ダイワ「ブレイゾン 641MLS・V」。
いまとなっては旧型モデル…。アマゾンでは新品が¥8,000ちょいで投げ売りされていたのを見ましたが、ちょっと切ない件…(^ ^;)
カーボンモノコックを採用した21ブレイゾンの影に埋もれてしまった感はあるものの、個人的にお気に入り。
購入してから2.3年くらい経ったので、使用感などをインプレしてみます。
もくじ
インプレ|ダイワ「ブレイゾン 641MLS・V」。虫、小型ハードルアースペシャルなロッド
ダイワ「ブレイゾン 641MLS・V」とは
「ブレイゾン 641MLS・V」は、ダイワから発売されているミディアムライトパワーのスピニングロッドです。
本ロッドは旧モデル。
現在は、ダイワの最新技術である”カーボンモノコックグリップ”が採用された「21ブレイゾン」が発売されています。
購入したワケ
ダイワ「ブレイゾン 641MLS・V」を購入した理由は、以下のとおりです。
●夏の虫パターンに使いたかった
●シャッドプラグ用タックルに良さそうだったから
●レンタルボート用の1タックルとして
ダイワ「ブレイゾン 641MLS・V」のスペック
「ブレイゾン 641MLS・V」のスペックは以下のとおりです。
パワー:ミディアムライト
長さ:6.4フィート
適合ルアー:1/8~3/8oz(3.5~10g)
適合ライン:5~10lb
インプレ|実際に「ブレイゾン641MLS」を使ってみた感想
この項目では、ダイワ「ブレイゾン 641MLS・V」を実際に使ってみたインプレを紹介します。
「ブレイゾン 641MLS・V」を使ってみたおおまかな印象は、以下のとおり。
●ライトバーサタイルに使いやすい
●虫・シャッド・軽いメタルバイブに良い
●シマノロッドよりしなやかで曲がる
●超フィネスには向かない
●やや大雑把な操作感
●普通のスピニングタックルに飽きたときにGOOD
●コストパフォーマンス◎
ライトバーサタイルに使いやすい
6.4フィートのML(ミディアムライト)パワー、適合ルアーウエイトは3.5~10g…ということで、ライトバーサタイルな使い方にピッタリです。
ちょいフィネスの釣りから、シャッドやスモールクランクなどの小型ハードプラグを手広くカバーするマルチなロッドですね。
「レッグワーム2.5×ダウンショット」みたいな超フィネスの釣りはキツいものの、ライトバーサタイルに使いやすいロッドでした。
シャッドプラグや虫にすごく良い!
キャストするときにブランクスがしっかり曲がってくれるため、ミディアムライトパワーであってもバークレイ「青木虫」をピンポイントへキャストしやすいです。
購入前は超軽い虫ワームのノーシンカーをピンスポットへキャストできるか不安だったが、ダイワブランクスのおかげでラクちん。
また、PEラインをセットして1/4ozのメタルバイブを使うのも良さげ。
「PEライン×スナッグレスネコリグ」みたいなライトパワーフィネスな釣りも面白いです。
パワーフィネスは専門性ありすぎるし、かといってL(ライト)パワースピニングだとカバーを攻略できない…なんていうときに役立ってくれました。
シマノロッドよりしなやかに曲がる
ダイワ「ブレイゾン」シリーズに共通していえることですが、シマノロッドよりもしなやかに曲がるブランクスが気持ちいいですね。
同価格帯のライバルモデルであるシマノ「ゾディアス」シリーズは、やや硬くてシャキっとしたフィーリング。
ゾディアスはシマノロッドのなかではしなやかな作りではあるものの、ブレイゾンと比較するとそのフィーリングはやや硬め。
たいして、ブレイゾンは中弾性のややソフトなブランクスが採用されているようで、キャストするときはよく曲がり、デカバスとのファイトにも耐えてくれるトルクも感じさせます。
繊細さに欠ける
「ブレイゾン 641MLS・V」は、ミディアムライトクラスの汎用系ロッドです。
ということもあり、フィネスな釣りにはあまり向かない印象も…。
ティップまでしっかりした作りなので、極小ワームをピンポイントでシェイク〜みたいな釣りは大雑把になりやすかったです。
適合ルアーウエイトの下限は3.5gとなっていますが、「1.8gスモラバ+トレーラー」や、「3.5インチカットテールのネコリグ」などのフィネスな釣りはニガテかなぁといったところです。
ティップに張りがあるため、虫の吊るしやシャッドにはピッタリではあるものの、超フィネスには使いたいと思えないロッドでした(^ ^;)
MLスピニングタックルってすげぇ面白い
昨今はUL~Lパワーのスピニングタックルが一般的。
そのため、MLパワーのスピニングロッドはあまり使われないイメージです。
虫専用・シャッド専用・遠投PEメタルバイブ…みたいな専門的な釣りにはえらばれるものの、6.4フィートのMLパワーというセッティングはやや珍しいともいえます。
それがオモシロイ!
PEラインをセットすればベイトフィネスやMLベイトタックルで扱うようなルアーを一通りカバーできるので、新鮮味があって楽しいんですよね。
フロロ8ポンドをセットすればベイトフィネスの代わりとしても使えたり、パワーベイトフィネスっぽい釣りも楽しめちゃう。
UL~Lパワーの普通なスピニングタックルに飽きたというアングラーにピッタリ。
コストパフォーマンス◎
ブレイゾンは価格がリーズナブルなところがうれしいですね。
だいたい¥10,000ほどなので、サブタックル用としてもGOODです。
もちろん、ビギナーさんの入門用タックルとしてもイケますし、ブランド感にこだわらない”本質”を大切にする中〜上級者アングラーにも◎
【インプレ】ダイワ「ブレイゾン 641MLS・V」。虫、小型ハードルアースペシャルなロッド|まとめ
ダイワ「ブレイゾン 641MLS・V」。
いまとなっては旧型モデルではありますが、発売当時はニューモデル。
まだまだ現役でバッチリ使えるロッドなので、今後も大切にしていきたいと思います(^ ^)
虫・シャッド・軽めのメタルバイブ用ロッドを探しているアングラーにおすすめですぞ。