「ルアーが飛ばない!」とお悩みの方へ。バス釣りのベイトリールで飛距離出すための5つのテクニックとは

「評判が良いベイトリールを買ったんだけど、全然飛ばない…」

飛距離を出すテクニックを知りたい!」

こんなことでお困りなら、当記事がお役に立つかもしれません。

この記事では、「バス釣りのベイトリールで飛距離を出す方法」を紹介していきます。

バス釣りで「飛ばない…」と悩んでいる方は参考にしてみてください。

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「ルアーが飛ばない!」とお悩みの方へ。バス釣りのベイトリールで飛距離出すためのテクニック

ベイトリールで飛距離を出す方法は、以下のようなものです。

1:長いロッドを使う


2:重いルアーを使う

3:ブレーキ設定を見直す

4:タックルバランスを見直す

5:飛ぶリールを使う

●遠投テクニックのお手本として…

ルアーを遠投する好例・お手本としては、村田基氏の動画がとても参考になります。

※再生すると遠投シーンから観ることができます※

使用しているタックルは7.11フィートとかなり長め。

空気抵抗を受けにくく、やや重めのキャスティングシンカー”無風”状態で遠投していることがわかります。

村田氏のキャストレベルが高いことも影響していますが、遠投をしっかり行うには、

●長いロッドを使用する

●しなやかなラインを使用する

●距離を稼ぎやすいルアーを選ぶ

●ブレーキ設定を見直す

●飛ぶリールを使う

これらの要素をしっかり意識することが大事になります。

1:長いロッドを使う

ルアーを遠くに飛ばすためのシンプルな方法に、「長いロッドを使う」というテクニックがあります。

6.8~7.11フィートくらいのやや長いロッドを使うことで、ルアーを遠くに飛ばすことが可能になります。

ロッドが長くなるにつれて、キャストする際に遠心力が強くかかり、ルアーを遠くに飛ばせるのです。

近年は、オカッパリで遠投しやすい6.10フィートくらいの長いロッドが人気。

6~6.5フィート程度の中間的な長さを使っている人は、7フィート前後の長いロッドを使うことで、もっと飛ばせるようになるでしょう。

長いロッドを使用して、遠心力を効かせるように大きく振りかぶってキャストすることで、飛距離を稼ぐことができます。

【関連記事】オカッパリの1本として超人気の、シマノ「ゾディアス1610M」と「ゾディアス166M」を比較したインプレ記事は、こちらから読むことが出来ます↓

補足:しなやかなラインを使うことでも距離は伸びる

ラインはフロロカーボンよりも、ナイロンラインの方が距離を稼ぎやすいです。

フロロカーボンラインはナイロンよりも重いため、距離を稼ぎにくいといった傾向も。

「いつもフロロ14lbを使ってるんだけど、あんまり飛ばないんだよね」という人は、ナイロン14~16lbに変えるだけでもかなり飛ぶようになります。

ちなみに、以下の記事でおすすめのナイロンラインを紹介しているので、こちらもチェックしてみてください↓


2:空気抵抗を受けにくいルアー、重いルアーを使う

空気抵抗を受けにくいルアーを選ぶことでも、ベイトリールの飛距離を伸ばすことができます。

例えば、スピナーベイトやクランクベイトといったルアーは、キャスト時に空気抵抗を受けやすいため、飛距離を稼ぎにくいルアーです。

逆に、メタルジグやバイブレーションプラグ、ペンシルベイトといったルアーは、空気抵抗を受けにくいため、飛距離を出しやすい。

10gのクランクベイトと、10gのキャスティングシンカーでは、飛距離も全然変わります。

もし「口コミでよく飛ぶと評判だから買ったのに、思ったほど飛ばない…」という場合は、使っているルアーを見直してみましょう。

シンプルに、3/8ozのスピナーべイトで飛ばないなら1/2ozにしてみたり、トレーラーをセットしてみたり…といった工夫をするだけでも、飛距離を伸ばすことができます。

3:ブレーキ設定を見直す

ベイトリールが飛ばないと感じた場合、もしかしたらブレーキ設定が間違っていることが原因かもしれません。

飛ばないと感じたときは、まずは以下の項目をチェックしてみましょう。

●メカニカルブレーキは、しっかりとゼロポジション付近になっているか。

→スプールを横にガタガタとさせたとき、ギリギリガタつかないか?くらいの感じで。
 

●ブレーキを効かせ過ぎていないか?
(同じブレーキ設定で全てのルアーを投げてしまっていないか?)
→空気抵抗の関係で、同じ設定だと全然飛ばないルアーもあるので注意。

上記は、バス釣り初心者の方がやりがちなパターンとも言えます。

特にベイトリールに不慣れな初心者さんがやりがちな行動なので、飛ばないと感じたらブレーキ設定は適切かどうかを確認してみてください。

4:タックルバランスを見直す

やや中級者向けの話になりますが、タックルバランスを見直すことでも飛距離が変わります。

例えば、36mm~38mmの大口径スプールを搭載したベイトリールで、10~20gくらいの軽いルアーを遠投しようとすると、飛距離が伸びません。

大口径スプールの場合、キャスト時に遠心力を働かせるために(スプールを回すために)、小口径スプールよりもパワーが必要になります。

軽いルアーだとスプールを回すエネルギーが足りないために、飛距離が伸びにくい。

重いルアーを使用して余分にエネルギーを加えてあげないと、大口径スプールを効率よく回転させることが難しいのです。

もし、アンタレスDCMDやカルカッタコンクエスト200などの大口径スプールを搭載したベイトリールを使っているのなら、ルアーの重さは最低でも14~18g、カッ飛ばすなら28gくらいは欲しいところです。

小口径スプールのベイトリールに関しては、上記したことと逆のことが言えます。

タックルバランスを考慮することでも、ずいぶん飛距離が変わってきます。

以下の記事にタックルバランスに関して解説しているので、よかったらコチラもチェックしてみてください↓

5:飛ぶリールを使う

飛距離を重視したリールを使うことでも、遠投性能を上げることが可能です。

例えば、シマノ「アンタレス」シリーズは、飛距離を重視して開発されているベイトリールです。

やや重いルアーを遠投するには最適のリールだと言えます。

逆に、ダイワ「タトゥーラSVTW 」などのSV(ストレスフリーバーサタイル)シリーズは、飛距離ではなく、快適に使えるかどうかを重視して開発されています。

選ぶリールによっても、飛距離は変わってくるのです。

●リールカスタムでも飛距離が伸びます

「そんなこと言っても、すでに買っちゃったんだけど…」という方は、リールカスタムを行うことでも飛距離を伸ばせます。

例えば、以下の記事でカスタムしているリールは、購入当初はグズグズの使い心地でしたが、ベアリングとマグネットカスタムを施すことによって、飛距離が劇的に伸びました

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リールカスタムでも、ベイトリールの飛距離を伸ばすことが可能です。

ベアリングカスタムは、「カスタムやったことないんだよね」という人でも簡単に行えるので、ぜひ試してみてください。

まとめ:バス釣りのベイトリールで飛距離を伸ばすなら、タックルバランスを見直しつつ、長いロッドを使って重いルアーをブン投げる。

バス釣りで使用するベイトリールの飛距離を伸ばすテクニックを紹介してみました。

この記事で書いていることは他の釣りにも応用できることなので、ソルトルアーで飛距離を出したい人も参考にしてみてください。