(アイキャッチ・トップ画像引用:一誠「ギルフラット」より)
ダウンショットリグやネコリグを世に広めたことでも知られる、ルアーメーカー「一誠」代表・村上晴彦氏。
同氏が生み出した「ギルフラット」は多くのアングラーに人気で、一時期は品薄になったのも記憶に新しいです。
そんな「ギルフラット」ですが、海外の某有名メーカーから、あからさまな模倣品がリリースされたようで、村上さまが怒っておられます。
以下、村上氏のツイートの引用です↓
こういうのって、腹立つんだよねー
ちょっと顔変えて、ヒレ変えて、しかも、超有名どころだよねー
で、
ここで文句言ったら、みんな見るでしょ、、、興味持つでしょ、、、
なんだかねーーーhttps://t.co/yZW715WRq7
— 村上晴彦 (@haruhiko_m) July 10, 2021
バークレーがあからさまにパクッているみたいですね。
バークレーといえば、過去にも「さすがにそのまんまでしょw」と感じさせるようなコピーが出て話題になったこともあります。
(画像:タックルウェアハウス「Berkley Powerbait Mantis Bug」より)
「マンティスバグ」。
ノリーズ「エスケープリトルツイン」系なビジュアル!…と話題になりました。
まぁ…完全にパクってますよね。
インスパイア系…といったほうが正しいのでしょうか。
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↑バークレーから新しく発売されるであろう、小型ワーム。
アメリカでは「ネッドリグ」というメソッドがスモールマウスバスに効くようで、セットするワームとして、Zマン「フィネス TRD」が人気。
その”インスパイア系”がリリースされるみたいです。
(画像:タックルウェアハウス「Z-Man Finesse TRD」より)
「フィネス TRD」はネッドリグにセットするために開発され、アメリカで大ウケしてるとのこと。
そこに目をつけたバークレー。やはり”インスパイア”系なワームをリリースするみたいですね。
業界の「パクリ合戦」について思ったこと
まぁ、ルアーメーカーの「パクり・パクられ」合戦は今に始まった事ではないですし、他の業界でも壮絶な競争(オマージュ、パクり、模倣、派生、インスパイア)が繰り広げられていますものね。
ただ、個人的にはちょっとやりすぎな気もしますし、あからさまなパクり商品には手が伸びません。二郎系ラーメンは好きだけど。
とりあえず、あからさまなパクり行為については不愉快だと感じます。
そもそも論をいってしまうと、「じゃあトップ系ルアーはヘドンのパクリやんけ!」だとか「ストレートワームは”クリーム”のパクリ!ダメ!」ってなっちゃうのが難しいところ。
そもそも、このブログだって有名ブロガーのビジネスモデルを模倣・ベースにしただけにすぎないので、「パクり、模倣は絶対にやってはいけないこと!」と断言することはできない…というのが本音です。
僕たち人間は、だいたいは「どこか」から模倣し、それぞれの環境に適応して生きている。
自分の思考や価値観も、実はどこかからの模倣や、有名人に影響された末の観念だったりする。
「ビジネス書・SNSに書いてあった、失敗しない考え方」だとか「有名人は〇〇と考える」だとか、「会社の上司・部下・同僚から影響を受けた」だとか。
結局のところは、「パクられる(影響を与える)側」と「パクる(影響を受ける)側」の構図は、どこの世界にも存在するわけで。
される側は「名誉なことだ」と割りきるしかないのかもしれません。
残念ながら、粗悪なコピー商品は「派生品、インスパイア系、進化」と捉えるしかないのかもしれませんね。
さすがに、金のためにルアーのビジュアルも動きも使い方もすべて”パクる”というのはどうかと思いますけど。
ちなみに、このブログもほかの釣りブロガーにパクられることがあるので、パクられる側は気分がよくない…ということだけはわかります。
そして、自分も他のブロガーのいい部分を参考にするので、お互い様ですね。
それにしても、「ウヘヘ、これをパクればお金儲けできるでやんす…」なんちゅー悪どい商売をたくらむメーカーはいただけませんな。
利益を生み出すためには競争も向上心も大事なこと。しかし、カネに魂を売りすぎるのも考えものだ。
まとめ記事書いているヤツがそれ言う?コレ、自分に返ってくるやつ?