「管理釣り場でニジマスを釣りたい!」
「でも、まるっきり初心者だから、とりあえず一通り使えそうな入門用の管釣り用ロッドが欲しい!」
上記のことで悩んでいたときに出会った、シマノ『トラウトワン AS S60 SUL-F 』。
僕のような管釣り初心者でもトラブルなく扱うことができ、それでいて使っていて楽しいロッドです( ^ω^ )
購入してから2年ほど経ったので、実際使ってみた体験談をもとにしつつインプレしてみます。
もくじ
- 1 初心者にも使いやすい、シマノの管釣りロッド『トラウトワン AS S60 sul-f』のインプレ
- 2 シマノ『トラウトワン as s60 sul-f』スペック
- 3 『トラウトワン AS S60 sul-f』の外観・デザインのインプレ
- 4 グリップ周り
- 5 バットロゴ周り
- 6 ブランクス周り
- 7 【体験談】『トラウトワン AS S60 sul-f』を実際に使ってみたインプレッション
- 8 実際に使ってみた、大まかな印象について
- 9 シマノ『トラウトワンAS S60SUL-F』の好きなところ、残念なところのインプレ
- 10 シマノ『トラウトワン AS S60SUL-2』のGOODなところ
- 11 大体のスプーンが使えるから汎用性が高い
- 12 大物が掛かっても力負けしないから不安がない
- 13 しなやかに曲がり、トルクもある良質なロッド
- 14 高級感のあるデザイン。所有感を刺激する
- 15 『トラウトワン AS S60 sul-f』の残念なところ
- 16 トラウトの管釣り初心者なら、間違いなく”買い”だと思う
- 17 【インプレ】管釣りのガチ初心者なら、まずココから入るのがおすすめ!シマノ『トラウトワン AS S60 SUL-F』
初心者にも使いやすい、シマノの管釣りロッド『トラウトワン AS S60 sul-f』のインプレ
これが今回インプレする、シマノの菅釣りロッド『トラウトワン as s60 sul-f』。
軽量なスプーンから小型ミノー・ミニクランクなどなど、管釣りで使用頻度の高いルアーを一通り投げられるマルチなロッド。
クセがなくシンプルな使い心地で、僕のような管釣り初心者でも扱いやすくて助かっています。
トラウトの管釣りにおいての汎用性の高さがお気に入り!
シマノ『トラウトワン as s60 sul-f』スペック
【シマノ『トラウトワン S60SUL-F』】
全長(m):1.83
継数(本): 2
仕舞寸法(cm):93.8
自重(g):70
先径/元径(mm):1.4/7.0
適合ルアーウエイト(g):0.5~4
適合ライン(ナイロンlb):1.5~4
カーボン含有率(%):96.2
本体価格(円):18,000
●ココだけのお得な情報
価格は18,000円と比較的リーズナブルなほうですが、アマゾンだと14,000円程度で購入できます。買うなら断然ネット通販のほうがお得ですね。
ちなみに、管釣りシーズンになると需要が増えるため、11月以降になると入手しにくくなります。シーズンインする前にゲットしておくことをオススメします(^ ^;)
【関連記事】
人気のエリアトラウト用ロッドは「【売れ筋ランキング6選】管釣り(エリアトラウト)に人気のおすすめスピニングロッド TOP6 &選びかたのコツ」でも紹介しています。
『トラウトワン AS S60 sul-f』の外観・デザインのインプレ
この項目では、シマノ『トラウトワン AS S60 SUL-F』の外観・デザインについてインプレしていきます。
グリップ周り
外観はこんな感じです。
EVAとコルクが使われたセパレートグリップが特徴。
全体的にコンパクト&ショートな作りになっているので疲労を感じにくく、リトリーブ時の取りまわしもGOODです。
価格的には¥10,000台のロッドということでチープな印象…と思いきや、見た目・使用感ともに洗練された仕上がり。
グリップはセパレート式。
トラウトの管釣りでは、ラインを見ながらロッドを高く構えるフォームが基本ですが、そのようなシーンでも使い勝手がいいです。
近距離〜中距離のシングルハンドキャストや、遠投時のダブルハンドキャストもしっかりできます。
高い強度と軽量化に貢献する、CI4+素材が使われたグリップ。
握り心地が良く、デカマスとの長時間のやりとりにおいても疲れにくい形状。
トラウト用ロッドの多くは細めのグリップシェイプを採用したものも多いですが、細いグリップは人によっては疲労を感じやすいこともあります。
トラウトワンは「太すぎず・細すぎず」という絶妙なバランスになっているため、筆者(175cm、中肉中背)のようなメンズでも握りやすいんです( ^ω^ )
バットロゴ周り
バットロゴ周り。
『TROUT ONE AS』のシンプルなデザインと、スペックが書かれているオシャレな字体がカッコいい!
パッと見のビジュアルは、まるでハイエンドモデルさながら…?所有感も満たしてくれるのがありがたい。
ブランクス周り
ガイド。
口コミによるとアルコナイトガイドとのことですが、実際に使用していて問題になるような気はしませんでした。
「印龍継ぎ(インロー継)」が使われた接続部分。
ブランクス1本分とほぼ同じ工程で造られる中空構造になっていて、美しいベンディングカーブを描くのが特徴。
しなやかで美しく、まるでワンピースのような曲り具合(^ ^)
マスとのファイト時に気持ちよく弧を描く。これがまた気持ち良いんだなぁ。
ソフチューブトップと呼ばれる、敏感なアタリを捉えるチューブラー穂先。
感度が高いのが特徴で、魚のアタリを弾かず巻き合わせが決まりやすいのが特徴のティップ。
じゃれつくようなバイトまでしっかり感知できます。
「オートマチックなフッキングを可能にする」…的な印象で、トラウトの管釣り初心者だった僕でもガンガン釣ることができました。
【体験談】『トラウトワン AS S60 sul-f』を実際に使ってみたインプレッション
実際に使ってみた、大まかな印象について
初めての管理釣り場での釣りで、右も左もわからないド素人&管釣り初心者だった僕。
スプーンは何gを使えばいいのかすら知らない僕のような初心者でも、このロッドを使って菅釣りを楽しむことができました。
スプーンは0.5〜4gまで一通り投げることができるし、デカいマスが掛かったときも強いバットパワーで力負けすることもない。
コルクグリップ、バット付近に書かれたロゴ、グリップエンドからフォアグリップにかけての高級機種のようなデザインもカッコよく、所有感も満たされる。
心から「買ってよかったぁ」と思える1本ですね。
良いサイズのニジマスが掛かったときでも力負けしないパワーがあります。初心者でも安心です。
これ1本あれば軽量なスプーンからハードルアーまで投げれるため、「とりあえず管釣り入門用ロッドが欲しい!」という人にもピッタリかと思います。
シマノ『トラウトワンAS S60SUL-F』の好きなところ、残念なところのインプレ
●汎用性が高い
●大物が掛かっても負けないパワー
●所有感
●特になし
シマノ『トラウトワン AS S60SUL-2』のGOODなところ
ここからは、実際にシマノ『トラウトワンas sul-f』を使ってみて「特にココがよかった!」と思った点は、以下のようなもの。
●大物が掛かっても負けないパワー。
●所有感。
大体のスプーンが使えるから汎用性が高い
『トラウトワン AS S60 SUL-F 』は、0.8〜4gくらいまでのスプーンを問題なく投げられます。
そのため、僕のような初心者で「とりあえず色々使って試したい」と思っている人なら、技術の有無に関わらず満足できるはずです。
個人的には、1.5g〜3.5gくらのルアーがもっとも気持ちよく投げられるウエイトかなと。
スプーンだけでなく、クランクやミノーなどのプラグも扱いやすいです。
「セニョールトルネード」という爆釣軽量ルアーもしっかり投げられる。セニョール〜は軽量なので投げにくいのがデメリットですが、普通にキャストできるのがありがたいですね。
「セニョールトルネードを投げられるかどうか」は、管釣り初心者が入門用ロッドを選ぶときの大きな目安になるでしょう(笑)
シマノの『トラウトワン AS S60SUL-F』は、1本で何でも投げられる優秀な管釣りロッドだと思います。
大物が掛かっても力負けしないから不安がない
トラウトのサイズ大小にかかわらず、しなやかな曲りを楽しませてくれるシマノ『トラウトワン AS S60 SUL-F』。
大物が掛かったときも力負けすることがなく、余裕を持ってやりとりを楽しむことが可能です。
そこそこの大物とのファイトも安心して行えるのは、管釣り初心者にとって不安要素をかき消す要素になると思います。
また、20~30cmくらいのチビマスとのファイトも楽しませてくれるので、数釣りポンドにもピッタリ。
しなやかに曲がり、トルクもある良質なロッド
40m以上の大きいマスが掛かったときも、ロッドを持っていかれるような感覚がありません。
バットにパワーがあるので、その場にグっと踏ん張ってくれるような印象ですね。
ドラグ設定さえ間違わなければ、大物とのファイトも余裕を持って行うことができます。
控えめにいって、超楽しいロッドでございます( ^ω^ )。
パワー表記はSUL。ベリーからバットにかけてのトルクは表記以上のパワーを感じさせます。
小型のブラックバスや、アジ、メバル、メッキといった小物釣りにも使っていけそうな感じですね。
シマノ『トラウトワン AS S60 SUL-F』は、 小マスからデカマスまで、色んなサイズの魚とのファイトを楽しませてくれます。使っていて飽きないロッドです。
高級感のあるデザイン。所有感を刺激する
シマノ『トラウトワン AS S60 SUL-F』は、世界的に有名なフィッシングブランドであるシマノ社のロッド。
ということもあり、「世界一のフィッシングメーカーの人気ロッドを使っている」という、ある種のブランド感・所有感も満たせてくれます。
たとえば、
●EVAとコルクを織り交ぜた、ゴージャスなグリップ
●バット周りのロゴデザイン
●スペック表記の字体
●X状に巻かれたカーボンテープが紡ぎ出す、ブランクスの美しさ
●ハイパワーでありながらも、美しく曲がるブランクス性能
…などなど、およそ1万円台のトラウトロッドとは感じさせないゴージャスなムードがあります。
「世界一のフィッシングメーカーのシマノ社のロッド」というステータス感は、あえて本アイテムを選ぶ理由にもなるといえるでしょう。
シマノ『トラウトワン AS S60 SUL-F』は、大人の心をくすぐるポイントがたくさん詰め込まれている魅力的なロッド。
『トラウトワン AS S60 sul-f』の残念なところ
シマノ『トラウトワンas S60SUL-F』を使っていて問題だと感じる部分は、管釣り初心者である僕には見当たりませんでした。
ただ、人によっては「ガイドリングの素材」や「コルクグリップのグレード」などの要素が気になることもあるかと思います。
しいて弱点を挙げるとすれば、4gを超えるような大きめのスプーンを使って大物狙いをするには向いていないロッド…ということくらいでしょうか。
また、〇〇専用ロッド!という方向性ではなく、あくまでバーサタイル(汎用モデル)という作りなので、特定のルアーの使い心地に特化したロッドを好むエキスパートには向いていないかもしれません。
トラウトの管釣り初心者なら、間違いなく”買い”だと思う
しかし、僕のような管釣り初心者なら、ほぼ文句ナシだと感じさせるロッドです。
マイクロスプーンからハードルアーまで幅広く使うことができ、それでいてデカマスをキャッチできるパワーもある。さらには、ポンドの規模をえらばない使い勝手のいいレングス(長さ)。
正直いって、文句ナシ!です(^ ^)
【インプレ】管釣りのガチ初心者なら、まずココから入るのがおすすめ!シマノ『トラウトワン AS S60 SUL-F』
今回は、個人的な体験談も含めた、シマノの管釣りロッド『トラウトワン as S60SUL-F』をインプレしてみた。
トラウトワAS S60SUL-Fは、管理釣り場でよく使われるルアーは問題なく投げられるマルチなロッド。
「管釣りデビューしたいんだけど、どんなロッド選べばいいのかわかんない!」という人は、まずココからスタートしてみてもいいんじゃないかと思う。