僕はこれまでにさまざまなバスロッドを使ってきました。数にすると50本以上は超えるでしょうか。
なかでも「これはもっともスタンダードかつ失敗しないロッドだ!」と感じさせるアイテムがありました。
それは、シマノ「ゾディアス」シリーズです。
コストパフォーマンス、使用感、デザイン、さまざまなリールへのマッチング度合い…などを考慮すると、現時点で”最強”なバスロッドだと感じさせるロッドです。
もくじ
バスロッド選びで迷ったら、この2本買っておけば間違いない
シマノ「ゾディアス」シリーズ。
いまさら僕が説明するまでもない、超人気バスロッドシリーズです。
バス釣り初心者からエキスパートまでさまざまなアングラーに支持されており、近年のバスロッドのなかではトップセールスを叩きだしているといっても過言ではないでしょう。
なかでも、「ゾディアス166M」と「ゾディアス264L」は、ほぼ文句ナシなロッドだと感じさせます。
「どんなバスロッドを選べばいいのかわからない!」という人や、「サブロッドや追加タックルを検討している」という人なら、上記2本をえらべば”ほぼ間違いありません”。
ゾディアス166M:巻物・ワーミングの万能機
シマノ「ゾディアス166M」。
長さは6.5フィート、ミディアムパワー…ということで、ハードルアーからワームの釣りまでこなせる万能モデルです。
ルアー上限は3/4oz(21g)となっていますが、頑張れば1ozのビッグベイトも背負えます(自己責任でお願いします)。
近年は1610Mのほうが売れ行きがいいようですが、166Mと1610Mどちらも使ってみたところ、個人的には166Mを推したい…!
ルアーフィッシングの喜びを堪能させてくれる、楽しいバスロッド
近・中距離戦でのフィーリングがよく、精度の高いキャストをビシバシ決めることができます。これが楽しいんですわ…( ^ω^ )
「あれ?オレってこんなにキャスト上手かったっけ?」と錯覚してしまうほどです(笑)
キャスト精度がもとめられるシチュエーションでは、1610Mではなく166Mのほうが使いやすいですね。
たとえば、亀山ダムをはじめとする千葉県の房総リザーバーや、カバーが多い野池でのオカッパリなど、ルアーをしっかりピンポイントに投げられなければ釣れないフィールドにマッチします。
遠投性は1610Mには敵わないものの、166Mはおかっぱり・レンタルボートともにめっちゃ重宝しているのでお気に入りです( ^ω^ )
「バス釣り初心者で、はじめてのベイトタックル用ロッドを探している」だとか、「サブタックルを検討している」なんていうアングラーにマジでおすすめしたい。
【関連記事】
ゾディアス166Mが素晴らしすぎるので、インプレ記事をたくさん書いてしまいましたw↓
バス釣りのオカッパリには、ゾディアス1610Mと166Mどっち?
同シリーズの”1610M”は、おかっぱりアングラーに人気があるモデルです。
そのため、166Mと1610Mで悩んでいる人も少なくないはず…。
僕自身もそのうちの1人でしたが、2本とも購入してみたところ、両者の使いわけがわかってきました。
ゾディアス166Mと1610Mの使いわけは、以下のとおりです。
【166M】
●キャスト精度重視。近・中距離戦がメイン
●ロッドワーク系ルアーが得意(トップ、ジャークベイト、ライトテキサスなど)
●取りまわし重視。ヤブ漕ぎ、野池に◎
●オカッパリ・レンタルボートともに使い勝手がいい
【1610M】
●遠投重視(中・遠距離戦)がメイン
●巻物・撃ち物どちらもバランスよく使える
→巻物:コース選択がしやすい
→撃ち物:ピッチング・フッキングが安定しやすい
●細かな操作は苦手
ゾディアス166Mと1610Mを比較したインプレは、「【比較】どっちがおすすめ?シマノ「ゾディアス 166M」と「1610M」の比較インプレ」でくわしく紹介しています。
ゾディアス264L:フィネスから小型プラグまで使える万能機
シマノ「ゾディアス264L」は、6.4フィートのL(ライト)パワースピニングロッドです。
適合ルアーウエイトが2.6~20gとべらぼうに幅広く、フィネスから小型ハードルアーまでなんでもイケちゃう。
おかっぱりでのロッド選びのときにありがちな「フィネス専用ロッドだと専門性がありすぎてちょっと…」なんていうジレンマも解消してくれるので助かっています。
ひと昔前までは、ダウンショットリグなどのフィネスリグをLパワーロッドで扱うのはストレスがありました。が、最近のバスロッドは凄いですね。
「レッグワーム2.5×1.8gシンカー」のダウンショットリグも快適に扱えてしまうんだもん。
さらに、適合ルアーウエイト上限が3/8oz(10g)なので、使えるルアーの幅がめちゃくちゃ広いのがお気に入りポイント。
フィネスロッドでは投げられなかった、4インチヤマセンコーのノーシンカーや、シャッドテールワームのジグヘッドなどなど、ML(ミディアムライト)クラスの領域までカバーしちゃう。
小型ハードルアー全般にもめっちゃいい。シャッド、スモールクランク、1/4ozのスピナベなどにも使える。
汎用性がありすぎない?最近のゾディアスはすげぇ。
Lパワーだけどフィネスできる?
できます。ビックリしちゃいます。
ゾディアス264Lは、「ダウンショット1.8gシンカー×レッグワーム2.5」も快適に扱えるロッドです。
そのほか、「3.5~4インチカットテール×1.3gネイルシンカーのネコリグ」だとか、「1.8gスモラバ」などなど、フィネスリグ全般なら問題なくあつかえるので便利です。
ガッチガチのフィネスタックルを組むなら、264UL-S
ただ、ダウンショット専用!として使うならやはり264UL-Sには敵いません。
264UL-Sにはソリッドティップが搭載されているので、食い込みのよさはやっぱり264UL-Sのほうがすぐれていると感じます。
264UL-Sと264Lの比較インプレは「【ダウンショットリグ編】シマノ「ゾディアス264L」と「264UL-S」の違いを比較インプレ」で紹介しています。
しかし、バーサタイルに使うなら、264Lはほぼ文句ナシのフィーリング。フィネスゲーム全般を楽しめるスグレモノといった印象ですね。
オカッパリのスピニングタックル1本として選ぶなら、264UL-Sよりも264Lのほうがバーサタイルに楽しめます。
バスロッド選びで迷ったら、シマノ「ゾディアス166M」と「264L」買っておけば間違いない
シマノの「ゾディアス」シリーズ。
説明不要の人気シリーズなので、バスロッドえらびで迷ったら当2本を検討してみてはいかがでしょうか^^