秋も深まりつつある10月下旬。
神奈川県津久井湖でバス釣りをしてきたので、釣行記を書いていく。
【釣行記】2022年10月下旬の津久井湖でバス釣り
【状況】
水質:クリア
水温:17℃
水位:冬季満水
出船場所:沼本ボート
出船時間:10時
釣果:1バイト0フィッシュ
沼本ボートから出船
この時期の津久井湖で上流から出船したことがなかった。
秋の上流域はどんな感じなのか知っておきたかったので、沼本から出船することに。
準備中、駐車場の空き具合が気になったが、上流域では50アップが釣れているとのことで、ほんの少し期待した。
その日は暖かかったので調子もよかった、と店員さんが言った。
さらに続けて、「今日は冷え込んでいるから難しいね」と。どうやら期待しないほうがいいっぽい。
個人的にも、これからの時期の津久井湖に釣果は期待していない。
そのため、ほぼエリア調査やベイトを追っかけるなどの時間に労力を費やすことになる、という覚悟のもと、ぼちぼちといろんなエリアを回ってみた。
数日前までは好調だったという上流域では、とくにコレといった目ぼしいヒントを見つけることはできず、個人的には微妙だった。
ベイトフィッシュも見かけない。浮ゴミなどの浮遊物がたくさんある。
先日の釣行に続き、この度もキャスト数を計測することにした。
総キャスト数は217投ほど。
前回は300を超えたのだが、今回は出船時間が遅いということもあり、キャスト数は伸びなかったようだ。
また、ライトリグで深場を狙うことがメインとなったため、キャスト数を刻むことはできなかったらしい。
途中、とあるエリアで1バイトを得ることができた。
具体的なエリアの名言は割愛させていただくが、なぜかそこにだけ次々にベイトとバスが回ってくることに気が付く。
そこで1~2時間ほど粘り、なんとか1バイト。
バイトはほんの僅かなものだった。
もしかしたら小ギルや小バスだったかもしれないけれど、とりあえず魚の反応に触れることができたので満足である。
釣行中、自分が目をつけていたエリアに某有名メーカーのプロスタッフが入っていた。
自分が目をつけたエリアに上手いアングラーが入っていると、自分の判断も捨てたもんじゃないなと自信を持つことができる。
フットエレキの操作すらままならなかった頃に比べると、それなりに技術が身についたと実感した。
息抜きのためのディープクランクゲームを堪能したり…。
ディープクランクの写真ばかり載せているが、実際には100投もしていないと思う。たぶん50投くらいだろう。
釣行前はウキウキ気分でディープクランクのフックを変えたというのに、実際はほとんど投げないという…。
「これムリゲーだろ」と思ったら最後、もうストロングな釣りに手を出したくなくなる。
見栄とかセルフブランディングをやめると、自分は結構合理的な性格だったんだなと気づく。
ストロングゲームは楽しい。
楽しいけれど、「どうせ釣れないだろ…」という弱気なメンタルになってしまうんだよなぁ。
弱気というが、合理的に釣りをしたくなる。
もちろん、ディープクランクを1日中投げ続けろといわれたら、余裕で投げ続けることができるのだが、「ディープクランクって感じじゃないよな、多分ムリゲー」という想いを抱えているため、素直にワーミングに切り替えたくなるのが最近の僕なのだ。
以前までは、自分をいかにカッコよく見せるか、どうやって承認欲求を満たすか、いかに見栄を張るか、いかに他人より釣果を伸ばすか…みたいなことばかり考えていた。
最近はどうでもよくなってきた。開き直りともいう。
バス業界がかなり落ち込んでいるようなので、もう見栄はって自分にウソつかなくてもいいよね。
ライブスコープを使ってみたいなら素直に使えばいいし、誰かに批判されるのが怖くて使えなかった「本当は使いたかったタックル」だって好きに使っても構わない。
人生をほんの少し楽に生きるためには、「他人からの評価・見栄・競争」を捨てることが大切だとつくづく実感する。
まとめ
バス釣りはそろそろオフシーズンに突入する。
というか、津久井湖はほぼオフのようなムードが漂っている。
というか、バス業界そのものがほぼ沈みかけているようなムードすら感じる。
個人的にも、当釣行を今年の収竿日にしようかなと思ったり…。
僕はバス釣りが好きだ。
このご時世、没頭できる趣味がひとつでもあるというのは幸せなことである。
とりあえず継続するつもりだが、モチベが下がっている自分もいる。正直な話。
「バス業界乙wwオワコンw引退するわw」という人は、それはそれでいいと思う。
バス釣りなど趣味なのだから、やりたくないならやらなくても構わない。
あるいは、「オワコンだろうが何だろうがバス釣りを続けるよ」という人も、それでいいと思う。
バス釣りなど趣味なのだから、やりたいなら好きにやっても構わない。