【インプレ】ケイテック「ソルティコアチューブ」って知ってる？ややニッチな超バックスライドする系ワーム

バス釣りのハイシーズンになると欠かせないルアーのひとつに、「バックスライドワーム」があります。
バックスライド系にはさまざまなものがありますが、なかでも個人的に愛用しているのは、ケイテック「ソルティコアチューブ」です。

ということで、当記事では”ソルティコアチューブ”のインプレを紹介します。

 

超強烈なバックスライドをする、ケイテック「ソルティコアチューブ」のインプレ

ケイテック「ソルティコアチューブ」は、高比重のチューブ型ワームです。

ここ最近の日本ではほぼ使われなくなってきたチューブタイプですが、当ワームはフックを逆つけセッティングすることでバックスライド系として使うことが可能。
また、バックスライド用としてだけでなく、テキサスリグなどにも使うことができるため、用途も多彩です。

 

（引用：ケイテック公式）

ケイテック「ソルティコアチューブ」は、フリッピングの名手と言われる故・林圭一氏が開発に携わったワームです。
そのため、アシなどに打ち込んでいく”フリッピング”など、カバー撃ちのよき相棒として使いやすいデザインになっています。
ハイシーズンにカバー撃ちをするなら、ソルティコアチューブが心強い味方になってくれるでしょう。

 

セッティング・自重など

フックをつけるとこんな感じになります。
いかにもチューブワーム然としていますが、コレ、めっちゃバックスライドしてくれるんですよね。

 

ソルティコアチューブは、フックを逆刺ししたときにアイを隠せるようにするための”出っ張り”が設けられています。

バックスライド系の釣りはライン結束部がズレてしまうと、バックスライドアクションにも影響が出てしまいます。
しかし、当ワームならライン結束のズレも防いでくれる。

 

こんな感じでラインアイが隠れてくれます。
スキッピングしたときなどにワームがズレにくくなり、さらに結び目の保護にもなってくれるのがありがたい。

 

●グッドなスメル

天然イカフレーバー配合なので、超いい匂いがします。
スルメフレーバーでナイススメルです。

 

ケイテック「ソルティコアチューブ」の自重・重さ

自重が14gあるので、かなり投げやすいです。
もちろんヘビータックルを使ったフリッピング、ピッチングなどにも使えます。

 

インプレ｜実際に釣り場でケイテック「ソルティコアチューブ」を使った感想

この項目では、実際に釣り場でソルティコアチューブを使ったインプレを紹介します。

フィールドでソルティコアチューブを使い続けてみて思った印象は、以下のとおり。

 

ボリューム感たっぷり

ケイテック「ソルティコアチューブ」は、全体的にボリューム感があるワームです。

ボディサイズ自体は一般的なバックスライド系ワームとさほど変わらない印象ですが、チューブ型特有の”もじゃもじゃ感”がアピール力を高めています。
アピール力がやや高いため、フィールドの水が濁ったときや、天候が荒れたときに使っていくといい結果につながりやすいかなと。

水中でモジャモジャと艶かしく動いてくれるので、ボトムでは甲殻類っぽく、スイミングでは小魚に化ける…といった感じです。

 

使う状況はやや限られる…？

ソルティコアチューブはややボリューム感のあるワームです。そのため、やや使うシーンを選ぶような印象も。

これは一般的なバックスライド系にもいえることですが、ハイアピールな作りなのでバスの警戒心が高まっている状況では食わせ能力にかけます。
バスに口を使わせる力は、ダウンショットリグやネコリグなどには敵わないかもしれません。

ただ、バスが中層にサスペンドしているような状況や、ハイシーズンの食い気が高まっているシーンにおいては役立ってくれました。
”食わせ”能力はさほど高くはないものの、バスがサスペンドしていたり、落下物に反応するようなシチュエーションで生きるワームかなと。

 

バックスライド幅が強烈

ケイテック「ソルティコアチューブは、ノーシンカー逆刺しセッティングで使うとめちゃくちゃバックスライドします。

レイドジャパン「バギークロー」やゲーリー「ファットイカ」よりもバックスライドするので、よりカバーの奥までルアーを送り込みたいときはソルティコアチューブが活躍してくれます。
カバーの奥の奥までワームを届けることができるため、使い勝手◎

 

「不人気なチューブ型」＝スレバスキラー

ケイテック「ソルティコアチューブ」は、あまり使われることがない『チューブ型』のバックスライドワーム。
ということもあり、スレた野池のオカッパリでもよく釣らせてくれます。

 

結構ボリュームがあるので、天候が荒れたときや濁ったときなどにテキサスリグで使ってみると、面白いことが起きます。

ケイテック「ソルティコアチューブ」のインプレ｜まとめ

ケイテック「ソルティコアチューブ」のインプレを紹介しました。
最近ではあまり使う人を見かけなくなった”チューブタイプ”ですが、バックスライド幅の大きさとカバー撃ち能力の高さは秀逸です。
バックスライドワームをお探しならチェックしてみては…？