打ちモノ・底モノ系ルアーに使うロッドの硬さで迷ったら?
テキサスロッドの硬さは、ルアーフックの大きさ・太さを目安にするとわかりやすい。
もくじ
テキサスリグ用ロッドの硬さは、ルアーフックの太さを目安に選ぶ
ルアーが大きくなるにつれて、使用するフックが大き・太くなる。
逆に、ルアーが小さくなるにつれて、フックも小さく・細くなる。
ルアーフックが大きくなるにつれてフック軸も太くなるため、フッキングさせるためにはそれ相応のパワー(硬さ)が必要になるのだ。
テキサスロッドは、オフセットフックのサイズを目安にするとわかりやすい
テキサスリグやリーダーレスダウンショットリグなどに使われる「オフセットフック」を例にするとわかりやすい。
(写真上が#1/0、下が#3/0)
例えば、#1/0のフックと#5/0のフックでは、サイズも軸の太さもかなり違いがある。
#1/0のフックであるなら、ML~Mパワークラスのロッドを使ってもフッキングすることが可能だが、同パワーで#5/0フックをバスの口に確実に貫通させようとするのは難しい。
#1/0くらいならML~Mパワーのロッドで良いが、#3/0になるとML~Mパワーだとキツい。
テキサスロッドの硬さ選びで迷ったら、使うフックのサイズや太さから逆算して考えるとわかりやすい。
フックに合わないロッドの硬さを選ぶとトラブルも生まれる
フックの太さに合わないロッドの硬さを選ぶと、様々なトラブルが生まれやすい。
●アタリはあるのに、掛けることが出来ない。
●カバー越しでのフッキングパワーが足りず、そもそもフッキングできない。
などなど、フックの太さ・大きさとバスロッドの硬さにミスマッチがあると、上記のようなトラブルも生まれやすい。
バスロッドの硬さ選びで迷ったら、使うルアーのフックサイズ・軸の太さを目安にすると失敗しにくくなるのだ。
強いロッド(硬いロッド)で小さなフックを使うと…
逆に、オフセットフック#3~1くらいの小さいサイズに、H(ヘビー)〜XH(エキストラヘビー)パワーのロッドを使用するとどうなるのか。
個人的な体験談としては、以下のような結果になった。
●フッキング時にフックが折れる・曲がる。
●ルアーアクションが雑になる。
ロッドパワー(硬さ)に対してフックが小さすぎると、オーバーパワーになってしまい、上記のようなトラブルが生まれた。
フックサイズが小さくなるにつれて、ワームもシンカーも軽量になるため、ルアー操作もアバウトになりがちだった。
使うフックに合わせたテキサスロッドの硬さ選びの例
フックサイズ・軸の太さを目安にしたテキサスロッドの硬さの選び方について。
テキサスリグロッドの硬さを選ぶ目安は、以下の通り。
【オフセットフックのサイズ・太さを基準にしたテキサスロッド選びの例】
●スタンダードなオフセットフックの場合
●~#1/0
→L~Mパワー
●#1/0~#2/0
→M~MHパワー
●#2/0~#3/0
→MH~Hパワー
●#3/0~#4/0
→MH~Hパワー
●#4/0~#5/0
→Hパワー
●#5/0~#6/0
→H~XHパワー
●太軸・対ヘビーカバー用ごん太フックの場合
●#1/0~#2/0
→MH~Hパワー
●#2/0~#3/0
→MH~Hパワー
●#3/0~#4/0
→Hパワー
●#4/0~#6/0
→H~XHパワー
上記はあくまで一例であり、僕個人の体験が元となっているが、概ね上記のような感じで選んでもらうと失敗しにくいかと思う。
まとめ:バスロッドの硬さ(パワー)選びで迷ったら、ルアーフックのサイズ・太さを目安にするとわかりやすい
テキサスリグ、リーダーレスダウンショットリグ、フリーリグといった打ち物・底物系に合ったバスロッドを選ぶなら、フックサイズは必ず意識しておきたい。
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