「カバー撃ちのノウハウを学んだけど釣れない…」
上記のような悩みを抱えるアングラーは少なくないはず。
僕自身、テキサスリグを使い始めてからの1年間くらいはほぼボウズでしたが、当記事で紹介することを心がけることで釣れるようになりました。
当記事では、「初心者さん向け:テキサスリグで釣れないときにやりがちなこと&解決策3つ」について書いていきます。
もくじ
- 1 【バス釣り初心者向け】テキサスリグで釣れない3つの理由&解決策
- 2 テキサスリグで釣れないときにやりがちなミス3つ
- 3 テキサスリグのカバー撃ちで釣れないときの解決策3つ
- 4 テキサスリグで釣れないときに試したい・意識したい3つのこと
- 5 1:ワームを選ぶときの基準を設ける
- 6 テキサスリグ初心者がやりがちなミスの例
- 7 ●ワーム選びは「状況」に合わせていきましょう
- 8 ●バスの活性(元気)から逆算してワームサイズを選ぶ
- 9 2:「誘い→停止」の緩急をつける
- 10 3:カバーを撃つ前に「内部」をイメージする
- 11 カバーのおもな種類
- 12 ●補足:よりマニアックなテキサスリグのカバー撃ちのコツ
- 13 【初心者向け】テキサスリグで釣れない人がやりがちなこと&解決策3つ|まとめ
【バス釣り初心者向け】テキサスリグで釣れない3つの理由&解決策
テキサスリグで釣れないときにやりがちなミス3つ
バス釣りにおいて「カバー撃ち」は必須テクニックのひとつ。
なかでも、テキサスリグを使った”カバー撃ち”はやや専門性があるため、釣果を出せずに悩みやすいジャンルだといえるでしょう。
テキサスリグのカバー撃ちで釣れないときは、以下の3つのポイントをチェックしたいところです。
1:使うワームは合っているか
2:ストップをかけてるか(食わせる”間”を意識しているか)
3:「釣れるカバー」と「釣れないカバー」の見極めは意識しているか
テキサスリグのカバー撃ちで釣れないときの解決策3つ
テキサスリグのカバー撃ちで釣れないときは、以下の3つのことを意識することで確率がグンとあがります。
1:ワームを選ぶときの基準を設ける
2:「誘い→停止」の緩急をつける
3:狙うカバーの内部をイメージする
「テキサスリグで釣れない」と感じている人は、上記3つを意識することで釣れる確率があがるはずです。
個人的な体験談においても、上記3つを意識しただけ釣れるサカナがいきなり増えました。
テキサスリグで釣れないときに試したい・意識したい3つのこと
この項目では、前述した3つのポイントについて、よりくわしく解説していきます。
1:ワームを選ぶときの基準を設ける
2:「誘い→停止」の緩急をつける
3:狙うカバーの内部をイメージする
1:ワームを選ぶときの基準を設ける
テキサスリグでカバー打ちをするときは、状況に合わせた適切なワームを選ぶことが大切です。
といっても難しくはなく、「水の色とサカナの活性に合わせましょう」というシンプルな考えです。
テキサスリグ初心者がやりがちなミスの例
テキサスリグにおけるワーム選びにおいて、あまりよろしくない例をあげます。
●濁っているのに、2~3インチ程度の小さなワーム&ナチュラルカラーを選ぶ
●水が澄んでいるのに、5~6インチのデカいワーム&派手ハデカラーを選ぶ
●バスがどこにいるかもわからないのに、いきなり3インチの小さなホッグワームから入る
●ワーム選びは「状況」に合わせていきましょう
ワームえらびのコツは、「水の色やバスの状態に合わせる」というのが基本です。
たとえば、水が澄んでいるときに派手なカラーを選ぶと、バスにとっては違和感でしかありません。
または、濁っているにもかかわらず、ナチュラル系な薄いカラーを選んでしまうと、そもそもバスに発見されなくなります。
●バスの活性(元気)から逆算してワームサイズを選ぶ
さらに、バスの活性によっても選ぶべきワームは変わります。
サカナの元気がないときに大きなワームを選ぶと釣れにくいです。
バスの活性が高いときに小型のワームを使うと、バスにルアーを発見させる効率が悪くなってしまい、サイズも伸びにくくなります。
このように、テキサスリグに使うワームの正解は、状況によって変わります。
よくわらないときは、『水の色とバスの体調に合わせたワームを選んでいく』と考えることで、えらぶべきワームが絞られるはずです。
「ワームカラーの選び方」と「ワームサイズの選び方」については、以下の記事が参考になるかと思います↓
2:「誘い→停止」の緩急をつける
「テキサスリグでカバーを打ちまくっているのに釣れない」という人に多いのが、『ストップをかけていない』というものです。ここはかなり大切な部分。
釣れないときは、『自分がどのくらいポーズをかけているのか』を確認しましょう。
具体的なアクションの掛け方についての修正方法は、以下のような感じです。
【釣れないときにやりがちな操作】
着底
↓
ノンストップですぐちょんちょんと誘ってしまう
【釣れるときにやっている行動】
着底
↓
着底後、ワームが倒れ込むまで待つ(大体3~5秒くらい)
↓
ちょんちょんと誘う
↓
またポーズ
こんなイメージです。
最後の「またポーズ」の部分では、3~5秒くらいでも良いですし、もっと長くするのもアリです。
ストップの時間は、その日のバスのコンディションに合わせて設定していきます。
釣れないときほど、食わせる間・ポーズを与える時間が短くなってしまいがち。
釣れないときほど、ルアーを停止させる時間を作ることを意識したいところです。
『着底後のポーズ、食わせる間を意識しよう』と考えるだけで、釣れるサカナが増えるはずです。
3:カバーを撃つ前に「内部」をイメージする
カバー撃ちをするときは、「カバーのなかを想像してみる」ということも大切です。
いいカバーを見つけると、すぐに撃ちこみたくなってしまうのはアングラーの性ですが、適当に撃ちこんでいても釣れなかったりします。
そんなときは、カバーのなかでテキサスリグがどうなっているかを想像したいところ。
一見美味しそうなカバーに見えても、水中はガランとしてなにも無い…なんてことはよくある話です。撃つ前にイメージしましょう。
カバーのおもな種類
一口に”カバー”と言っても、そのタイプはさまざま。
カバーの種類を見極めることで、テキサスリグで釣れる魚は増えます。
おもなカバーのタイプは、以下のとおりです。
●水面だけに覆いかぶさっているだけの「シェードのみを作り出すタイプ」のカバー
●水深0.5~1m程度にちょろっと浸かっているだけの、「シャローレンジタイプ」のカバー
●水深~3mくらいまで入っている、「ミドルレンジタイプ」のカバー
●ボトムまでしっかり入っている、「オールレンジタイプ」のカバー
●ルアーを入れる隙間がほとんどない、「マットタイプ」のカバー
●補足:よりマニアックなテキサスリグのカバー撃ちのコツ
前述した4つの見極めにくわえ、さらに「木々の幹の太さ・葉っぱの有無・竹か木か」などを意識できるとGOODです。
テキサスリグでカバーを打つ前は、以下の意識を持つといいでしょう。
●狙うカバーは水中でどんな感じになっているのか?(密度・構造をイメージする)
●テキサスリグをどの水深まで落とすか?
●表層で誘うか?中層で止めるか?ボトムまで落とすか?
●バスはカバーの中で、どのレンジにいるのか?
→カバーの表層に浮いている?
→中層で停滞している?
→ボトムでじっとしている?
そのカバーの内部がどうなっていて、さらにバスがどんなポジションについているのかをイメージする。
たとえば、カバーの表層・中層でボーっとしているのに、シューン!とボトムまで素早く落としてしまっては、釣れるはずだった魚も釣れなくなってしまいます。
バスがどんな感じでカバーに付いているのかをイメージすることで、テキサスリグで釣れる魚はグンと増えていきます。
ちなみに、このテクニックはベイトフィネスやカバークランキングなどにも応用できます。
カバーに対するイメージ力を持つことで、ほかの釣りにおいても役立てることができるのです。
【初心者向け】テキサスリグで釣れない人がやりがちなこと&解決策3つ|まとめ
「テキサスリグ初心者の人がやりがちな、釣れない理由&対処法」を紹介しました。
テキサスリグはただ単にカバーにブチ込んで適当に誘っているだけでは、なかなか釣果が伸びにくいです。
テキサスリグで釣れなくてお悩みのときは、当記事に書かれていることを実践すると釣果が伸びるはず…!