上記のようなことでお悩みの人は少なくないハズ。
今回は「ギターが早く上達する方法」を紹介します。
もしギターを上達させたいなら、どこかのタイミングで思い切って背伸びをし、「難しいと思える曲にチャレンジすること」が重要です。
難しい曲を1つだけでいいので、じっくりと時間をかけてコツコツと完コピすると、ギターは飛躍的に向上します。
「まいんどくえすと」管理人の”たま”です。
ギター歴20年。主にエレキギターを弾きます。
【経歴】
某有名音楽専門学校のエレキギター科卒。某有名ロックバンドと対バン経験あり。
芸能団体・演劇団体、某有名声優のラジオ番組への楽曲提供など。
もくじ
【初心者向け】ギターが早く上達する方法は、「自分にとってやや難しい曲」にチャレンジすること
「簡単にできる曲」だけをやっていては上達速度は遅い
エレキ・アコギに関わらず、最も早くウデを上達させたいなら、「自分にとってやや難しい曲」にチャレンジすることが必須です。
好きな曲を何度も繰り返すのも楽しいものではありますが、もしギターを上達させたいなら「自分の技量じゃちょっと難しいかな?」と思える曲にチャレンジすることが大事です。
●「ちょっと難しいかな?」と思える曲をコピーするべし
特にエレキギターの場合、自分の技術レベル以内で弾けちゃう曲をコピーし続けるだけでは、どうしても停滞しやすい。
コードやフレーズのストックは増えても、技術自体はそれほど向上しにくいです。
ギターを早く上達させたいなら、「ちょっと難しい」や「かなり難しい」とビビってしまうような曲をコピーしましょう。
あなたにとって高難易度だと感じられる曲を、時間かけてコピーすると一気に上達します。
「これなら弾けそう」ではなく「やや難しい・ちょっと無理っぽい」な曲にチャレンジすること
たとえば、自分のレベルが10だとします。
「この曲なら簡単そうだしコピーしよう(難易度レベル8~14くらい)!」
これを続けていては上達スピードは遅いです。
ある程度の基本が弾けるようになってきたら、自分のレベルでは難しいと思える曲(たとえばレベル15~30くらい)を頑張ってコピーするのがおすすめです。
ただ、「難しそうだな」と感じる曲をコピーするには時間がかかるため、モチベーションを保ち続けるための工夫も必要になってきます。
「難しい曲」はすぐにコピーしようと焦らず、楽しく継続させよう
「早く上達させたいのに時間がかかっちゃダメじゃん」と思われるかもしれませんが、実は当記事で紹介したテクニックが”遠回りのようで近道”だったりします。
簡単な曲を100曲コピーするよりも、「弾いてみたいけど難しすぎるよな」と感じる曲を5曲コピーしたほうが遥かに上達する。
ギターを上達させるには、自分の技術ではちょっと難しいかな…と感じる難易度の曲にチャレンジすることが大切なのです。
しかし、あなたにとって演奏が困難だと感じられる曲をコピーするには、それ相応の時間が必要になります。
挫折防止という意味でも、1週間程度で完コピしようなどと考えず、1ヶ月は根気よく1つの曲を練習することが重要になってきます。
選ぶ曲は、自分が心の底から「弾いてみたい!」と感じるものであったり、「憧れ・理想」を叶えてくれる曲であるのが望ましいです。
自分の内面から湧き出すモチベーションは、長期継続しやすいからです。
筆者の体験談:イージーモードからハードモードへ飛び級した話
(ギター初心者だった頃の筆者)
これは僕の体験談ですが、ギター初心者の頃、ポルノグラフィティの曲ばかりコピーしまくっていたことがあります。
しかし、技術の停滞に悩んでいたため、思い切ってB’zの「ギリギリchop」という高難度の曲を頑張ってコピーしてみたところ、技術が飛躍的にアップしたのを実感しました。
●B’z「ギリギリchop」
完コピするまでに1~2ヶ月くらいかかりましたが、圧倒的な技術向上が見られ、これまでにコピーしてきた曲が簡単だとさえ感じるように。
自分にとって難しいと思える曲を完コピすることで、コピーできる楽曲の量・幅がとても増えたと感じた体験談です。
好きな楽曲をコピーするのは楽しいけれど、もしギターの技術を向上させたいのなら、どこかのタイミングで思い切りが必要なのです。
まとめ:ギターを早く上達させたいのなら、どこかのタイミングで「自分にとって難しいと感じる曲」のコピーにチャレンジすること
僕の体験談を含めた、「ギターを早く上達させる方法」について書いてみました。
「早く上達させたいのに時間をかけなければならない」というのは、一見矛盾しているように思えますが、実は理にかなったテクニックだと言えます。
ギターは惰性で取り組んでいては上達が難しい楽器。
どこかのタイミングで思い切って、あなたにとって「難しい・無理っぽいな」と感じるレベルの曲のコピーにチャレンジすることが大切になります。
また、ギターは独学だと早くに”限界・壁”を迎えやすいというリスクもあるため、ギターを上達させたいならギターレッスンは活用したほうがいいです。
最近では自宅にいながらギター演奏を学ぶことができる『オンラインレッスン』もあるので、「レッスン通いたいんだけど億劫なんだよね」という人はチェックしてみてください↓