かれこれ20年ほどバイクに乗っていますが、中型バイクから大型バイクに乗り換えたときの衝撃は今でも忘れません。
僕にとってのはじめての大型バイクチャレンジは、「恐怖」との戦いの日々だったと言っても過言ではない…。
大型バイク初心者がはじめてハーレーに乗ったときに感じた「恐怖」と、中型と大型に乗ってみて感じた違いについて書いていきます。
原付バイク2台(たしかDUO)→ヤマハ「ドラッグスタークラシック400」→ヤマハ「SR 400」→ヤマハ「シグナスX SR」→ハーレー「2012年式ワイドグライド」→ハーレー「2013年式XL883R」→ホンダ「グロム」(現在も所持)→ハーレー「2010年式ローライダー(ダイナ)」→ハーレー「2003年式XLH883 スポーツスター」(手放しました)
もくじ
大型バイク初心者がはじめてハーレーに乗ったときに感じた「恐怖」
ライディング技術は初心者レベルの僕が、はじめてハーレーに乗ったときに感じたのは「恐怖」でした。
大型バイク自体がはじめてということもあり、中型バイクに乗っていたときとは比べ物にならないほどの”恐怖心”を感じていたのです。
初心者にわかライダーには大型バイクはやや辛い…
以前は、ヤマハ「ドラッグスタークラシック400」や「SR 400」といった中型バイクに乗っていました。
実際には、ほとんど街乗り・ファッション的な乗り方しかしなかったということもあって、ライディングの実力はほぼ初心者と変わりません。
街乗り(とたまのツーリング)・通勤でしか乗っていなかったので、ライディングレベルはいっこうに上がらない…。
ある日、大型バイク(ハーレーダビットソン)に乗ってみたら、原2や中型バイクとはいろいろと違いすぎてビックリしました。
にわかファッションライダーである僕にとっては、ハーレーのような重量級大型バイクは扱いきれなかった。
初心者にはコントロールが難しく、常に「恐怖」との戦いだった
僕はアクセルワークや重心移動(カラダの使いかた)、ブレーキングなどの技術がクソみたいに下手くそです。
ライダーの技量は大型バイクに乗ったからといっていきなり向上するわけでもない、ということを痛感。
大型バイクは操作がムズカシイので、僕のようなへたっぴライダーには荷が重いと感じることもありました。
アクセルを軽くひねれば、猛烈な加速で〇〇kmも出てしまうし、ハーレーは車重が重いということも相まって、とっさの操作がやりずらいんですよね。めっちゃシビア。
実力が初心者だった僕にとっては、大型バイクは「恐怖」との戦いの日々だったといえます。
克服しようと結構がんばってみたのですが、どうにも限界があった。向き・不向きがあるのかもしれません。
ちらみに、原2と大型バイクでは、同じスピードでも恐怖感がまるで違うと感じます。なんでだろう。「コントロールできている」という意識があるからかなぁ。ホンダ「グロム(原2)」だと全然怖くないんですよね。
大型バイクに乗っている日々は、優越感はあったけど、へっぽこライダーの僕にとっては「恐怖」と向き合わなければならない日々でもあったのです。
実際に乗ってみて感じた、中型バイクと大型バイクの違い
僕はこれまで、原付、原2、中型、大型バイク…と乗り継いできたのですが、なかでも「中型バイクと大型バイクの違い」について悩まされました。
たとえば、以下のような感じで。
【にわかライダーが感じた、中型と大型バイクの違い】
●アクセルワーク
→中型バイクだと60kmくらいの開き方で、大型バイクだと80~100kmくらい出ちゃう。
アクセルワークがシビア。大型は街乗りシンドい。
●取り回し
→SR400とハーレーダビットソンでは、取り回しの快適さがまるで違う。
とくにハーレーは重量がべらぼうに重いので、コーナリングや駐輪するときなどは軽快さに欠ける。
●街乗りの快適度(カジュアル性)
→大型バイクは、「ちょっとそこの店(喫茶店、コンビニ、ラーメンなど)まで行ってこよう」というカジュアル感が薄め。たぶんバイクの種類による。
SR400はほとんど原2みたいな感覚で、「ちょっとそこまで」の街乗りにも使いやすい。
●ツーリングの快適度
→大型バイクは長距離だと疲れにくいが、中型はややシンドい。ドラッグスター400とハーレーを比べた場合、ツーリングにおいて排気量の差を如実に感じる。
大型バイクは「重い、デカい、速い、長距離がラク」という特徴がありました。
たいして中型バイクは、「軽い、軽快、コンパクト、近・中距離に向いている」という印象です。
いずれにせよ、自分に合ったバイクと出会いたいなら、用途や目的をクリアにしておいたほうが得策だと痛感した体験談です。
まとめ:下手っぴライダーに大型バイクはちとキツい。でも乗りたいなら経験値として乗ってみたほうがいい。
車重や排気量がデカい大型バイクは、下手っぴライダーの僕からすると「恐怖」を感じざるを得ないスペックだったといえます。
ただ、実際に大型バイクに乗ってみることで、いろいろと学べることもあったので、大型バイクの体験は決してムダではなかったとも感じています。
どうしても大型バイクに乗りたいなら、”経験値を積む”という意味でもチャレンジしたほうがいい。
大型バイクに乗ったうえで「やっぱり250ccくらいがいいかな」と思うのと、チャレンジしないで「私には250ccがちょうどいい…」と思い込もうとするのでは、かなり差があるのだ…と痛感した体験談でした。
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