(画像:ルアマガ+)
近年、冬・低水温期のテクニックとして人気なのが、高比重ワームを使用したライトテキサスリグ。
中でもレイドジャパン「ファットウィップ3インチ」を使用したライトテキサスリグ(”通称:瞬テキ”)は、おかっぱりアングラーから絶大な支持を集めており、各地で釣果情報が上がっている。
雨降る中野池行って瞬テキなるものをやってみたらソッコー釣れたブラック。
その後夕まずめ期待して急いで海行ったら昨日と同サイズ、トップでつれた! pic.twitter.com/Zd5xhtKm3d
— けいた (@keita__bass) December 20, 2018
瞬テキって釣れるんやね! pic.twitter.com/9E3f1DQreR
— サンアリ-高校生釣り人 (@e1pDW5NkwQhNTPT) December 4, 2020
「瞬テキ」は、
ペグ止め(シンカーストッパー)無しで、3.5g前後の軽量なシンカーをトゥイッチさせ、バスに対して反射的に口を使わせる
…といったテクニック。
リアクション性が高いテクニックであるため、主に食性の釣りが効きにくくなる低水温期のバスに有効だとされている。
今回は、「ファットウィップ3インチの瞬テキ(ライトテキサス)」について、セッティングや使い方を書いていく。
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もくじ
冬バスを手にする近道。「ファットウィップ3インチ」の使い方とセッティング
(画像:レイドジャパン)
冬・低水温期のおかっぱりにおいて有効なテクニックとされている「瞬テキ(ペグ無しライトテキサス)」は、どんな使い方をするのがベストなのか。
一般的には、
…というのが基本だと言われている。
僕的に、ライトテキサスリグは年間を通して使える便利なリグだという印象もあるが、「ペグ止めを使用せず、トゥイッチで使用する」という点はなかなか興味深い。
使用するワームとしてはレイドジャパン「ファットウィップ3インチ」が人気。
ファットウィップ3インチを使った基本的な考え方・使い方について、レイドジャパン代表である金森隆志氏は以下のように語る。
(画像:ABEMA TIMES)
イレギュラーな使い方として、対リップラップにおいては、ベイトフィネスによる2.5グラム前後のシンカーを用いたペグ止めなしのライトテキサス。
こいつを小刻みに動かすと言うのは、ウチの江口俊介が近年よくやっている「瞬テキ」と言うヤツですが、これが思った以上にスタックせず、ベイトが逃げ回っているようなアクションを演出できます。
具体的には2〜3回パンパンとシャクってフォール。
メタルバイブのリフト&フォールのイメージで、短く強くシャクって落としての繰り返し。
スタックもしにくく岩の隙間にスルっと入ってスルっと出てくる。
リアクション効果も高いので、タフった時、春先や秋の終わりのように水温がちょっと低い時期におすすめです。
(引用:「金森隆志の岸釣りQ&Aパート2」129~130頁)
冬のバスは食性に頼った”食わせの釣り”では反応しないことも多く、ダウンショットリグやネコリグといったフィネス系アプローチではバイトを得られないこともある。
そういった際は、リアクションバイトを誘うようなアプローチが有効になることも。
ボトム付近で小魚が逃げ惑うようなトリッキーアクションを演出し、リアクションバイトを狙える…という部分は、”瞬テキ”を使用するメリットだと言える。
レイドジャパン「ファットウィップ3インチ」の冬用セッティング
ファットウィップ3インチを使用した”瞬テキ”のセッティングについては以下の記事でも解説したが、おさらいという意味でもう一度まとめてみようかと思う。
ライトテキサスをペグ無し状態で使用する「瞬テキ」のセッティングは、レイドジャパンのプロスタッフである江口俊介氏がインスタで解説してくれている。
瞬テキのセッティングの基本は、
●ペグ無し状態で使用する
●シンカーウエイトは2.7gが基本。場合によっては3.5~5g。
●フックサイズは#1/0
これがベースとなる。
消波ブロックやリップラップ・ゴロタ周りで使用するのがおすすめとのことだが、僕は障害物が何もないオープンなエリアでライトキャロのような感覚で使ったりすることもある。
使うスポットを限定しない器用さもあるので、意外と汎用性が高いリグだという印象。
●2.7gシンカーはコチラ↓
●#1/0フックはコチラ↓
「ファットウィップ3インチ」冬のおすすめ神カラー
ペグ無しライトテキサス(瞬テキ)を使う上で気になるのが、カラー選び。
冬場、瞬テキに使う「ファットウィップ3インチ」の神カラーについても江口氏が紹介してくれている。
ファットウィップには様々なカラーがラインナップされているが、江口氏が主に使用するカラーは以下の4種類だとのこと。
●マッディな水域で活躍する強めのカラー「スカッパノン」。
●ステイン〜クリアな水域で使いやすい「テナガエビ」。
●ワカサギなどの小型ベイトを彷彿とさせる「スモーキーパール」。
●水が透明になりやすい冬・低水温期でもバスに違和感を与えにくい「クリスタルシャッド」。
江口氏もコメントしているように、大体上記の4色を持っておけばどんなシチュエーションでも困るようなことはないだろう。
ワームのカラーセレクトの基本でもある「マッディ用、ステイン用、クリア用に揃えておく」というテクニックは、ぜひ押さえておきたいトコロだ。
●スカッパノン
●テナガエビ
●スモーキーパール
●クリスタルシャッド
冬の究極ウエポン!?「ファットウィップ3インチ」の瞬テキは冬バスを釣る近道なのか|まとめ
(画像:レイドジャパン)
ペグ止め無しのライトテキサスリグ(瞬テキ)は、冬・低水温期の定番メソッドとして今後も生き残る可能性大。
冬場におかっぱりで釣りをするアングラーは、ファットウィップを使用した「瞬テキ」を使って楽しんでみてはいかがだろうか。
●2.7gシンカーはコチラ↓
●#1/0フックはコチラ↓
●スカッパノン
●テナガエビ
●スモーキーパール
●クリスタルシャッド
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