「クランクベイトで釣れなくて辛い…」
上記のようなことでお悩みなら、たった1つだけ意識してみてほしいことがあります。
それは、「いつ、どこで釣りをするか」。
ここだけの話、クランクベイトでとりあえず1匹釣りたいだけなら、小難しいテクニックは不要だったりする。
巻く速度(リトリーブスピード)や泳がせるコース、リールのギア比、ラインの素材、ルアーカラー…うんぬんは、『いつ、どこで釣りをするか』のあとでもいい、と僕は考えます。
もくじ
【初心者向け】クランクベイトでバスを釣るために気をつけるべき、たった1つのマインド
魚が釣れるエリアで釣りをすること。
そして、そのエリアに”いつ”入るのか。
ここだけ気をつければ、クランクベイトで釣れる確率はグンとあがります。
「バスがルアーに食い気をだすタイミング」というものが存在します。
ダラダラ〜っとして食い気がないときは、なにを投げても釣ることはできません。
大手メーカーの高級クランクベイトだろうが、超名作クランクだろうが、タイミングが合っていないとバスを釣るのは難しい…。
しかし、タイミング(いわゆる”時合い”というやつ)さえ合わせることができれば、いとも簡単に口を使ってきます。
タイミングの具体例をあげると、朝・夕マズメ、風が吹いたとき、雨が降ったとき、濁りはじめ・抜けはじめ、潮位の変化…などです。
また、「食い気がある魚がエサを捕食する”場所”」というものも存在します。
バスがエサを捕食する場所は、わりとかぎられています。
過去に実績があったポイントはその後も使うことができる。しかし、タイミングを合わさなければ釣ることができません。
場所の具体例はたくさんあるのでなんともいえないのですが、僕が通っている野池でいうなら、ワンド地形や、切り立った岩盤地形、シャローバンク、インレット・アウトレット…などです。
「いつ、どこでルアーに食うのか」
「いつ食い気が出るのか」と「食い気があるバスがいる”場所”はどこか」。
この見極めだけできれば、クランクベイトで釣りやすくなります。
それぞれのエリアが、いつ、どんなときに「釣れるポイント」に変わるのか
どのエリアに、いつ入ると釣れる確率が高くなるのか
この考えかたができなければ、たとえ超名作のクランクベイトを使ったとしてもバスを釣ることは難しいでしょう。
逆にいうと、「いつ、どこに入るか」さえしっかり意識できていれば、クランクのカラーだのアクションだのは何でもよかったりします。
ヤル気のある個体なら、ルアーのアクションがうんぬん、カラーがうんぬん…などはあまり気にせず食ってくる。
小さな野池で釣るためのコツは「タイミング」
オカッパリの場合は、釣りをすることができるエリアがかぎられます。
もし、超小さな野池で1箇所しか釣りをできるポイントがないのなら、釣れないタイミングには釣りをせず、釣れるタイミングになるまで”待ち続ける”ことも大切。
ムダにポイントを荒らしてバスを警戒させてしまうくらいなら、釣れない時間帯は釣りを捨て、ニンテンドースイッチで遊んでいたほうがいいです。
釣れるタイミングになったら全力で集中しましょう。
有望なスポットに何度も入りなおしてみたり、ポイントだけ確保しておいて「捨てキャスト(ポイントを荒らさないための”釣らないキャスト”)」をしたりするのも1つのテクニックです。
じゃあ、釣れないタイミングではなにをするの?
「小さな野池、釣れるタイミングじゃないっぽい。でもクランクで釣りたい…」というときは、どうすればいいのでしょうか。
ルアーを投げないほうがいいです。
あるいは、素直にほかの池にいくか、家に帰るか、ルアー操作やキャスティングの練習日として割りきる。
前述した”捨てキャスト”をして暇をつぶすか、ライトリグなどでネチネチやってもいいでしょう。が、投げすぎには注意。翌日の食いが悪くなります。
●野池のバスは「居着き型」狙いの釣り。タイミング命
ブラックバスという魚は、居着き型や回遊型など、個体やフィールドによって行動にクセがあります。
河川・リザーバーの魚はよく泳ぐし、野池などの閉鎖水域のバスはあまり動きません。
野池のオカッパリでは、基本的には「居着き型」のバスを相手にすることになるため、釣れるタイミングでポイントに入らなければ口を使わせることが難しいのです。
とくに、クランクベイトなどのハードルアーは魚に口を使わせるのが難しいため、「いつ、どこで釣りをするか」のマインドがしっかりしていないと、1本釣るまでに苦労しやすいでしょう。
正直なところ、ワームなどの釣りに比べるとややストイックな釣りではあります。
しかし、「いつ、どこで釣りをするか」さえ意識できていれば、クランクベイトでいつかビッグバスが釣れるはず…!
【初心者向け】クランクベイトでバスを釣るために気をつけるべき、たった1つのマインド|まとめ
ハードルアーの釣りは、釣れない時間帯のほう長いです。
そのため、「クランクでぜんぜん釣れない…」となりがちなのですが、それはただ単に、釣れる時間帯の見極めができていないのが原因だったり…。
『いつ、どこで釣りをするか』というたった1つのマインドさえ意識できれば、どんな人でもクランクベイトで釣れるようになるはずです。僕にできるんだったら、誰にでもできます。
また、せっかくのチャンスを無駄にしないためにも、しっかりと動くクランクベイトを使うことをおすすめしたいです。
釣れるルアーはアングラーの腕をサポートしてくれる役割もあるので、名作クランクはチェックしておくべきです。
おすすめの名作クランクベイトは「【おすすめ10選】めちゃ釣れる!おすすめの名作クランクベイトまとめ/ クランク用タックルの組み方」で紹介しているので、よかったら参考にしてみてください。