二ヶ月くらい前からダイエットを再開しているが、炭水化物をしっかり摂っても痩せることができた。
ちなみに、1年くらい前と今の身体を比較すると、こんな感じ↓
実はちょっと前まで、「炭水化物は食べなければ食べないほど痩せる!」などと思い込んでいた。しかし色々と勉強したり試していくにつれ、それが幻想であったことを痛感した。
白米、玄米、パスタやソバなど、炭水化物を食べてもダイエットは成功する。
今回は「結局、ダイエットは炭水化物を食べても大丈夫だと痛感した話」について書いていく。
記事後半では、実際にどのくらいカロリーを摂取して、さらにどのくらいの炭水化物を食べて痩せたのか、について書いている。そこだけ知りたい人は、もくじから簡単に飛べるのでチェックしてみてほしい。
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もくじ
【2ヶ月で3kg減】結局、ダイエットは炭水化物を食べても大丈夫なんだなと痛感した話
●炭水化物を食べてもダイエットは成功する
ダイエットには炭水化物はよろしくないという意見を頻繁に耳にするが、ダイエットは炭水化物をしっかり食べても成功する。
というか、食べないと成功しないんじゃないかとさえ感じている。
実は、つい最近までは炭水化物は摂らない方向のダイエットばかり行っていたのだが、あるとき、ふと思った。
「そういえば昔、ざる蕎麦だけで三食過ごしたダイエットでも痩せたんだよな」と。
その詳細については以下の記事で語っているのでここでは割愛させて頂くが、結局のところ、カロリーの収支さえしっかり行なっていれば、炭水化物を摂っても痩せていくのだと痛感した。
ちなみに、ざる蕎麦1食食べると、炭水化物量は大体68g程度になる。
68g×三食=204g。1日204g程度の炭水化物を摂っていても痩せる。
摂取カロリーを増やしすぎなければ、炭水化物を摂ってもダイエットは成功する。
このことに気づいてから、白米や玄米、パスタなどの炭水化物をしっかり食べつつダイエットを行なってみると、結果的に、2ヶ月で3kgのダイエットに成功した。
やはり!である。
「炭水化物自体が太るのではなく、オーバーカロリーが太る」という事実は、ダイエッターなら知っておきたいポイントだ。
現状維持カロリーよりも摂取カロリーを控える。
ほとんどの場合は、これだけで痩せていくと痛感した。
もしこれで痩せていかないのなら、現状維持カロリーの計算が間違っているか、摂取カロリー計算が間違っているか、生活強度のレベルを見誤っているか…のどれかだと思う。
炭水化物は悪魔の食材ではない
これまでは、メディアなどに書かれている「糖質=悪」を盲信していた。が、栄養学に関する資格の勉強をしていくにつれて、どうやらそれは単なる迷信であることに気づいた。
また、バズーカ岡田氏の著書などを参考に、炭水化物をしっかり摂ったダイエットに取り組んでいくと、やはりダイエットは成功した。
ちょっと前までは、ダイエットには炭水化物は良くない!などというメディアの洗脳にハマっていた。
しかし、普通に白米やら玄米、パスタやパンなどを食べても痩せるのだということを知ると、「これまでの苦労は一体何だったのか」…と泣けてくる。
ダイエット法には様々なものがあるけれど、ダイエットを成功させるには、必ずしも炭水化物をカットしなければならないわけではないと、声を大にして言いたい。
「その食事法、今後も継続できますか?」という問い
炭水化物抜きの食事を永遠に続けろと言われたら、ぶっちゃけ無理っす。そんなの無理に決まってるじゃないですか。
ダイエットを成功させたいなら、「これなら1年くらいは余裕で続けられそうだな」と感じるような取り組み方じゃないと、マジで継続できない。
ダイエット業界は、ユーザーにダイエットを成功させようとしているのではなく、むしろ失敗させて負のループに陥らせようとしているのではないかとすら疑ってしまう。ダイエット業界、マジで怪しい。
話が逸れたが、ダイエットを継続するのに大事なのは、「今の食生活(トレーニングを含め)を、半永久的に継続できるのか?」という部分。
続けることが苦になるような取り組み方だと挫折しやすい。
しかし、炭水化物をしっかり摂りながらのダイエットなら、精神的にもそこまでキツくないから継続しやすい。ダイエットがキツいことには変わりはないが…。
それと、ダイエットには便秘などがつきものだが、スーパー大麦などの便利食材を併用することでもダイエット効果を高められるのでおすすめ。
【関連記事】スーパー大麦バーリーマックスは、便秘解消効果が高い。そして美味しい。
スーパー大麦などの便利アイテムを併用しつつ、普通に炭水化物をしっかり摂った上で、筋トレなどのトレーニングを行いつつダイエットを継続すると、わりとスムーズに身体が絞れてきた。
「とにかく摂取カロリーを減らせ!」などという根性論満載な過激ダイエットに終止符を。
少なくとも僕のような豆腐メンタルの人間には、長期間のダイエットを”気合い・根性”だけで乗り切ることはできない。できたとしても後が続かないし、2度とやりたくなくなる。
●カロリー設定の例
ここ最近、白米や玄米などの炭水化物をしっかり摂取した上でダイエットに取り組んでいるが、1日で大体どのくらいのカロリーを摂取しているのか書いてみようと思う。
僕は30代中頃の175cm、中肉中背、体脂肪は25%前後、除脂肪体重は約60kg、天然パーマ。わりと人見知りする性格で臆病だが、意外と初対面の人に対する人あたりは良い…といった一般的な成人男性。
大体2300〜2500カロリーが僕の現状維持のカロリー。
仕事はデスクワーク中心なので、トレーニング以外では全く動かない日もある。
なので、ダイエット中は、大体2000カロリーを目安に、『炭水化物50%くらい、脂質20%くらい、タンパク質30%くらい』というアバウトな感じで食生活を管理していった。
理論的には、特にトレーニングなどをしなくとも、1日に300カロリー少ない食事を摂っていけば、1ヶ月で9,000カロリー減らせることになる。
体重1kg減らすのには約7,000カロリー減らさなきゃならない。ひと月で9,000カロリー減らせるので、1ヶ月で大体1kgちょい体重を減らせることになる。
有酸素運動などをトレーニングメニューに加えると、もうちょい体重を落とせる。朝・晩の有酸素運動(30分前後のウォーキング)に加え、筋トレを加えると、ひと月で大体1~2kg体重を落とせる。
色々と疲れていて有酸素運動をこなせない日が多くなってくると、ひと月で1kgくらいまでしか落とせない。
個人的には、これくらいのユルい取り組み方のほうが、結果的に継続しやすいと感じる。長期間のダイエットが苦しくなくなるので、モチベーションも維持しやすい。
僕は食べることが好きなのでダイエットは辛いけれども、上記のような取り組み方であれば、3ヶ月程度のダイエットなら難なく乗り切れると感じている。
●炭水化物、1日でどれくらい摂ってる?
炭水化物は、大体250gくらいしっかり食べている。
これでも問題なく落ちるので、「炭水化物は絶対に食べちゃいけないんだ!」という罠にハマってしまっている人も、安心して食べてみてほしい。
…が、今まで炭水化物をとらなかった人が急に食べたりすると、「グリコーゲン+体内の水分UP!」的な感じになるので、体重自体は増えると思う。脂肪が増えたわけではないので、あまり気にしなくても良い。
炭水化物を食べ始めてから1週間くらいは体重が増加するかもしれないが、しばらくすると元の体重に戻ってくる。
過激なカロリー減は危険
ダイエットを成功させるには、摂取カロリーを落としすぎないことも大事だと感じる。
カロリーを落としすぎると、身体の防衛反応・生命維持反応が強く働きすぎてしまい
脂肪が落ちにくくなる。
脳というか、身体を騙しつつダイエットを行うと良い感じだ。
「カロリーは少ないけど、ただちに生命維持に関わるほどではないか…んじゃあ、脂肪使っとけ」といった指示をさせるのがコツだなと。
●摂取カロリー落としすぎると危険
摂取カロリーを減らしすぎると、マジで危険だ。
脳が危機感を感じているのか、「もうこれ以上動くな!」という指示を出しているからだと思うが、思考がネガティブになり、何をするにも気力が湧かず、生きていること自体が辛くなる。
こういった「ネガティブ症状」が出るレベルまでカロリーを落とすのは危険。
僕の場合、大体2000カロリーを切り始めた辺りくらいから、ネガティブ症状が出始める。
まぁ元々ネガティブなこともあって、それが地の性格なのかカロリー減の影響なのか判断がつきにくいし、元々ネガティブなんだったらカロリー落としても変わんないんじゃないかとも思うのだが、減量時特有のネガティブな症状には気をつけたい。
カロリーを落とす方向でなく、出来れば身体を動かすことで余剰カロリーを落としていきたい
【2ヶ月で3kg減】結局、ダイエットは炭水化物を食べても大丈夫なんだなと痛感した話|まとめ
今回は、「炭水化物をしっかり摂っても、ダイエットは成功するよ」ということについて書いてみた。
長年ダイエットに取り組んでみて思うのは、「摂取カロリーが現状維持カロリーより上回らないこと」という部分。
まずはしっかりと自分のライフスタイルを見直してみて、カロリー計算を行いつつ、食事管理をしていく。
そして、しっかり炭水化物を摂る。
何やってもダイエットが成功しないなら、まずはダイエットの超基本を学びなおすのがおすすめだ。そういった人におすすめなのが、先述したバズーカ岡田氏の著書。
炭水化物を摂ってもダイエットは成功するということについて書かれているので、ダイエッターなら1度は目を通しておきたい名著。
たった数千円出すだけで、スポーツトレーナーのマンツーマントレーニングでは学べないダイエットの基礎がたくさん学べるのでお得である。
この本に書かれていることをトレーナーに教えてもらうと、多分1万円くらいはかかるんじゃないだろううか。少なくとも、この本に書かれているようなことを、スポーツジムのトレーナーに教わったことは一度もない。
そう考えると、めちゃくちゃお得な自己投資である。もしダイエットに悩んでいるなら、こういったアイテムを活用して減量を成功させたい。
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