2015年に発売された、15ストラディック。
今となっては”古いリール”に入るかと思いますが、個人的にめっちゃ愛用中です。
正直いって文句なしのリールなので、買いかえる気がまったく起きません\(^o^)/
もくじ
15ストラディックが愛おしい
15ストラディックC3000HGMとC2000HGSの2台を所持しています。
C3000HGMは、ブラックバス・シーバス・エギングなどのソルトルアーに。
C2000HGSは、トラウトの管釣り・アジング・メバリングに。
トラブルも少なめ(なぜかストラディックCi4+より少ない)。
カッチリした巻き心地。
ベイルアームを開閉したときのピシっとした硬質感のあるフィーリング。
良いんだよぁ。
ちょいと重いのが気になることもあります。
しかし、¥10,000台で購入できるスピニングリールとしてはほぼ文句なしの出来です。
過去にステラなどの高級リールを所有していたことありますが、今後はもうストラディックで十分かもしれないな…と思ったり
最新型のリールもいいけれど、”昔の最新”も良いよね。
6年前の”古いリール”は、6年前の『最新モデル』だった
いまの”古い”は、6年前の”最新”です。
当時は最新モデルだった15ストラディックも、いまでは”古いリール”に含まれてしまう。普通に使っていける性能があるにもかかわらず。
15ストラディックを使っていてつくづく思うのは、「自分が気に入ったモデルを末長く使っていければ、それでいいんじゃないか」というもの。
『最新こそ正義!』という世間の一般化させられた価値観(させようとしているビジネス業界のトリック)に流されず、自分が好むリールを末長く愛用していけばいい。
15ストラディックがそう問いかけてくれるような気がする。
「最新型=至高・最強・最高」でもないよ〜と教えてくれる、15ストラディック
最近の釣具は安くて壊れにくい。
毎年さまざまな新型タックルが発売されますが、かならずしも”最新”に買いかえる必要はないんですよね。
貧乏人の僻み?そうかもしれません。
ただ、良いモノは良いことに変わりはないし、「安い・壊れにくい・使える。そして”好き”」だというのなら、それを使うに越したことはない。
また、浮いたお金を釣行費・ガソリン代にまわせるのもメリットだといえるでしょう。
貧乏人の僻み?そうかもしれません。
ただ、アングラーが人という生き物である以上、魚釣りの道具に趣味性・嗜好性・想いをもとめるのは間違っているとはいいきれません。
好きで使っているんだから、古くたってええやん。そう考えます。
ブロガーは「最新モデルをインプレして売ってナンボ」みたいなところもあるので、こんなことを言うのはあり得ないかもしれません。どんどん売りあげが下がるような気がする。ひぃ(笑)(^ ^;)
最新モデルこそ正義!という価値観は、万人共通の真実なのか
とはいえ、15ストラディックを使っていると、『最新モデルが最高!』というわけではないのだなと痛感させられます。
とある心理学書に「最新モデルが最高という思考は、ビジネス心理や人間の行動学に基づいた心理であり、いうなれば思考停止状態ともいえる。メディアの洗脳の弊害だ」…と書かれていました。
最新モデルこそ正義!という価値観を植え付けないと、新しいモノが売れないということもあるのだと思います。
いずれにせよ、年式にかかわらず自分がすげー欲しいと思ったものを買えばいい、っちゅーワケですな。
新旧や価格帯など気にせず、自分がグッドフィーリングだと感じられるタックルを使うのがいい。
そういえば、アメトーーク!でお馴染みの家電芸人が、こんなことを言っていました。
家電は「ほしい!」と思ったときが買いどきです。
買うタイミングを待っていたら、いつまで経っても買うタイミングを逃してしまいます。
上記は、「どんどん最新モデルが出てくるし、毎回乗りかえるのは大変だし、買うタイミングを逃しちゃうよね」…という話題のときのコメント。
なるほど、たしかにその通りだなぁと。
釣具業界でも、毎年めまぐるしいほどの新型タックルが発売されますが、”最新”にこだわらず、自分がほしいと思ったアイテムをえらんだほうが失敗しにくいです。
しかし、メディアプロたちは「新しい・新型こそ最高!」みたいな感じで宣伝しています。
あまり流されずに、個人的に気になったタックルを買って楽しめば、それでいいんじゃないでしょうか。
15ストラディックが愛おしい。6年前の”古いリール”だが、6年前の”最新モデル”でもある。「最新型=至高・最強・最高」でもないよ〜と教えてくれる。|まとめ
15ストラディックを手放すことができないのは、売り上げ・数字を追い求めるブロガーとしては失格です。
しかし、いちアングラーとしては、ある意味では正解なんじゃないかなぁと思う。だってマジで不満がないし、なにより好きだから…(^ ^)
「縁のあった道具(と人)を末長く大切にする」というマインドは、懐古主義だといわれるかもしれません。
しかし、『最新こそ正義!承認・数字・カネ・権威性!』な物質主義の現代社会においては、忘れてはならない考えかたなんじゃないかなぁと僕は考えています。