津久井湖でバス釣りをしてきたので、記録として書いていく。
もくじ
【釣行記】2022年10月、秋の津久井湖でバス釣り
当日のデータ
水温:18~20℃
水質:ステイン〜ややクリア。場所によって白濁りあり
風:0~1m
天候:曇り時々雨(降水量は1mmほど)
最高気温:21℃
当日は曇り時々雨。
「今日は巻物が釣れそうなカンジ」などと思っていたが、シャローレンジにはバスは見えず。1匹だけ見かけたが、それ以降はまったく見かけず。
釣果
釣果はゼロ。
5バイトノーフィッシュ、1ニゴイ。
5バイトのうち、ほとんどは小バスやギルだと思う。
1つデカいバイトがあったものの、乗せきれず…。
ほかのアングラーも釣れていないようだった。シブい!
ベイトの集まるエリアには船団ができる
秋=ベイトフィッシュを追え!みたいなパターンは一般的だ。
ほかのアングラーも同じことを考えているようで、ベイトのいるエリアには船団ができていた。
有望なエリアには早く入って陣取っておく、などの戦略的な立ち回りをしないとポイントを確保できない。
逆にいうと、そういうエリアをメモっておき、来年またその場所を狙う…ということもできる。
魚を釣るだけがバス釣りではない、というわけか。
キャスト数の計測&30分縛りプレイを試した
1釣行あたりのキャスト数を計測してみた
うまいアングラーはキャスト数も多い。
プロにもなると1,000回は投げるらしい(マッディシャローレイクの場合)。
もしかしたら自分はキャスト数が少なすぎるんじゃないかと思い、計測チェッカーを導入してみた。
結果、今回の釣行では300投くらいだった。
狙いがミッド〜ディープレンジだったということもあり、キャスト数自体はそれほど伸びなかったようだが、個人的には150くらいしか投げていなかったんじゃないかと思っていたので、この数字は意外だった。結構投げているじゃないか。
当然ではあるが、巻物や撃ち物でシャローバンクを流しているときはキャスト数は増えるし、ディープ狙いだと減る。
フィネスだと1キャストに時間がかかるが、強めのルアーならキャスト数も増やすことができる。
確率をあげるためには、キャスト数が少ないよりも多いほうがいい。
数値チェッカーを用いることで、自分がこれまで確率やキャスト数をほとんど把握していなかったことに気づけた。
余談だが、某アングラーが「水中にルアーを入れている時間が長くなければ釣れる確率はあがらない。うまい人ほどルアーを水につけている時間が長いです」といっていた。
たしかにその通りだなと思う。
うまいアングラーほど1ヶ所を丁寧に釣るんだよなぁ。
あの人、まだあそこで釣りしてんの!?何時間あそこでやってんのよ…と。
ちなみにこれは田辺哲男氏の話である。
【関連記事】
1ルアー毎に30分縛りプレイを試す
(ダウンショットリグなんて6分で飽きる)
さらに、僕は性格的に極端な飽き性なので、ルアー交換を頻繁におこなってしまうという悪癖があった。
これを修正するために(あるいは把握するために)、「1つのルアーを選んだら、30分間は絶対にルアーチェンジ禁止」という縛りプレイを試すことに。
たとえば、〇〇のエリアを探ろうと決めたら、Aというルアーを選び、Aだけで30分間投げ通す…という感じで、自分の行動と思考にムリヤリ制限をかける。
途中、「やっぱりBのほうがいいかも…でも状況的にはCのほうが…」などと雑念が湧くが、振り回されてはいけない。
自分の予測をもとに選んだルアーを30分間投げなければならない。集中、集中。
言い換えれば、「余計な雑念に振り回されずに済む。目の前の作業に集中すればいいだけ」ということでもある。
ルアーフィッシングはコレだと決めたルアーを数多く投げ続けなければ、魚からの返答を得られないというゲーム。
釣れないときほどアレコレとルアー交換をしてしまいがちだ。
そこで、30分縛りプレイが役に立つ。
縛りプレイは「どのルアーだと釣れるんだ→いや、それを魚に尋ねるためにやってるんだよ。同じルアーを投げ続けなければわからないでしょ」という思考を植え付けるのに役立つと感じた。
30分毎のリスケジュールにも役立つ
30分縛りプレイのメリットは、マインド変化だけではないようだ。
もうひとつのメリットに「30分毎にアプローチやスケジュールを考える余暇ができる」というものがあった。
30分間ひとつのルアーを投げ続け、魚からの返答がなければ(あるいはエリアの状況を把握し終えたのなら)プランをその場で再構築することができる。
30分同じルアーを投げ続けるには、エリアあるいはルアー選びにもそれ相応の理由というか覚悟のようなものを求められるため、適当にダダ流し〜なんてことはできない。
「つぎの貴重な30分をどのルアーとエリアにあてるのが最善か。どのエリアに〇〇分かけて向かい、30分使ったら次は…」と考えるようになるため、脳内スケジュールの管理やリスケジュールにも役立ちそう。
そういえば、故・林圭一氏は「ルアーを選ぶときは3つの理由がなければいけない」といっていた。
僕はつい、なんとなく、雰囲気で、釣れているらしいから…というアバウトな理由だけでルアーやエリアを選びがちだ。
こういったヌルいマインドでは同じ釣りを30分もやれない。
自分のなかで「これ本当に釣れんの?情報を得られるの?ムリゲー・捨てゲーじゃない?」と思っている釣りを30分もやれん。
(ダウンショットリグなんて6投で飽きる)
僕は根気のあるタイプでもなければ、極端な飽き性である。
よほどの根拠や理由がないと30分もやりきれない(巻物一辺倒DAYは別)。
そんな僕にとって、「30分間同じルアー縛り」という遊びは効果的だと思えた。
あと、オリキンがやっている『敏腕黒鱒仕事人』っぽくも遊べるので、なんか面白い。
まとめ
当釣行での目的は「キャスト計測&30分縛りプレイ」の実施だった。
釣果はNGだったが、得られたものが多い貴重な釣行になったと思う。