルエットを形成する。
ブルスホッグ自体がやや小さいということもあり、合わせるジグは5g~10g程度のセミコンパクトジグに限られがちだが、どんなジグに合わせても綺麗なシルエットを作り出す。
ボディ幅・厚さとアーム部のバランスが、緻密な計算のもとに作り込まれているのが伝わってくる。
ブルスホッグ3インチをジグトレーラーに使用して釣った50アップ。
ジグにセットしてもそこまで強くないので、スレたバスでも食わせられるような印象。
耐久性は普通
購入前から気になっていた、スリット付きアームの耐久性。
実際に使い込んでみたが、耐久性に関してはそれほど気にならなかなかった。
1匹釣るとアームがもげたりすることもあるが、それは他のホッグワームにも言えることでもある。
他のホッグワームと比較した際も、耐久性が問題に感じられるほどではないと思ってる。
スリット付きアーム部も、特に「弱すぎて使い物にならない」と感じることもなく、普通に使っていけるような耐久性。
使い手を選ばない。様々な用途・リグに使いやすい
ボトムアップ「ブルスホッグ3インチ」は、様々なリグに対応してくれる。
テキサスリグやジグトレーラーはもちろん、リーダーレスダウンショットリグやフリーリグといった打ち物派生系リグや、キャロライナリグ、ヘビダンなどなど、実に多くの釣りに対応する懐の深さを見せる。
特に、リーダーレスダウンショットリグにおいては、フォール中にしっかりとアームが”左右バイブレーション”してくれるため、相性に優れていると感じる。
テキサスやジグトレーラーでは、フォール中にはそこまでバイブレーションしてくれない(ウエイト次第ではあるが)。
キャロライナリグやヘビダンで、「食わせ」を狙っていくような釣りに使うのも面白い。
ブルスホッグ3インチはサイズ感がコンパクトなので、食わせ系リグの大半の使い方には対応してくれる。
ホッグワームでありながらも様々なリグ・用途に使いまわせるといった要素は、ダイワ社で「究極のオカッパリバーサタイル」を提唱している川村氏ならではと言える。
カラーデザインが”美味そう”で良い
飽き性の僕が、半年ほどじっくり時間をかけて使い込んでいった原動力とも言える要素が、「カラーデザインの良さ」だ。
これは個人的な感覚や好みなので参考にならないかもしれないが、どのカラーリングも、
旨そう・美味そう
…と感じさせるデザインだと思っている。
●「美味そう、食べたい」と思えるワームを使えば釣れる
これは余談だが、僕がワームを選ぶ際に気をつけているのは、「カラーやデザイン性が、”美味そう・旨そう”に見えるかどうか」という部分。
僕がイチ生物としてそこに存在した際、果たして本当にその物体を”美味そう、捕食したい”と思えるか。
店頭に立ってアイテムパッケージを眺めたときに、「コレ、めっちゃ美味そうやんけ!」と感じさせてくれるワームデザインでないと、長く使っていくことはできない。
ボトムアップ「ブルスホッグ3インチ」のカラーデザインは、僕にとって”美味そう・旨そう”と感じさせてくれる要因でもあるのだ。
マッチするタックルの幅が広い
リグのウエイト次第ではあるが、適合するタックルの幅が広い。
一般的な3.5~4.5インチクラスのホッグワームは、適合するロッドがMH~Hパワーと、やや強いタックルを使用するのが主となりがち。
しかしブルスホッグは、そのコンパクトなサイズ感と、7gという重量もあって、M(ミディアム)〜H(ヘビー)パワーのタックルそれぞれで使いやすい。
例えば、M~MHパワーのロッドでキャロライナリグやヘビダンにも使えるし、Hパワーのロッドでヘビーカバー打ちをしても使いやすい(ピッチングしやすい)。
近年の主流になりつつある「オカッパリバーサタイル、ヘビーバーサタイル」といったマルチなタックルと合わせても、違和感なく使っていける。
【関連記事】
まとめ:ボトムアップ「ブルスホッグ3インチ」を6ヶ月使い込んでみた。やっぱコレ、釣れるやつやん!
じっくりと時間をかけて、半年ほどボトムアップ「ブルスホッグ3インチ」を使い込んでみて感じた体験談を元に、インプレを書いてみた。
コンパクトなサイズ感と、”食欲”がそそられるカラーデザイン、そして何よりも高い実釣性能が魅力のブルスホッグ3インチ。
ブルスホッグ3インチは、
「関東のスレたフィールドで全然釣れない…」
「野池のバスがスレてて、普通のホッグワームじゃ食わない」
「とにかくホッグワームで食わせたい!」
「テキサスリグやリーダーレスダウンショットリグの練習をしたい!(バイト数を増やしたい)」
上記のような人におすすめだ。
ボトムアップ「ブルスホッグ3インチ」が気になった人は、ぜひチェックしてみてほしい。
【こちらもお役に立つかもしれません】