レンタルボートの釣りを始めてから一年半くらいが経過した。
始めた当初は操船すらままならなかったが、その時から比べると今ではほんの少し操船技術が上がったと思う。
相変わらず大事なシーンでガタタン!などとボート上で音を立ててしまったりしてドジ丸出しだしだが、始めた時よりは多少は成長したんじゃないかと思う。
オカッパリの釣りはまぁまぁキャリアが長いが、実はレンタルボートの釣りにおいてはオカッパリの経験がほとんど役に立っていないと感じる。
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野池の釣りとレンタルボートは完全に別物
野池のオカッパリと、メジャーフィールドのレンタルボートの釣りは、全然違う。まるで違う。
今まで僕が行ってきたオカッパリの釣りは、「少しでも食い気のある魚を見つける釣り」って感じではなく、どちらかというと『目の前に広がっている光景の中で、そこに居るであろうバスをどうやって食わせるか?どうやったら口を使わせられるか?』みたいな方向性だった、とレンタルボートに乗り始めてから気付いた。
何年も野池で”ちょこまか”とした釣りばかりやっていたもんだから、目の前に居る魚にどうアプローチすれば良いのかは理解できたとしても、そもそも魚を探せる能力が身に付いていないため、オカッパリの過去の経験がまるで生かされていないと感じる。
野池のバス釣りは「管理されていない管理釣り場(閉鎖水域)」である
野池のオカッパリのときは「そのエリア内に潜んでいるであろう魚に、どうしたら口を使わせられるか?」…みたいな釣りばっかやっていたんだなぁと、レンタルボートの釣りを1年ほどやってみてわかった。
自由にどんなポイントにも行き来できるレンタルボートの釣りは、魚を探す能力が必要不可欠であると痛感している。
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今の自分は、目の前にいる魚をどう食わせるさせるかという力はそこそこあるかもしれないけれど、「魚を探し出す能力がめちゃくちゃ低い」ということを痛感。
いかに自分が井の中の蛙であったかを、関東のレンタルボートフィールドに思い知らされている。
野池で魚が釣れたとしても、ボートでメジャーフィールドに浮かんでも歯が立たない。
というか、そもそも実はそこまで上手くなかった(それはほとんど正解なのだが)…といったら自分を卑下しすぎて自己嫌悪に陥るので、自己分析はこれくらいにしておこうと思う。