【釣行記&釣行VLOGアップ】2020年10月中旬の戸面原ダム。「釣れるエリア探し」と「釣れるバスを追う」のを止めてみたら…/ キャロライナリグが楽しい / 初心者ほど魚探をフル活用せよ

千葉県の戸面原ダムに行ってきました。

水温は1日を通して20℃くらいで、もう完全に”秋”な感じ。

前日に大雨が降り、水はかなり濁っているという状況。

●立ち回り・キャロライナリグ等の地形変化を探る釣りのトレーニング

今回は、キャロライナリグとダウンショットリグのタックルを持ち込み、ワームの釣りもしっかり練習しようと企む。

さらに、立ち回りの意識も変えてみました。

立ち回りの意識を変えるだけで、得られるものがたくさんあったので、その内容をシェアしたいと思います。

【関連動画】筆者のYouTubeちゃんねる「まいんどくえすと」に、当記事の釣行動画をアップしました↓

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【釣行記】2020年10月中旬の戸面原ダム。「釣れるエリア探し」と「釣れるバスを追う」のを止めてみた 

「釣れるエリア探し」と、「釣れるバスを追う」のを止めることで得られるもの

今までは「午前中は釣れそうなエリアを絞り、午後はそこでスローダウン」といった取り組みをしていたのですが、ガラっと変えてみることに。

どうやら「良い感じのエリアを探す旅」的な立ち回りは、ことリザーバーの釣りにおいては典型的なNG例なのではないか、と感じつつあったのです。

やってても疲れる立ち回りなので、色々と工夫を凝らしてみた結果…かなり釣りの効率が上がりました。

(詳しくは、ラッキークラフトなどのプロスタッフである高橋洋一氏の動画が超参考になります)

この動画で高橋さんが言われているように、

●釣れるエリアを探す

●釣れるバスを追う

といった意識を捨て、「釣れる(食い気が高い)魚が入ってくるであろうバスを、どこで捉えるか」といった立ち回りで取り組んでみました。

『1日を通してのバスの動きを予測し、それに合わせて自分も狙いを定めたスポットに入って、入り待ちする』

みたいな、”待ちの意識”というか、シーバスのオカッパリをやっているような感覚を持ってつつ、立ち回ってみることに。

やる気のある魚を追ってランガンするのではなく、「やる気のある魚が入ってくるのを想定して待ち構える」といった感じです。

すると、釣り自体が安定し始め、得られるバイト数もかなり増えたのです。

この日の釣果自体は小バスが数本程度といったものでしたが、立ち回りを大きく変えたことにより、「疲労軽減&釣りの効率化」に成功!といったところでしょうか。

今まで自分は、かなり非効率な釣りをしていたのだと痛感させられました。

「バスの1日の動きを予測しつつ、動きを想定して狙ったエリアに入る」

これが大事なんだなぁと。

午前中にカバー打って釣れなくても、時間が経つとバスはカバーに差してくることもある。

カバーで釣りたいなら、バスがカバーに差してくるタイミングを予測して、その時にカバーを打て!…って感じ。

ただ無駄にランガンしまくって、ダラダラと投げまくっているのはNG。

バスに合わせた釣り人の予測が必要なんだなぁと。

無駄なランガンを止めることで、疲労感がかなり減ると気付く

今までは、午前中にフィールド全体をランガンして回って体力を消耗していたので、めちゃくちゃ疲れてたんですよね(笑)

お片付けの時には笑顔なんて皆無。とにかく疲労困憊でフィールドを後にするという、エンジョイのかけらもないような取り組み方をしていました。

プロっぽく「全体を回って…」みたいなことをしていましたが、超疲れるので今後はあまりやりたくない。プラクティスやってんじゃないんだぞ!みたいな…w

今回の釣行では、「バスが入るであろう予測を立てたエリアで、”やる気のある魚の入り待ち”」を中心とした立ち回りをしていたので、午前中に2.3エリアしか回らないで済みました。

そのため、体力の消耗が少なかった。かなりまったりと楽しめた印象。

しかも、あまり動き回らずともバスの動きがわかる(数エリアをじっくり釣れば、見えてくるものがある)のだとも学べたので、自分的のは”オイシイ”釣行となった感じです。

「午前中にフィールド全体をランガンして、良いエリアを探す」…みたいなランガン系の取り組みは、物凄く疲れる。

もっと効率的な取り組みがあった、ということを知ることができた体験談でございます。

秋のキャロライナリグがとっても楽しい

秋はバスが散る。しかも濁りが入る。

…と来りゃあ、効率よくバスを引っ張れる「巻物の釣り」が有効、と言われています。

しかし、1日中巻いてりゃいいってモンでもなく、時には魚のコンディションに合わせる意識も必要。

去年の同じ頃、濁りの入った戸面原ダムに苦渋をのまされた苦しい体験があるので、流石に同じことはやらねぇぞ、と。

【関連動画】去年の秋の戸面原で3連続デコったときの動画↓

ということで、キャロライナリグを含め、スローダウン系の釣りをトレーニングしてきました。

キャロライナリグは、広い範囲を手早く探っていくのに長けているリグ。

ノーシンカー状態のワームを手早く投げていけるので、めちゃくちゃ効率が良いんですよね。

大雑把な性格をしている僕に合っているのか、やっていてかなり楽しい釣り。

ズル引きして地形変化を探っていくのも楽しいし、ボトムをゴリゴリ引きずる感触や、バイトの出方(ギューン!と持って行ったり、ゴゴゴっとなったり)もエキサイティング!

キャロライナリグは「フィネスですよ〜食べてくださいね〜!」的な感じでなく、結構ワイルドな釣りだと感じるので、やっていてとても面白いです。

濁っているのにカバーに付かないバスや、ちょっと深いレンジのフラットに落ちたバスを拾っていくのに超便利。

「秋は広く大雑把に。時には繊細に。でも広く探りたいんだよね」って時は、キャロライナリグが有効なのだと学びました。

レンタルボート初心者ほど、魚探をフル活用せよ

魚探を活用することで得られるメリットはたくさんある

レンタルボートの釣りは、

「魚探をしっかり見て、ベイトとバスのポジションの変化(移り変わり)をチェックする」
「魚探でバスを確認してシューティングで釣る」

といったテクニックも大事なのだな、と学んでいます。

「1日を通してのバスの動き」を意識するのも大事なのだなぁと。

朝一にシャローやカバーをチェックして、入っていなかったとしても、10時以降くらいからバスがそこに入ってきたり。

エリアで釣るのではなく、バスの動きに合わせたスポット選び・タイミング選びを行うのには、魚探をチェックするのがとても大事だと学びました。

レンタルボート初心者ほど、魚探は必要

そういえば、過去に知り合いの上手いっぽいアングラーに、「魚探なんて要らねぇ。ベイトだ何だって言ってるやつで、全然釣れなかったりする。カバーだけ打ってればいいんだ」と言われたことがあります。

彼はカバー打ちに傾向している釣り人だったということもあり、魚探を使用しないスタイル。

シャローカバーのみを打つスタイルなら、確かに魚探は不要かもしれません。

しかし、僕のスタイル(アメリカンな感じ&ジャパニーズフィネスな感じ)には、魚探は絶対に必要だと感じます。

魚探がなければ、水温がわからない、地形がわからない、ベイトの有無とポジションもわからない、バスのポジションもわからない。

魚探は絶対に必要です。

特に、レンタルボート初心者ほど魚探はしっかり使ったほうがいいと思います。

魚探がないと、釣りに安定感が失われるからです。

「適当にフィールドをランガンして、シャローを中心に巻いて打って、どこかでやる気のある魚とブツかるでしょ」といったギャンブルっぽい取り組み方をすると、釣りに安定感が出ない(すみません、これまでの僕です)。

安定した釣果を得ようと思ったり、狙ってバスを釣ろうとしたいなら、魚探はフル活用しないとダメだと痛感中。

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【関連動画】筆者のYouTubeちゃんねる「まいんどくえすと」に、当記事の釣行動画をアップしています↓

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