「オカッパリで使いやすい釣れるクランクベイトが欲しいんだけど、根掛かりが怖いんだよなぁ」
「クランクが釣れるっていうから使ってるんだけど、全然釣れない…」
「ハードルアーって苦手…」
上記のようなことでお悩みなら、ダイワ「ピーナッツ2」を使えば解決してくれます。
コスパ良し、根がかり極小、投げるの怖くない=釣れる。
控えめに言って超名作、超優秀なクランクベイトです。
根がかりが少なくて安くて釣れる!
ダイワの「ピーナッツ2」をインプレしていきます。
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もくじ
- 1 根がかりが少ない・キャストが怖くない・小バス乱獲=最強。ダイワ「ピーナッツ2」のインプレ。
- 2 安い=ロストに怯えない。だから攻められる!ダイワ「ピーナッツ2」
- 3 長く使い込めでコスパ最強!愛着もある可愛いクランクベイト
- 4 小粒なのにベイトタックルで投げやすい!ダイワ『ピーナッツ2』の重さは?
- 5 ダイワ「ピーナッツ2」のデザインのインプレ
- 6 ピーナッツ2の弱点、気になるところ
- 7 20年使用した体験談:ダイワ「ピーナッツ2」が優れている理由、インプレを嘘偽りなくお伝えします。
- 8 たくさんのメリット(好循環)を生み出す傑作クランクベイト
- 9 控えめなアクションがスレた魚に効く!
- 10 好循環がループする!「安い→ガンガン攻めれる(根掛かり怖くない)→釣れる」
- 11 小バス乱獲能力に優れる
- 12 カラーラインナップが豊富
- 13 コスパ最強のおすすめクランク、ダイワ「ピーナッツ2」。僕が20年愛用し続ける理由は”安さ”だけではなく、実釣性能が高いから|まとめ
根がかりが少ない・キャストが怖くない・小バス乱獲=最強。ダイワ「ピーナッツ2」のインプレ。
安い=ロストに怯えない。だから攻められる!ダイワ「ピーナッツ2」
こちらが今回紹介するダイワのピーナッツ2。
ピーナッツはダイワが1981年頃に開発したクランクベイトで、現在も新品で購入できるロングセラー商品です。
僕が中学生だった頃、隣で釣りをしていた友人がダイワの「ピーナッツ2」を使って多くのバスを釣りまくっていたことに衝撃を受け、真似してピーナッツ2を買って使ってみたところ…
根がかり少ないし、めちゃ釣れた。
価格が安いので、障害物に投げるのが怖くありません。だから釣れる。
長く使い込めでコスパ最強!愛着もある可愛いクランクベイト
↑写真は、かれこれ10年以上もボックスに入っている個体。フックを交換すれば長く使い続けられるのもピーナッツ2の魅力。
実売価格は¥600~700ほどとコスパが良いにも関わらず、長持ちするのも嬉しいポイント。
小粒なのにベイトタックルで投げやすい!ダイワ『ピーナッツ2』の重さは?
ピーナッツ2の重さは約9g。
ボディは小粒ではありますが、日本でよく使われる一般的なクランクと同じくらい。
わざわざベイトフィネスタックルを用意しなくても使いやすいです。
ベイトタックルでも投げやすいのは、オカッパリアングラーには嬉しいポイント。
●バスロッドのML~Mパワーが投げやすい
出来ればML(ミディアムライト)くらいの柔らかめのロッドを使ったほうが快適に投げられますが、M(ミディアム)のロッドでも快適に投げることができます。
バーサイタルロッドと合わせやすいのも、ダイワ「ピーナッツ2」の良いところです。
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ダイワ「ピーナッツ2」のデザインのインプレ
ここからは、ピーナッツ2の外観・デザインのインプレをしていきます。
●ボディ全体の雰囲気
全体の印象はこんな感じです。
どこにでもあるような、ごくフツーのクランクベイト…といった風貌。
実はシーバスにも良かったりする。
写真のピーナッツ2はフックを交換してありますが、その理由は後述にて。
●顔付近
シャロークランクベイトの王道ともいえる、スクエアビルリップ。
根がかり回避能力に優れているため、オカッパリでも根がかりにビビらず果敢に攻められる。
●ボディ下部
ピーナッツ2のボディ下部はこんな感じ。
純正のフックはやや細軸で、ショートシャンク&ややナローゲイプ気味。
根がかりが少なく、ショートバイトもしっかりフッキングできる。
…が、耐久性に難あり(詳しくは後述)。
「SR、DR」の表記もしっかり記載されているため、タックルボックスにごちゃ混ぜにしても間違えにくいのが嬉しい。
●ボディ後方(上部)
後方から見るとこんな感じ。
まさに”ピーナッツ”ともいえる、円すい形状。
太すぎず細すぎない絶妙なボディサイズが、食わせ能力に長けた繊細なアクションを生み出す。
●ピーナッツ2はリアルな造形ではないが…
正直、あまり魚に似せたようなリアルな造形ではありませんが、個人的には愛嬌があって好きです。
外見など気にならないほど釣れるのが、ピーナッツ2の凄いところ。
アメリカのルアーで超有名なストーム「ウイグルワート」(写真左)や、ボーマー「モデルA」(写真中央)なども外見は非リアルですが、今でも釣れるベストセラークランク。
見た目がシンプルだとしても、ルアーの釣れる度合いは国境を越えると言えます。
釣果とビジュアルは、実はそれほど比例しないのだ。
ピーナッツ2の弱点、気になるところ
●純正フックが脆い
先述しましたが、ダイワ「ピーナッツ2」は、購入時についているフックが弱いのが気になるポイントです。
写真上が純正フック。
少々弱いので、他社製のフックに交換済み(写真下)。
(写真左が交換済フック。右が純正)
普通に釣る分には問題ない強度なのですが、やや錆びやすくて弱い印象です。
錆びると強度が落ちやすいので、できたらすぐに交換するのがおすすめ。
例えば、以下の記事で紹介している高品質のフックに変えるだけでも、バラシや折れを軽減してくれます。
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20年使用した体験談:ダイワ「ピーナッツ2」が優れている理由、インプレを嘘偽りなくお伝えします。
ここからは、ピーナッツ2が優れている理由(メリット)について、20年使用して感じたことについてインプレしていきます。
僕の個人的な体験談を含めて、「ココが好き!」というポイントについて解説していきます。
たくさんのメリット(好循環)を生み出す傑作クランクベイト
ピーナッツ2はフィールドのタイプを選ばず、よく釣れるルアーです。
一見どこにでもあるクランクに見えますが、このルアーが釣れると感じる理由は以下のようなものがあるからだと僕は考えます。
●アクションがいい。
●小粒なサイズだからスレた魚も食わせやすい。
●根がかりが少ない。
ロストが怖くないから、障害物に向かってきわどいキャストを決めるのが怖くなるからキャストも決まり、そして釣れる。
キャストに恐れずに済むため、好循環が生まれる名作ルアーですね。
¥1,500前後の高級なクランクは障害物キワキワに落とすのが怖くなりがちですが、ピーナッツ2ならお構いナシ!
ガンガン投げて、カバーにぶつけて、リアクションバイト!
クランクベイトならではの”クランキング”を堪能させてくれる優秀なルアーなんですよね。
控えめなアクションがスレた魚に効く!
ダイワ「ピーナッツ2」は、ややコンパクトなボディなのもあって、程よいアピール力を持ったクランクベイトです。
大きすぎず、かといって弱すぎない絶妙なバランス。
どんな釣り場でも活躍してくれるポテンシャルを秘めています。
スレた野池や霞ヶ浦、トーナメントシーンといった、ハイプレッシャーな状況でも使いやすいクランクベイトです。
●スレた魚を”食わせる”能力に長けている
ダイワ「ピーナッツ2」は、それほどアクションはあまり派手ではありません。
プリプリプリ…といった感じで、引き心地はやや弱め。
この「弱さ」がルアーに慣れてしまったバスに効果大です。
最近のバス達は何度も目の前にルアーを通されていて、ルアーの存在に慣れています。
そういう魚に対しては、フルサイズのクランクベイトを使って過剰にアピールするのは逆効果になりがち。
主張しすぎず、かといって控えめでもない絶妙なアピール力は、あえてピーナッツ2を選択するメリットとなり得る。
例えば、あなたが街を歩いていて「ハンバーガー(餌)が食べたい。でも普通のは飽きてるんだよなぁ」と思いながらお店を探していたとする。
そんなときに、同じような形・同じような価格の、どこにでもあるような見慣れたハンバーガーショップ(ルアーの存在、アピール力)がたくさん並んでいたら、あなたはどう思うだろうか?
「どれも同じやつ(ルアー)ばっかり。探すの面倒になってきた。萎えた」
「もう飽きてるんだよねー(ルアーに)。なんか珍しいのが食べたいんだけど」
こういったことを考えるかもしれない。
だから各ショップ(釣り人たち)は目新しいメニュー(釣りテクニック)を考え、新たにお客さん(バス)に買わせようとする(食わせようとする)。
こういった販売戦略のようなものがブラックバスの世界でも起きている、と考えてもらうとわかりやすい。
また、多くの人たちは「これがめっちゃうまいんですよ!!!だから買ってください!!!!」とウザいくらいアピールしてくる店員よりも、絶妙な加減で「もしよかったらこちらはいかがですか?(ニコリ)」と語りかけてくる店員のほうが好感が持てるだろう。
ピーナッツ2のアピール力は後者のようなイメージ。
最近のブラックバス達はルアーの存在に慣れてしまっていて、過剰なアピールをするルアーを嫌う傾向があります。
ダイワ「ピーナッツ2」のような少し控えめなアピールのクランクは、スレた魚がいる釣り場では活躍するルアーなのです。
好循環がループする!「安い→ガンガン攻めれる(根掛かり怖くない)→釣れる」
他のメーカーと比較すると、ダイワの「ピーナッツ2」はかなり安価です。
日本の有名メーカーのクランクが千円台後半なのに対し、ピーナッツ2は700円前後とリーズナプルな価格。
バス釣りを始めてすぐのおかっぱりアングラーは、頑張って超有名メーカーの高級クランクを1つ買うよりも、ピーナッツ2を2つ買ってガンガン攻めまくるのがおすすめ。
根掛かりが怖くないし、障害物の際に投げる勇気も身につくからです。
こんな好循環を生み出してくれる。
●キャストもバンバン決まるようになる。
●クランクベイトの使い方を理解できる。
●クランクベイトが好きになってくる。
●クランク楽しい!だから投げ続けられる。
●釣れる!
ダイワ「ピーナッツ2」を使うだけで、これだけのメリットを体感できる。すげぇクランクベイトなのだ。
クランクベイトの釣りをしていると気になるのが”根掛かり”。
ルアー釣りを始めたての頃は根掛かりを頻繁に起こしてしまうので、ルアーリトリーバーを1つ持っておくのがおすすめです。
ピーナッツ2は根がかりしにくいクランクですが、それでも100%回避できるわけではないので、ルアー回収機は持っておきたい。
ルアーを数個救出したらすぐに元は取れてしまう値段なので、バッグの中に1つ忍ばせておくと根掛かりを恐れずにクランクで攻めれる。
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小バス乱獲能力に優れる
ピーナッツ2は、上写真のような超小バスでも釣れちゃう。
小バスを乱獲してしまう凶悪なクランクベイトといった側面もあるため、数釣りをしたい人にも向いています。
スレた野池のオカッパリにおいても、ピーナッツ2は心強い味方になってくれるのでおすすめです。
カラーラインナップが豊富
ピーナッツ2はカラーラインナップが豊富。
低コストで多くのカラーを揃えられてしまうので、様々な状況にも対応していけるようになる。
近年ではショップ限定カラーや、派生系カラーなども数多く発売されているため、コレクターズアイテムとして揃えるのも楽しいです。
ピーナッツ2は、実釣性能だけでなく「投げて楽しい、集めて楽しい」クランクベイトなのだ。
コスパ最強のおすすめクランク、ダイワ「ピーナッツ2」。僕が20年愛用し続ける理由は”安さ”だけではなく、実釣性能が高いから|まとめ
今回はおかっぱりのアングラー(主に初心者)が最初に選ぶクランクとしておすすめ品として、ダイワの「ピーナッツ2」をインプレしてみました。
価格が安く、1口サイズ感がスレた魚に効果的なピーナッツ2。
「ハードルアーは根掛かりが怖いから…」
「ハードルアーを引っ掛けるのが怖いから、キャストが決まらない…「
ピーナッツ2は、上記のようなことでお悩みの人におすすめできるクランクベイトです。
「ピーナッツ2を使ってカバーにタイトにキャストし、障害物にガンガン当ててヒラを打った瞬間に強烈なバイト!!」
といった、クランクならではのエキサイティングな釣りを、ぜひ体感してもらいたいです。
ダイワ「ピーナッツ2」が気になった人は、チェックしてみてくださいね。
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