【初心者向け】実は簡単!この3点だけ知っておけば、「ベイトリールは難しい…」は完全消滅する。

ベイトリールは投げるのが難しいらしい」

「ベイトリールを使ってみたいけど、初心者だから…」

「ベイトリールはバックラッシュっていうトラブルがあるから、ちょっと怖い…」

僕がバス釣り初心者だった頃は、上記のようなことで悩んでいたことがある。

確かにベイトリールはルアーを投げるのに少しコツが必要だし、「バックラッシュ」というトラブルも付きまとうリールだ。

しかし、今回紹介することを事前に知っておけば、「なんだ、ベイトリールって簡単じゃん♪」と感じてもらえると思う。

今回は、僕自身の体験や失敗談からきている、

「バス釣り初心者の人がベイトリールを購入する前に知っておきたい3つのこと」

について書いていく。

実は簡単!「ベイトリールは難しい…」と思っている人が購入前に知っておくべきこと3つ

バス釣りで使うベイトリールは難しい?

結論から先にお伝えすると、

コツさえ掴めば簡単

になる。

さらに言うと、ある程度の予備知識さえ学んでおけば、ほぼ簡単…になる。

「ベイトリールが難しい」と言われる所以は、以下の要素が原因だと考えられる。

●「バックラッシュ」の存在(トラブルの有無)

●ブレーキ調整の有無

●「サミング」をしなければバックラッシュする

上記3つが「ベイトリールは難しい」と言われる理由。

逆を言えば、上記3つを簡単に解決できる方法を知ってしまえば良いだけだったりする。

具体的には、

●バックラッシュが起こる原因と対策を知っておく。

●ブレーキ調整のコツや目安を知っておく。

●サミング技術を上げる。

この3点さえ意識すれば、もうベイトリールは難しいものではなくなり、簡単に扱えるようになる。

対策と予備知識さえ知っておくだけで、ベイトリールのトラブルはかなり減らせる。

バックラッシュが起こる原因と対策を知っておく。

「ベイトリールは難しい」と言われる大きな理由の1つに、『バックラッシュ』の存在がある。

リールから余分なラインがたくさん放出されて絡まってしまう現象を、「バックラッシュ」と言う。

バックラッシュは、ブレーキ調整が甘かったり、”サミング”と呼ばれるテクニックが行えていないことが原因で発生するトラブル。

正直なところ、バックラッシュはたとえバスプロでも100%防ぐことは難しい。

しかし、バックラッシュを起こさないための対策を知っておくことで、バス釣り初心者の人でも未然にトラブルを防ぐことが可能になる。

その対策こそが、後述する以下の点である。

●ブレーキ調整のコツと目安を知っておくこと

●サミング技術を上げること

ブレーキ調整のコツや目安を知っておく

ブレーキ調整がしっかり行えていれば、ベイトリールから放出されるラインの量が適正になり、バックラッシュは起きにくくなる。

ブレーキ調整のコツ・目安は、以下の2点。

●メカニカルブレーキを「ゼロポジション」に設定する。

●キャストした際、ラインがたくさん出過ぎないようにブレーキ調整する。

これだけでバックラッシュはかなり減る。

メカニカルブレーキを「ゼロポジション」に設定する

メカニカルブレーキと呼ばれるパーツを締めたり緩めたりしつつ、スプールがガタつかなくなった場所で固定する。これがゼロポジション。

ひと昔前までは「ルアーを垂らした際、ルアーがスーっと落ちるか落ちないか…を目安にメカニカルを調整する」などと言われていたが、近年のベイトリールは”ゼロポジション”を出すセッティングが基本。

メカニカルブレーキをゼロポジションに(あるいは、ちょっと緩めたり、ちょっと締めたり)することで、ブレーキシステムのみを調節すれば良い状態を保てる。

ゼロポジションを出しておけば、釣り人側が調整するのはブレーキシステムの調整だけになるからカンタン。

ラインが出過ぎない状態までブレーキを緩める(締める)

ルアーをオーバーヘッドでブンっと投げたときに、ラインが沢山出てしまった状態はNG。

ルアーを投げたときに、リールからラインが程よく出て、かといって出過ぎない

…といった絶妙な設定を探すべし。

●ブレーキ調整の基本的な手順

ブレーキ調整の方法・手順としては、

●まずはブレーキMAXの状態で投げてみる。

●ラインが全然でない(浮き上がらない)なら、ブレーキを1段階緩める

↓繰り返す

●ラインがスプールから少しだけ余分に出始めたら、そこでブレーキ設定を保つ。

こんな感じ。

ブレーキMAXの状態から少しずつ緩めていけば、バックラッシュするポイントが浮かび上がってくる。

「自分の場合、どのくらいのブレーキ設定だとギリギリなのか?」

これをあぶり出すようなイメージで微調整を繰り返していくだけでOK。

☆チェック!

ブレーキ設定のメモリ・数値は、釣り人のウデなどによっても違いがあるため、他のアングラーの設定は参考にならないこともあるので注意しよう。

サミング技術を上げる(ラインの放出量を調節する)

サミングと呼ばれるテクニックを覚えることで、バックラッシュを防ぐことができる。

バックラッシュを起こす主な原因は、ラインの過剰放出(ラインが出過ぎる)。

逆を言ってしまえば、ラインが出過ぎる状態さえ防ぐことができれば、バックラッシュは起きないとも言える。

サミングの役割は、

●ラインが出過ぎるのを防止する

●ルアーの飛距離を微調整する

といったもの。

ルアーが着水した際に親指でスプールを押さえてあげることで、ラインが出過ぎてしまうのを防げるのだ。

また、ルアーが遠くまで飛んで行きすぎないように、スプールを親指でほんの少し触ってラインが出る量を調整する…といったテクニックもある。

「ブレーキ調整」と「サミング」をしっかり学んでおけば、ベイトリールは難しいアイテムではなくなる。

トラブルが少ないリールを選ぶのが手っ取り早くて簡単

とはいっても、ベイトリール初心者の場合はバックラッシュが怖い

僕自身、初心者の頃はバックラッシュに何度も泣かされた経験があるが、それは20年以上も前の話。

何度でも言う。

「ベイトリールは難しいから、初心者には向いていない」というのは、過去の話だ。

●トラブルレスの優秀なリールを使えば、もう何も怖くない。

近年では「ノートラブル、ノーストレス」がコンセプトの優秀なベイトリールがたくさん発売されている。

トラブルが少なくて優秀なベイトリールを選ぶことで、バックラッシュや小難しいブレーキ調整の悩みから解放される。

以下の記事に、トラブルが少なくて使いやすいベイトリールをまとめておいたので、よかったらコチラも参考にしてみてほしい↓

まとめ:「ベイトリールは難しい…」という人は、バックラッシュ対策とブレーキ調整の方法を学ぶだけで簡単に使えるようになる。

ベイトリールは、ルアーを投げるために少々コツが必要なアイテムだ。

しかし、当記事で紹介した3つの要点さえしっかり意識しておけば、ベイトリールは難しいものではなくなる。

近年のベイトリールはどれも優秀なので、「ベイトリールって難しいんだよね」という意見はすでに過去のモノとなりつつある。

トラブルが少ないベイトリールを以下の記事にまとめてあるので、よかったらこちらも参考にしてみてはいかがだろうか↓

上記の記事で紹介したリールを使ってもバックラッシュしてしまう…という人は、以下の記事も役立ててみてほしい↓

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