【初心者向け】超カンタン!ベイトリールでバックラッシュを減らすテクニック。バックラッシュしない方法

ベイトリールのキャスティングには「バックラッシュ」がつきもの。

バックラッシュはベイトリールの扱いに慣れていくにつれて減ってくるが、バス釣り初心者の人はバックラッシュとの恐怖に怯えることもあるかと思う。

そこで今回は「ベイトリールでバックラッシュを減らす方法、バックラッシュしないためのテクニック」を、僕個人の体験や失敗談も含めて解説していく。

ベイトリールでバックラッシュを減らすテクニック。バックラッシュしない方法

ベイトリールでキャストする際の悩みの種となりがちな、バックラッシュ

バックラッシュをしないための方法としては、主に以下のようなテクニックがある。

1:しっかりとサミングを行う

2:ブレーキ調整をこまめに行う

3:ライン素材にこだわる

4:バックラッシュしにくいルアーを使う

5:タックルバランスを考慮する

6:トラブルが少ないリールを使う

1:しっかりとサミングを行う

ベイトリールのキャスティングでバックラッシュしないためには、「サミング」をしっかり行うのが基本。

サミングとは、ラインの放出量を親指で微調整するテクニックのこと。

ルアーが着水する直前や、ルアーが飛んでいる最中にサミングを行うことで、ラインの放出量が適性になり、バックラッシュが発生しにくくなる。

ベイトリールでバックラッシュをしないための基本である『サミング』は、以下のようなタイミングでしっかりと行いたい。

●ルアーが着水する直前

●ルアーが飛んでいる最中

●キャスト直後(スプールが回転しすぎないための微調整)

上記のようなときしっかりとサミングを行うことで、バックラッシュは激減する。

初心者の人は、サミング技術が低いことが原因でバックラッシュを起こしがち。

慣れるまでは少々タイヘンではあるけれど、練習すれば誰でも身につけることが可能なので、気長に取り組んでいこう。

2:ブレーキ調整をこまめに行う

ベイトリールでバックラッシュしないためのテクニックの1つに、「ブレーキ調整」がある。

これまた基本的なテクニックだが、バックラッシュを起こしてしまう原因の多くは、ブレーキ調整がしっかり出来ていないからだったりする。

具体的なブレーキ調整の方法は、以下のような感じ。

●フルキャストした際、スプールから余分なラインが放出されないように調整する。
→キャスト直後、ルアー飛行中にラインがたくさん放出されるのはNG!
 

●メカニカルブレーキは、スプールがガタつかないあたりでキープ(ゼロポジション)。
→ゼロポジションでバックラッシュするなら、メカニカルではない方のブレーキを強くする。

最初は強めにブレーキを設定しておいて、「キャスト→ダイヤルを1メモリ下げる→キャスト→またダイヤルを下げる」みたいな感じで微調整していく。

ルアーの種類によってもベストなブレーキ設定は変わるので、ルアー交換を行った際にバックラッシュが発生するようなら、再度ブレーキ調整を行うこと(詳細は後述にて)。

キャスト時にスプールから余分なラインが放出されないギリギリの線

これを目安にブレーキ調整を行うのがわかりやすいと思う。

ちょい強めのスイングのキャストしてみて、ラインがブワァァ〜っといっぱい出たら、「ブレーキ調整できてないから調整してね」の合図だと思っていい。

【関連記事】カスタムをすることでも、ブレーキ性能が上がってトラブルも激減!↓

3:ライン素材にこだわる

近年はフロロカーボンラインが主流になってきているが、フロロカーボンラインはバックラッシュしやすいラインだ

フロロラインには、ナイロンラインよりも硬い素材が使われているためスプールに馴染みにくく、バックラッシュ(ライン浮き)が発生しやすい。

フロロラインでバックラッシュが多発して困っている場合は、ぜひナイロンラインを試して頂きたい。

ナイロンラインにはしなやかで軽い素材が使われているため、スプールにも馴染みやすく、バックラッシュも少ない。

バス釣りを始めたばかりの初心者の方は、フロロラインではなくナイロンラインがおすすめだ。

以下の記事におすすめのナイロンラインをまとめておいたので、良かったらこちらもチェックしてみて欲しい↓

【関連記事】オカッパリバーサタイルに使えるラインまとめ

4:バックラッシュしにくいルアーを使う

キャスト時に空気抵抗を受けにくいルアーを使うことでも、バックラッシュを防ぐことができる。

例えば、スピナーベイトやバズベイト、クランクベイトといった「キャスト時に空気抵抗を受けやすいルアー」は、スプールからラインが過剰に放出されやすくなり、バックラッシュが増える。

対して、バイブレーションプラグやペンシルベイト、メタルジグ、メタルバイブレーションといったルアーは、空気抵抗を受けにくいためバックラッシュも少ない。

「そんなこと言ったって、スピナベやクランクは必須アイテムだから、投げなきゃダメじゃん」

その通りである。

なので、もしスピナベやクランクなどでバックラッシュが多発する場合は、以下の要点を意識するだけでいくらかバックラッシュを防ぐことが可能だ。

●やや重めのウエイトを選ぶ。

●ラインを1段階ほど細くしてみる(普段16lbなら14lbへ)。

●適切なタックルバランスを意識する。

適切なタックルバランスを意識するだけでも、バックラッシュなどのトラブルはかなり減る。

5:タックルバランスを考慮する

バックラッシュを起こす理由の1つに、タックルバランスの悪さが挙げられる。

例えば、

ミディアムパワーのロッドに16~20lbといった太いラインを使用し、軽いルアーを投げる。

ライトパワーのロッドに10~14lbといった太いラインを使用し、重いルアーを投げる。

ヘビーパワーのロッドに10~14lbといった細いラインを使用し、軽いルアーを投げる。

上記はタックルバランスを意識できていないセッティングの例だが、使うタックルがちぐはぐだと、バックラッシュなどのトラブルも起きやすくなってしまう。

「トラブルが少ないと噂の人気リールを買ってみたけど、なんかバックラッシュする…」という場合は、

使用するルアーに対して、適切なロッドパワーと、適切なラインの太さ・素材を意識する

まずはココを意識してみる。

リールとロッドのバランスの取り方や、タックルバランスについては以下の記事で詳しく解説しているので、こちらもチェックしてみて欲しい↓
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6:トラブルが少ないリールを使う

ベイトリールには、常に「バックラッシュ」というトラブルが付き纏う。

そのため、「ベイトリールを使いたいけど、バックラッシュが怖い」と感じている人も少なからず存在すると思う。

実は、僕も昔はベイトリールのバックラッシュに怯えていたのだが、トラブルが少ないアイテムを使用することで、その悩み簡単に解決されてしまった。

具体的に言うと、以下のアイテムがキッカケとなり、僕はバックラッシュが全く怖くなくなった。

上記のようなストレスフリー系のリールを使用することで、バックラッシュの恐怖は格段に減るのでおすすめだ。

●最近のリールはバックラッシュが起きにくいので快適

ダイワの「SV(ストレスフリーバーサタイル)システム」

シマノの「DC(デジタルコントロール)ブレーキ」

…といった、バックラッシュを起こしにくいシステムが採用されているベイトリールを使用することで、バックラッシュを起こす頻度は激減する。

トラブルレス・ストレスフリーなベイトリールを使用することで、バックラッシュの魔の手を簡単に払拭することが可能なのだ。

以下の記事でストレスフリー・ノンバックラッシュなリールを紹介しているので、参考にしてみてほしい↓

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まとめ:ベイトリールのバックラッシュを減らす方法、バックラッシュしないためのテクニック

ベイトリールでバックラッシュしないためのテクニックを、僕個人の体験談も含めて紹介してみた。

バックラッシュをしないための基本的なテクニックをまとめると、以下のとおり。

1:しっかりとサミングを行う

2:ブレーキ調整をこまめに行う

3:ライン素材にこだわる

4:バックラッシュしにくいルアーを使う

5:タックルバランスを考慮する

6:トラブルが少ないリールを使う

まずは、「サミングとブレーキ調整がしっかり行えているか」を確認する。

そして、ライン素材やルアーの種類、タックルバランスを見直してみる。

それでダメなら、トラブルが少ない優秀なリールを使用すること。

ベイトリールはバックラッシュというトラブルが起こりがちだが、慣れてしまえば全く気にならなくなるので、最初は辛抱しよう。

個人的には、初心者の人ほど「バックラッシュしないリール」を選ぶのが最優先だと思っている。

近年はバックラッシュしにくいリールもたくさん出てきているので、トラブルが気になる人は以下の記事で紹介しているリールを試してみてほしい↓

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