もくじ
- 1 そろそろ当ブログが4周年を迎えます
- 2 PV数など
- 3 ほんの少しは影響力のあるコンテンツになったかも
- 4 バス業界の不況でライティングモチベが下がる
- 5 バス釣りブログ界隈は壊滅状態
- 6 これからバス釣りブログをはじめようと考える人へ
- 7 金目的のバス釣りブログ運営は修羅の道やぞ
- 8 文章を書くのが好き、記録目的ならブログは最高のツール
- 9 「金目的」だと100記事すら到達できない
- 10 ブログで1,000記事書いて学べること・ステップ
- 11 補足:ただガムシャラに書き殴っても人を動かすことはできない
- 12 「1,000記事を目標にしよう」→達成した結果…
- 13 そろそろブログが4周年。累計PVとか。バス釣り系ブログ運営論的な。これからバス釣りブログをはじめようと考える人へ|まとめ
そろそろ当ブログが4周年を迎えます
そろそろ当ブログが4周年を迎えます。
ありがとうございます。
今こうして記事を更新できているのは、ひとえに読者様の存在があるからこそです。
今後もできるかぎり記事を書いていこうと思いますので、どうぞ「まいんどくえすと」をよろしくお願いします。
「まいんどくえすと」管理人 たま
PV数など
記事数がちょうど1,000を超え、3年間の累計PV(観覧数)は300万PVを超えた。
月間PVはピーク時で25万PVくらいあった。
ほかの釣り系ブロガーがどのくらいPVを稼いでいるのかは知らないので、この数字がイカした結果なのかはわからない。
正直、ここ最近は集客やらPVやら”カネ”はどうでもよくなってきた感がある。
読んでくださる方が一人でもいるのなら嬉しいのだ。誰かのお役に立てているのなら、それで満足である。
とはいえ、PVが自身のモチベーションに関わっていたのは間違いないと思う。どっちやねん。
ほんの少しは影響力のあるコンテンツになったかも
年間100万回以上読まれているブログになったので、ほんの少しくらいは影響力もあるのかもしれない…なんていう淡い期待を持っていたりする。
そういえば、僕の言っている内容やフレーズを某バスプロにそのまんまパクられたこともあった。
さらには、僕の作成した画像が某有名釣具店で転載されていたこともあった。
ということは、少なくとも影響力がまったくないというわけではないのだろう。
バス業界の不況でライティングモチベが下がる
現在はバス業界も不況だ。
業界そのものにも不穏な空気が流れているということもあり、PVはピーク時よりもかなり落ちてしまった。
具体的に誰の影響が原因になっているかはここでは割愛させていただくが、少なくともそこにインターネットの存在が起因しているのは間違いないだろう。
自分の活動拠点となっているインターネットが大好きな業界を落ち込ませているという事実は、なんだか皮肉な話である。
バス業界の停滞にともない、僕自身のブログ執筆へのモチベーションもかなり落ちてしまった気がする。
ブログを本格的にはじめてから3年経ったが、9日間も更新しなかったのは初めてだ(釣具の入れ替えを考えていたら、いつのまにか9日も経ってしまった…17エクスプライドが安いんだよなぁ)。
たぶん、その傾向は僕のブログだけでなく、釣り業界全体のコンテンツにも当てはまるだろう。
人気メーカーの入手困難だったタックルを中古店で見かけるようになった。
皆、バス釣り業界の”洗脳”や”闇”とやらに気づいたのだろう。
プロとかに影響されやすい人はゲンナリしているかもしれない。立ちあがろう。自分らしく在ればそれでいいのだ。
バス釣りブログ界隈は壊滅状態
多くの著名バス釣りブログは更新を止めた。
残っているのは、地道に趣味スタンスで続けているブロガーたちのみである。
多くのブロガーにとっては「金の切れ目が縁の切れ目」か。言い換えるなら、「PV・収益の切れ目がブログ更新の切れ目」ともいえる。
僕自身もまとめ記事を書くので偉そうなことはいえないけれど、当ブログも金や利益ばかりもとめるのではなく、できるかぎりマイルドでウソのない記事の更新を続けていかなければ、と思う所存である。
というか、そもそもネット上の「ブログ」というコンテンツは、金目的のものではなかったはずだ。
それが元のカタチに戻っていっている、ともとれる。
ある意味、今のブログ界隈は平和になりつつあり、本来のモノになりつつあるのかもしれない。
そう考えると、今までが異常だっただけで、今の状況こそがブログ界の”正常”なのかもしれない。
カネ目的ではなく、まったりマイペースで楽しくブログ運営したいなら、今がはじめる都合のいいタイミングだといえるだろう。
これからバス釣りブログをはじめようと考える人へ
この項目では、今からバス釣り系ブログを立ち上げてお金稼ぎをしたい人や、「ちょっとブログを始めてみたいんだよね」と検討している人へおこがましくも助言をしたいと思う。
僕のブログ運営の経験があなたのお役に立つとうれしい。
金目的のバス釣りブログ運営は修羅の道やぞ
「バス釣りブログを運営して、お金を稼ぎたい!」と考える人は多い。
僕もかつてその内の一人だったが、3年間のブログ運営をとおしてさまざまなことを学んだ。
バス釣りブログの運営は、はたしてカネになるのか否か。
結論をお伝えすると、「カネ目的ならやめておいたほうがいい」になる。
夢も希望もない話だが、お金目的でブログを書くくらいなら、正直なところアルバイトをしたほうがまだ稼げる。それか外注・業務委託のライティング。
あるいは、広告費を稼ぎたいのなら、某動画サイトで人目につきやすい派手なパフォーマスをしたほうが”PVは”稼げるはずだ。
ただ、それらのコンテンツはブログと同じように「消費期限」がある。
いつ期限切れになるのかは定かではないが、いずれ飽きられてしまうということは忘れてはならない。
いずれにせよ、低迷中のバスフィッシング業界にかかわりながら「カネ儲け」をしようと企むのは、個人的にはおすすめできない。
ましてや、ブログ衰退期の昨今、これからバス釣り特化ブログでブログ飯(ブログ収入で暮らしていくこと)を狙うのは非常に困難な道のりである、とお伝えしたい。
文章を書くのが好き、記録目的ならブログは最高のツール
「バス釣り特化ブログで高収入を得ようとするのは極めて困難だ」と前述した。
しかし、あなたのブログ運営の目的が利益優先でないのなら、個人的にはぜひブログを執筆してほしいと思う。
あなたが「文章を書くことにエクスタシーを感じるタイプだ」という場合、ブログ運営はあなたの人生にほんの少しの彩りを与えてくれるだろう。
「営利目的ではなく自分の記録をブログに留めておきたい」という志でブログをはじめるのなら、ブログ運営は最大の効率ツールとして活用していけるはずだ。
ブログは釣行記録や学習記録を書き留めておくのに最適だし、過去の自分の行動を振り返るキッカケにもなるからだ。
愛用ルアーのフックサイズを記録したり、〇〇年代のタックルスペックをあらためて振り返るなどの活用法もある。
余談だが、自分の悩みをサーチしたときに、自分が過去に書いた記事がヒットし、その内容に励まされる…なんていうことはよくある。
先日、「バス釣りを引退しようか迷う」的なワードで検索をかけたところ、僕のブログがヒットした。
その記事を読み、「なるほど、僕は同じことを繰り返しているんだな。どうやって乗り越えたんだったかな」と振り返ることができ、冷静になったという経験をした。
ブログ運営はかならずしも営利目的でなくても構わないのだ。
昨今、ワードプレスを使ったバス釣りブログは営利目的のものが多い。
そのため、つい「まとめ記事」だとか「インプレ記事」などを書かなければならないと思いがちだ。
本当は、もっとカジュアルでも構わない。
もしあなたが「文章の読み書きが好き・記録をしておきたい」という目的を抱えているのなら、ブログの活用をおすすめする。
ブログ記事を作り上げるプロセスは、ある意味、創作活動ともいえる。
あなたがクリエイティブなことを好むタイプの場合、ブログ運営は最高の相棒になってくれるだろう。手放せなくなるはずだ。
「金目的」だと100記事すら到達できない
これからの時代のブログ運営は、金目的だけではやっていけない。
もちろんジャンルやアプローチにもよるだろうが、少なくとも「バス釣りブログでスピーディに楽して稼ごう♪」などと考えないほうが身のためだ。
「アフィリエイト収入を!PVを伸ばさなきゃ!売れる商材をPRしなきゃ!」なんていうことばかり考えていると、100記事到達するのが精一杯だと思う。
運営のベースに社会奉仕と個人的なキモチがかかわっていなければ続けていくことはできないだろう。
ちなみに、これは僕の体験談である。
上記のことは声優・俳優業界や、音楽業界にもいえることだ。
僕はかつてプロの舞台俳優・声優業界、ミュージシャン業界にいたが、カネ目的だと続けられない世界だった。
新人声優の1アフレコのギャラを聞いたら、マジで凹むと思う。
芸能界にはここでは言えないようなことが蠢いている。本当に好きでないと居られない世界なのだ。
そういえば、声優の大塚明夫氏も「金目的なら声優はやめておけ」といっていた。
なにごとも内的モチベーションがないと継続できないというわけだ。
ライティングで安定した利益を得たいなら、ブログ運営ではなくライターとして外注・委託業務をしたほうが確実だ。外注ならライティング作業を確実にお金に変換できるからだ。
が、その一方で外注・業務委託の場合、「どれだけ気合いを入れて美しい文章を書いても、どれだけ膨大なPVを稼げる記事を書き上げても、もらえるお金は一定額のみ」というデメリットも…。
いずれにせよ、ブログライティングを続けるためには、目的がカネだけになると続かない。
運営要素のなかになにかしらの「喜び・楽しみ」などの内的モチベーションがなければ、100記事すら書けないだろう。
300~500記事は書かないと話にならないのに。
ブログで1,000記事書いて学べること・ステップ
ブログの基本がわかるようになるまで、最低でも100記事かかる。
今の時代なら、最低でも300記事はほしいところだ。
ひと昔前までは「稼げるようになるまで100記事書け!」なんて言われていたが、近年は競争が激しいので、最低でも300~500記事は必要だと思う。
バス釣りブログは市場規模が狭いので競争も激しいのだ。
バス業界は「少ない顧客数を大勢のアングラーで取り合っている」というカオスな世界(レッドオーシャン)。
300~500記事は書かないと勝負にならない。
多くの人は100記事を超えたあたりか、1年後あたりに更新の手を止める。
100記事を超えたあたりが踏ん張りどころだ。
300記事で自分の未熟さに気づき、自分のやるべき仕事や需要が見えてくるだろう。
1~3年間更新をがんばって、この頃に力尽きる人も多い。
500記事でブログ運営やライティングの基本が身に付いたと感じるようになり、ブログの方向性も定まってくる。
また、ブログネームで検索をしてくれる人が出てくるのもこの頃。ブログの名が広まっていると気づく。
800記事で結果が数字に出るようになり、自分のブログの規模が大きくなったと感じる。
「ブログ飯、イケるんちゃう?」という淡い期待も湧いてくる。
1,000記事を達すると、良くも悪くも現実と諦めを突き詰められる。
業界の景気によるところもあるが、ある人は絶望するだろうし、ある人は見切りをつけてほかの仕事に就くかもしれない。
また、ある人は”趣味”と割り切ってマイペース更新に切り替えるかもしれない。
ブログ記事を1,000記事書き続けるには、社会奉仕の心と、読者さんへの感謝を忘れるべからず、だ。
数字はあとからついてくる。まずは100記事を目標に、ライティング技術を磨いていくべし。
補足:ただガムシャラに書き殴っても人を動かすことはできない
ちなみに、文章のクオリティがあがらなければ、100記事書いても誰の役に立たないし、利益も発生しない。
たとえ自分のコンテンツに500記事あっても、内容がよろしくないのなら誰の役にも立たない。少なくとも僕はそう自分に言い聞かせてきた。
どれだけ高尚なことを言おうが、どれだけ複雑で難解な理論を知っていようが、どれだけ社会的地位が高かろうが、読者さんに伝わっていないのでは意味がない。
ただガムシャラに500記事書いてもダメだ。これ、自分へブーメランになって帰ってきてないか?
とはいえ、個人的に楽しむなら、誰の役にも立たなくてもいい。
運営目的によって、やるべきこと(あるいはやらなくてもいいこと)や取り組み方も変わるというワケだ。
僕は今現在、1,000記事を超えたあたりに立っている。
今後どうなるのだろう。とりあえず10年は続けようと決めたので、今後も続けていく予定だ。
利益面においてはネガティブなことしか思い浮かばない。
が、ごく個人としては「まぁまったりマイペースに楽しみながら貢献していけばいいか。誰かの役に立っていればそれでいいかな」と思うようになった。
「1,000記事を目標にしよう」→達成した結果…
僕がブログをはじめた頃、とりあえず1,000記事を目標にするという志があった。
ほかの著名ブロガーが1,000記事を書いてたのを目の当たりにし、「著名ブログでもこれくらい書いているということは、まともにブログ運営ができるようになるまで1,000記事は書かなきゃならんかもな」と。
実際に3年かけて達成したのだが、その感想を端的に表現するなら「とくに何も変わりはしない」というのが本音である。
少しだけPVが伸び、いくらかの収入を得ることができた。
あと、少しくらいライティング技術も身についた気がする。
個人的に、ブログ運営でのもっとも大きな成果は、「読者さんとの出会い」に尽きる。
ありがたいことに、年に数回DMで応援メッセージや質問メールをいただくことがある。
書いた記事に反応があったり、お礼メールなどがあったりすると本当にうれしい。
リピーターの方の存在や、励ましのメッセージなどを送ってくださる人の存在がなければ、ブログ記事を1000個も書くことはできなかったと断言する。
この場を借りて、あらためて読者様に感謝したい。
そろそろブログが4周年。累計PVとか。バス釣り系ブログ運営論的な。これからバス釣りブログをはじめようと考える人へ|まとめ
当ブログが4周年を迎えたので、その報告を書いた。
さらに、おこがましくも、ブログ運営論っぽいことも書いてみた。
バス釣りメインのブログはレッドオーシャンなので、営利目的ではじめるのはおすすめできない。
ただ、非営利目的ならブログ運営は最高の相棒になってくれるので、マイペースに楽しみたい人ならぜひチャレンジしてほしいと思う。