ルアーフィッシングでベイトリールを使うときは、リールを握る「パーミング」と呼ばれる動作をしなければなりません。
しかし、一口に”パーミング”といっても、その握りかたにはコレといった正解がありません。人によってパーミング方法が変わるからです。
さて、個人的に気になっているのは、パーミングするときに「人差し指」をどこに置くか…という部分です。
個人的に長年気になっているテーマなのですが、いまいち解決しないんですよね。
あなたはパーミングするときの”人差し指”、どこに置いていますか?
ベイトリールでパーミングするときに「人差し指」をどこに置くか問題
ベイトリールをパーミング(握る)とき、『人差し指』をどこに置いておくか。
この問題について長年考えているのですが、どうにも正解が見つからないんですよね。
ことの起こりは、かれこれ5年ほど前でしょうか。
当時は人差し指をリール本体下部に置いてパーミングしていたのですが、田辺哲男氏が人差し指をフォアグリップに置いていたのを見たのがキッカケで、それを真似して人差し指をフォアグリップに置くスタイルをとるようになりました。
田辺氏は丸型リールを使っているので、人差し指をフォアグリップに置くスタイルをとっています。
ベイトの丸型リールはレベルワインダー下部に人差し指を置くことができないため、必然的に人差し指をフォアグリップ部に置くことを余儀なくされるからです。
シマノのカルカッタコンクエストには、人差し指(親指)とレベルワインダーが挟まるトラブルを防止するための機能が備わっています。
セーフティレベルワインド
ケガと破損を防止する安全機構。
トルクリミッターにより異物が入っても無理な巻上による、レベルワインドの破損を防ぐことが出来ます。また、指などの巻き込みを防止できる安全設計。(引用:シマノ公式「カルカッタコンクエスト」)
丸型リールユーザーは、人差し指はフォアグリップに置かざるを得ません。
しかし、四角いタイプのベイトリールを使うアングラーは、どこに人差し指を置いておけばいいんでしょうか。
僕は丸型リールを使っていません。
そのため、パーミングする人差し指はレベルワインダー下部に置いておくこともできるのですが、どうも収まりが悪い印象があってしっくりこないんですよね。以前まではこのスタイルだったのに(^ ^;)
ただ、人差し指を放置しておくよりかは、ボディを支える役目をあたえたほうがリトリーブの安定感は増すように思います。
でも疲れるんだよなぁ。人差し指を伸ばした状態で手首を固定してリトリーブし続けるのは、手首に負担がかかるような気もする。
僕はクランクやスピナベなどの巻物をやるときは、フォーフィンガー状態でパーミングすることが多いです。
ロッドグリップのトリガーを小指と薬指で握る”スリーフィンガーグリップ”は手首への負担が強く、長時間リトリーブし続けるのは腱鞘炎持ちの僕としてはやや辛いものがあります。
フォーフィンガーで握るときは、人差し指をフォアグリップの下部に握ることも。
アメリカンロッドなどの大柄なグリップを握るときは、人差し指はフォアグリップに置いたほうが収まりがいい気がする。
ということで、もう少し「人差し指問題」について研究してみます。
まとめ
ネットでもいろいろ調べてみましたが、ベイトリールのパーミング時の人差し指の置きかたは、アングラーによって違いがあるようです。
個人的には、「フォアグリップに人差し指を置く」というスタイルのほうが落ち着くような気もしますが、ボディに置いたほうが安定するような気もするんだよなぁ。ちょっと研究してみよう。
あなたはベイトリールをパーミングするとき、人差し指をどこに置きますか?